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1146冊目 消えた魔球―熱血スポーツ漫画はいかにして燃えつきたか

消えた魔球―熱血スポーツ漫画はいかにして燃えつきたか消えた魔球―熱血スポーツ漫画はいかにして燃えつきたか
(1991/07)
夏目 房之介

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評価:☆☆☆☆


 超古典的な野球漫画に『巨人の星』を挙げるのに反対する人はいないであろう。古典的なそれに『タッチ』を挙げるのもまた、多くの人の合意を得られると思う。

 この2つの作品を隔てる大きな懸隔。それが、魔球の存在である。

 野球馬鹿としか言いようのないおっさん(このおっさん、ずっと定職につかずに貧乏暮らしをしていたくせに、息子がプロになると同時にライバル球団の監督になっちゃう。私ならグレる)に育てられた星飛雄馬と、その変態的なライバルたちは魔球の開発とその打倒に執念を燃やす。

 構えているバットを狙って投げて凡打にしてしまう大リーグボール1号。そんなにコントロールが良いならきちんと勝負すれば良いのに(笑)。そして、かの消える魔球、大リーグボール2号。なんと、土煙でボールを隠してしまう。おいおい、どれだけ土煙立ててるんだよ(笑)。究極は、なんといってもバットを避ける大リーグボール3号。空気抵抗がその原理であるとすれば、そのボールは風船より軽いぞ(笑)

 無粋なツッコミを入れてみたが、考えるまでもなく、魔球は物理学上不可能である。格闘モノに出てくる必殺技もまた、同じ。物理を超越した世界の話であった。その魔球や必殺技を編み出すための特訓や、ライヴァルの変態的な切り返しと新たなる必殺技の習得に物語の軸があった。

 そういう点では、ドラゴンボールは変態的な必殺技合戦の系譜に位置するだろう。

 ところが、そうした物語は段々と姿を消していく。消える魔球は、消えた魔球になってしまった。その象徴的なところにタッチがある、という著者の指摘には頷いてしまった。

 上杉達也、あの、甲子園出場を賭けた地区予選決勝戦の最終回でも風呂入って寝たいとか思ってしまう主人公に、がむしゃらな努力やら超人的な投球は似合わない。むしろ、真剣になりかかったところでうまく間を外す、あおの絶妙さがこそが、彼の性格に合っている。

 そう。マンガから必殺技はどんどん消えていってしまった。

 本書はマンガの変遷を追いかけている。あしたのジョーや巨人の星から、プロゴルファー猿まで様々なマンガを取り上げて、物語がどう変化してきたかを教えてくれるのは中々に貴重な機会だ。サインはVやエースを狙え等の少女漫画もあるので、少女漫画ファンも安心だ。

 ついでに、それぞれのマンガの雰囲気を伝えるために模写が入るのだが、これが上手い。ツッコミも楽しい。そして、昔のマンガってハチャメチャだったな、という感慨を抱くのもまた、良い。

 マンガ読みは、往年の名作を思い出しながら楽しく読めると思う。
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未分類 | 2013/02/13(水) 22:26 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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