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1137冊目 ぼくには数字が風景に見える
ぼくには数字が風景に見えるぼくには数字が風景に見える
(2007/06/13)
ダニエル・タメット

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評価:☆☆☆☆☆


 著者は10ヶ国語を操り、円周率22,500桁の暗唱の世界記録を持つ。それだけなら、天才の自伝に過ぎなかっただろう。しかし、彼が映画『レインマン』で有名になったサヴァン症候群であり、しかも他人の感情を理解するのが難しいアスペルガー症候群であり、しかも数字を見れば風景が鮮やかに頭に浮かぶ共感覚者でもある。いや、だからこそ先に述べた能力を持った、というべきか。

 他人の感情を理解するのが困難なアスペルガー症候群を持つことは、特に子供社会ではさぞ受け入れられなかったであろうと思う。

 本書の前半で描かれる子供時代は、決して暗澹とした雰囲気ではない。だが、文章から当時の苦しみが強く浮かび上がる。いじめられていたわけではない。いじめようとする相手も、著者が思ったような行動を取らないがためにいじめられない。ということは、いじめっこからすら相手にしない、ということでもある。著者の孤独はものすごいものがある。

 それでもダニエル少年は愛情豊かな両親に恵まれ、友人も得ながら成長していく。その間の、アスペルガー症候群ならではの拘りでてんとう虫やらチラシを集めまくる様には微笑ましいやら感心するやら。

 前半でのサヴァンとアスペルガーの様を見ると、中盤から終わりにかけての著者の成長には本当に眼を見張るものがある。

 単身リトアニアに趣いて英語を教えるボランティアとなり、帰国してからはパートナーも得る。著者が才能を発揮できているのは、成長する過程で著者が多くの理解者に巡り会えたことが大きいのだろうと勝手に思わされた。2人の子の親として、著者の両親のように全てを受け入れ、愛する人間でありたいものだ。

 映画好きには、『レインマン』のモデルとなったサヴァン症候群の男性に会いに行ったところが興味をひくだろう。

 豊富な話題に包まれながら、共感覚という不思議な能力を持つ人から見た世界像を教えてくれている。人間の存在の不思議さに思いを馳せる、そんな一冊。


 なお、私がアスペルガー症候群の方の文章に触れたのは、『ずっと「普通」になりたかった。』だったと思う。他人の感情をほぼ全く理解できずに苦しむ女性の半生だった。もうちょっと軽いのだと、『僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活』。どれもアスペルガーという、これまた不思議な症状を持つ人には世界がどう見えているか教えてくれていた。興味が有る方にはお勧めしたい。


関連書籍
僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫)僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫)
(2008/06/30)
泉 流星

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ずっと「普通」になりたかった。ずっと「普通」になりたかった。
(2000/04)
グニラ ガーランド

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なぜかれらは天才的能力を示すのか―サヴァン症候群の驚異なぜかれらは天才的能力を示すのか―サヴァン症候群の驚異
(1990/10)
ダロルド・A. トレッファート

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ノンフィクション | 2013/01/26(土) 21:23 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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