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1138冊目 日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない

日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社プラスアルファ新書)日本の「食」は安すぎる 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない (講談社プラスアルファ新書)
(2008/03/20)
山本 謙治

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 食品添加物の多い食べ物と少ない食べ物、どちらが好きですか?あるいは、農薬を使った野菜と、無農薬野菜ならどちらが好きですか?

 こう聞かれて、添加物の多いものや農薬を使った野菜をより好ましいと思う人はいないだろう。私もそうだ。しかし、実際にスーパーに行って買い物をするときに見るのは何か。値段であろう。私もそうだ。

 安さを追求しすぎた一つの結果として、スーパーには異様に安い食品が並ぶことになった。どこが異様か?それは、国内で真面目に添加物や農薬を減らそうとする、あるいは伝統的な食品づくりをしていたのなら、採算割れが確実な値段であるということだ。

 本書では、多くの食品がありえないほど安いという現実が示されている。漬物、豆腐、納豆、伝統野菜、ネギ、牛肉、豚肉、ハム、卵、牛乳、ラーメン、ハンバーガー、山菜そば、椎茸、酢。これらを題材に、美味しいものを真剣に作るとどれくらいの値段になるか、そして、それらがどれほど美味しいかを熱く語っている。

 本書の良いところは、だからといって安易な添加物・農薬の排撃にはなっていないところ。添加物の規制やら農薬使用禁止に走るのは得策ではない。都市生活者の胃袋を満たすには、日持ちする食べ物が必須である。産地から離れたところに大量の食料を運搬するということは、添加物や農薬を必要とする、という意味だ。

 しかしながら、もっとできることはあるはず。添加物や農薬が嫌なら、それらが極力少ないものを買えば良い。不可能ではない。ちょっと余分にお金を出して、生産者を支えればよいのだ。自分が良いと思うものを作ってくれる人たちへの、ちょっとしたインセンティブ。それは、自分が欲しい物を入手しやすくする手段でもある。食品について話すのであれば、同時に国内の生産者を守ろうという話にもなろう。なにせ、遠距離輸送は自動的に保存料の使用を意味するからだ。

 この辺りの事情を、著者はこう語る。


(略)安い食を求め続けるということは、身近な日本国内の生産者・製造業者を生活できない状態に追い込んでいくということでもあるのだ。
(P.40)

 食品加工業界にいる友人は、コンビニやファストフードなどで食品を見るときには、必ず頭の中で原価計算をするという。そして、自分が基準値として持っている「ヤバイ線」を越えて安すぎるものは、絶対に買わないそうだ。
 「安いってことは、どこかにしわ寄せがいってるってことだよ。で、どこにそのしわ寄せがいくかといえば、食品の場合は、だいたい人の体さ」
(P.138)


 どれも頷ける主張だ。

 本書を読んで、もうちょっと食品にお金をかけて、美味しいものを食べるのも良いなと思った。ちなみに、私は添加物やら農薬やら防カビ剤を安全上の問題から避けるような愚は犯したくない。あくまで、美味しいかどうかに主眼があり、美味しいものは高いのであるから、そこにもっと価値を置くのも良いな、という意味である。

 興味を持たれた方は、まずは著者のサイト『やまけんの出張食い倒れ日記』を訪問して見ることをおすすめする。
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ノンフィクション | 2013/01/28(月) 21:48 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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