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1133冊目 最後の理性―戦争は倫理的な行為である

最後の理性―戦争は倫理的な行為である最後の理性―戦争は倫理的な行為である
(2000/03)
潮 匡人

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評価:☆☆☆


 戦争が倫理的?そんな莫迦なと思って読んでみた。結果、少なくとも戦争が倫理的であると筋道建てて説明してはいないとしか思えなかった。

 日本が平和を享受できているのは憲法解釈は捨ておくとして、国軍たる自衛隊と、その庇護者たる米軍の力によるものであることは間違いのない事実である。しかし、その自衛隊への風当たりは目も当てられない程に酷いものであるとの著者の指摘には、頷かざるをえない。

 例えば北朝鮮の工作船の事件。あの時、自衛官はほぼ丸腰で軍隊規模の武装をしているであろう存在と対峙せざるを得なかった。交戦規定すら整っていなかったためだ。これはPKOの時にも問題となった。幸い、今では状況が変わっているようだが。

 専守防衛という思想にがんじがらめにされて、自衛官をも守れないシステムはおかしい。彼らが職務を遂行するにあたって、被害を最小化するために様々な手段を打つべきなのは当然だし、そう指摘する著者の言には賛同しかできない。法律面や装備面での整備を進めるには理性が必要であるのは論を俟たない。

 一方で、では戦争が倫理的かというと、そうではあるまい。戦争に備えないことで非倫理的な結果をもたらす可能性はあるが、戦争になどならないのが最善に決まっている。孫子の指摘する通り、戦わずして相手を挫かせることが最善であろう。その背後に軍事的なプレゼンスがあるのは当然のこととして。

 その辺りの考察が一足飛び過ぎて残念だった。田中角栄の一連の事件についてもあたかも陰謀論に与するような態度であることも評価を下げる。

 古い本なので、扱うネタが北の工作船やオウム信者の入居拒否等、古い感じがするのは否めない。しかし、国の姿がどうあるべきかを考えるのには、著者の立場に賛成だろうと反対だろうと良いきっかけにはなると思う。読みながら色々と考えさせられたのは良かった。



 それにしても、帯の石川好による推薦文には吃驚した。曰く、"民主主義を真に実践している国は戦争に負けない。なぜなら、よき民主主義国家とは国軍を正しく使う技術を持ち、これを尊敬する国民によって成立しているからだ"。んな阿呆な。寝言は寝てから言え。では、ベトナム戦争で勝者となった北ベトナムは民主主義を実践していたのか?アメリカは国軍を尊敬しない国民から成り立ってるのか?

 指摘しても、どうせ"真の民主主義を実践してない"とかなんとかゴネるのだろうが、だったら民主主義の定義なんていらない。戦争に買った方に"真の民主主義"の名を冠してやれば良い。この手の一見意外性がありそうで、その実は何も言っていない虚しい文章を書かせるなよ、編集。
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評論 | 2013/01/17(木) 22:24 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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