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1148冊目 組織は合理的に失敗する
組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)組織は合理的に失敗する(日経ビジネス人文庫)
(2009/09/02)
菊澤 研宗

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評価:☆☆☆☆


 成功には合理的であることが必要とされる。しかし、合理的であることは必ずしも成功をもたらさない。何故なら、人間には能力の限界があり、客観的に全ての状況を把握することは出来ないので、限定合理的にしか振る舞えないからだ。

 結果、組織に属するある人物にとっては合理的な判断・行動が、組織には大きなダメージを与えうる。

 本書は二次大戦時の事実を例に挙げながら、なぜ今の我々から見たら非合理な作戦がまかり通ってしまうのかを新制度派経済学の立場から説明している。組織の失敗事例としては、ガダルカナル島における3度の夜襲敗退と大量の餓死者を生み出した悲惨なるインパール作戦があり、成功事例としては今村均のジャワ軍政と勝利した米軍に日本軍より多くの犠牲を与えた硫黄島の戦いがある。

 ガダルカナルはまだしも、あのインパール作戦が合理的とはどういうことかと思いながら読み進めたのだが、いつしか著者の指摘に納得する自分がいた。

 取引コストや調整コストといった、心理的な抵抗をも含む概念の導入で、インパールすら説明できるのに驚いた。

 では、あの不条理は何があろうと防ぐことは出来なかったのだろうか?

 答えは否である。人間が限られた知識しか持ち得ない限定合理的な存在であることを理解し、硬直化した組織運営をしないようにできるなら、不条理は避けられる。それが著者の指摘だ。

 過去の失敗を振り返る際には、あたかも全てを見通す神のような立場に自分をおいて見てしまいがちだが、それでは限定合理的であるがゆえの不条理に対抗することはできない。風通しの良い、批判をきちんと行うことのできる組織を築けるかどうか。それが分かれ目なのだろう。

 戦史に興味が有る方は、きっと他の事例にも当て嵌めて考えることができると思う。とにかく、新しい概念を教えてくれた本書に感謝。


関連書籍:
今村均―信義を貫いた不敗の名将今村均―信義を貫いた不敗の名将
(1999/06)
葉治 英哉

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硫黄島の星条旗 (文春文庫)硫黄島の星条旗 (文春文庫)
(2002/02)
ジェイムズ ブラッドリー、ロン パワーズ 他

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未分類 | 2013/02/17(日) 20:13 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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