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1125冊目 インセスト幻想―人類最後のタブー
インセスト幻想―人類最後のタブーインセスト幻想―人類最後のタブー
(2001/11)
原田 武

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評価:☆☆☆


 もう10年くらい前、たまたま開いたお兄ちゃんとの大切な想い出が気に入って、一気に読んだ挙句にチャットに入り浸っていたことがある。私も博識を謳われるが(これだけノンフィクションを読みまくって博識と言われなかったら記憶力が絶望的に低いということだ)、そこには舌を巻くほどの博覧強記な人が居たのもあって、とても楽しかった。

 話が逸れたが、そこの影響があって購入はしたのであるが、延々と積読に埋もれていたのを発掘したのが本書。

 インセスト・タブーは世界中の民族で見られる。時代や場所によっては、その罪は死にも値するものとされた。一方で、インセスト・タブーが破られることは多々ある。行為のほとんどが密室で行われるし、実態も明らかにならないながらも、それなりに広く行われていることは明らかだ。

 なぜインセスト・タブーがあるのか。かつてプトレマイオス朝エジプトでは兄妹婚が為されていたという。かのクレオパトラも、弟と結婚していた。なぜこのような例外が発生するのか。インセスト・タブーの姿に挑む過程で明かされる事実の数々は、意外な話も多くて面白い。

 しかし、著者がやたらとフロイト派の言葉で説明をしようとするのは気になる。前世紀の前半に生きた人ならともかく、現在ではフロイトなど、学問的には歯牙にも掛けられていない。そのため、エディプス・コンプレックスの存在が云々などと言われると、それはあんたの勝手な解釈だろ?という疑問が鎌首を静止衛星軌道くらいまで持ち上げるくらいの勢いで立ち上がってくるのが玉に瑕。第一宇宙速度は7.9km/sなんですよ。

 アメリカの実験では、いろいろな異性が着たシャツの臭いを嗅いで、どの異性が好ましいかを聞くと、免疫タイプが最も離れた異性を好ましいとする実験結果がある。これは、自分とは異なる免疫タイプを持つ異性と結びつくことで子孫の免疫を強めようとする行為なのだろう。

 また、幼い頃に共に過ごした相手とは、結婚生活が上手くいかないことが多いという統計結果もある。これも、幼い頃に共に過ごす相手は家族であることが多く、それは即ち自分と免疫タイプが近い相手であることが背景だと思われる。

 フロイトなんかよりもこうした事実に触れて欲しかった。

 こうした欠点はあるが、歴史を探り文学作品を漁るかと思えば、近親者同士の子とそうではないカップルの子の致死率や奇形率を出すなど、話題が広いのは魅力。インセスト・タブーが成立した背景を考えるのには十分にヒントになっていると思う。

 正直、他人同士がどうしようと知ったことではないので、やりたい人はどうぞご随意に、但し、無理矢理はダメくらいにしか思っていないので、著者の問題意識には賛同できなかったが、祖母-孫間の、というのには大分びっくりした。世界は広い。。。

関連書籍:
精神分析に別れを告げよう―フロイト帝国の衰退と没落精神分析に別れを告げよう―フロイト帝国の衰退と没落
(1998/05)
H.J. アイゼンク、H.J.Eysenck 他

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フロイト先生のウソ (文春文庫)フロイト先生のウソ (文春文庫)
(2003/01)
ロルフ デーゲン

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ノンフィクション | 2012/12/27(木) 20:57 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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