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1144冊目 アメリカは恐怖に踊る

アメリカは恐怖に踊るアメリカは恐怖に踊る
(2004/02/21)
バリー・グラスナー

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評価:☆☆☆☆☆


 10代の犯罪が激増している。凶悪化している。しかも、低年齢化している。

 こんな叫びが、少年犯罪に対する罰則を厳しくする際、世に溢れた。一つのきっかけは、山口県光市で起こった母子殺害事件であろう。他にも"17歳の犯罪"と括られた、バスのハイジャック事件や人を殺す体験をしてみたかったと言って殺人事件を起こした少年の事件が思い浮かぶ。

 個々の事件がどれも痛ましく許し難いものであった一方で、しかし10代の犯罪は減少していて凶悪化も低年齢化も見られなかった。法改正(それはそれで良いものであったと考える)は、事実に立脚しては居なかったのだ。

 アメリカでも、同じようなことが多々ある、と本書を読むと実感する。

 日本でもニュースになるような、少年による銃撃事件。日本にいれば、人を殺す、それも大量に殺す以外に役に立ち用がないセミオートマチックの銃が氾濫していることが原因だと思うが、あちらの言い分は違う。暴力的なテレビ番組が悪いらしい。

 ところが、真剣に考えるとおかしな点が次々と出てくる。まず、凶悪犯罪の件数そのものは減少していること。同じ番組を見ていても、カナダでは犯罪が少なくアメリカでは多いこと。そして何より、暴力的なテレビ番組が犯罪をもたらすという証拠は存在しないこと。

 恐怖をネタにする人々(本書では恐怖商人と呼ぶ)により、本当に問題としなければならないとから目が逸らされ、もっともらしいかも知れないが原因とは関係のない物事がスケープゴートとされ、血祭りに上げられる。

 本書に挙げられる多くの例を見れば、論点の逸らし方には、論理の飛躍だけがあるのではない。差別や偏見が透けて見える。

 どうやって話が誤魔化されるのか。どうやって、偏見が存在感を得るのか。逆に、どうやったらこれらの過ちを避けられるのか。本書が教えてくれることは多い。

 日本でも、性犯罪との絡みでエロ漫画やエロゲームを法律で規制しようとする人々がいる。彼ら・彼女らの過ちも、本書の中にあるのと同じである。表現規制や言論の自由を真面目に考える方には、得るところが多いと思う。私も、本書で批判されている人々を反面教師として、冷静に考えていきたいものだ。
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ノンフィクション | 2013/02/09(土) 20:16 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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