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1123冊目 & 1124冊目 突撃お宝発掘部1、2  付 ザンヤルマの剣士
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評価:☆☆☆


 系列の幼稚園から大学までを同じ敷地に擁する真輝島学園。学生の総数に応じて、敷地は驚くほど広い。そりゃあもうファンタジーかと言うほど広い。学園内に電車が走る『コータローまかりとおる!』にも匹敵するくらいといえば分かる人には分かるであろう。

 その高等部には、沢山の部活がある。部活動は必修で単位にもなるのだが、生徒の自主性を重んじるため、正当な理由さえあればどんな部活でも設立が認められてしまう。勢い、妙な部活が乱立することになり、そうとなればまともに活動しないのに単位だけは貰おうとする不届きな部も存在する。

 風紀委員が実態調査に乗り出したため、ヒロイン(なのか?)も幾つかの部活を視察することになる。その1つが、どこからどう見てもいかがわしい、"お宝発掘部"。生徒会長のお褒めの言葉(と好意)を目当てに鼻息も荒く捜査に乗り出した彼女が遭遇したのは、無愛想で穴を掘るのが生きがいのマッチョと、何を企んでいるか分からない料理上手の優男。

 このたった2人の部活に潜入した(といってもバレバレなのだが)ヒロインの前で、折よく1つの依頼が舞い込む。友達と一緒に裏山にタイムカプセルを埋めたのだが、場所が分からなくなってしまったので探して欲しい、というもの。

 噂を辿り献に当たり候補地を絞り込むと、あとはひたすら掘るだけ。その間、ヒロインは料理を美味しく片づけたり穴掘りに参加させられたりと、監視活動に抜かりなく従事していたのが、気が付けば暴走族に襲われていたり、スコップで助けられたりと事件に巻き込まれていた。

 誰が邪魔をしようとしているのか。

 事件の内容も、規模も、大げさにならなすぎるのが良い。なにせ、探偵物だと一介の高校生が何件もの殺人事件に巻き込まれたりするから。殺人だとか宝物だとかを期待する方には拍子抜けかもしれない。むしろ、著者お得意の登場人物の思いに光を当てるドラマだと思えば良い。そこに宝探しとなると、ロマンを感じるか莫迦莫迦しいと思うか。そこで評価も分かれるものと思う。私は好きです。



 2巻では、故人となってしまった売れっ子作家の遺作原稿が、湖に沈むヨットに遺されているのではないかと娘に相談を持ちかけられるところから話が始まる。

 調査完了とはなっていないことからヒロインはお宝発掘部に仮入部どころか本格的に入部せざるをえなくなってしまう。なにせ、こんなにも怪しいのだから不正は眠っているはず。お宝発掘部の暗部を探ろうとする彼女の前に現れたのは、陰謀研究部(総員1名)の部長。湖探索はネッシーのようなUMAがターゲットだとか、宇宙人との密約がとか、頭が痛くなるような陰謀論をとっかえひっかえ持ちだしては、別の観点から不正を糾弾する。

 事態は収拾よりも混沌に向かうわけだが、そんな外野の妨害にも負けずに発掘部は今日も征く。果たして、ヨットを見つけることはできるのか。そして、湖底探索でスコップの出番はあるのか。

 それぞれの活躍するシーンの出し方が上手いな、と思う。ちょっとクサイ台詞を言ってしまうのが、また青臭くて良い。やっぱ、斜に構えるようでありながらロマンを追っている、というのが高校生くらいの男の子ですよ。

 こちらも楽しく読めた。

 本書に手を出したのは、昔大好きだった『ザンヤルマの剣士』の著者だから。というわけで、懐かしくなって再読したのでそのレビューもおまけで。

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 気が昂って、死ねと思ってしまった相手が本当に死んでしまったら?それも、1度や2度ではなく。

 主人公、鵬翔学院高校2年生の矢神遼は、従兄弟の朝霞万里絵が10年ぶりに帰国して同じ学校に通うと告げられ、憂鬱で眠れなかった。人付き合いが苦手だから。授業中に寝不足が祟って頭痛を起こした矢神は保健室へ向かう。そこには密かに想いを寄せる、養護教諭の片桐朝子がいるので、少し楽しみだった矢神だが、セクハラ魔神の柴本教頭が朝子にちょっかいを出すのが不快で保健室を飛び出してしまう。柴本死んでしまえと思いながら。

 その帰り、奇妙な紳士から不思議な剣を受け取る。30cmほどの、波打つ形の鞘に収められた短剣は、物理的に抜けるとは思えない形だ。夜になって、剣を抜くようにしたところ、そこに1m程の長剣が現れる。あり得ない。あり得ないながらも鞘に収める動作をすると、鞘が再び現れ、剣は収められた。次の瞬間、意識が暗転する。気づけば幽体離脱状態となっていることに気づく矢神。

 気づけば朝だった。登校した矢神を待っていたのは、柴本教頭の訃報だった。しかも、噂では寝室で斬殺されたらしい。死体は鋭利な刃物でバラバラにされていた、という。

 呪った人間が、自分が貰ったばかりのものと関連のありそうな状況で死んでしまう。矢神は焦るが、どうすべきなのかも分からない。なにせ、自分が犯人なのかどうか、はっきりしたことすらわからないのだから。

 剣を受け取ったのをきっかけに日常がガラリと変わってしまった矢神は、再会した万里絵と事件の真相を探るべく、行動を開始する。

 内省的な矢神の揺れ動く心と、サバイバルスクールで学んだ万里絵の決断と行動力が光る。理由も分からないまま殺されそうになるハプニングも経ながら、彼らは何を見るのか―――。

 舞台が現代のファンタジー。魔法のような技術と、その結晶である剣は出てくるが、どちらかというと主人公の成長を描く物語だと思う。

 殺人があったり、因縁の戦いがあったりするわけだが、誰も絶対の正義を信じてなどいないところが良い。地に足のついた世界観も。超絶的に博識な高校生が出てくるわけじゃなく、皆が自分の限界を見つめながら、無力さに悩まされながら、なんとかしようともがく。

 当時主人公たちと同世代だったからこそ面白かったのではと思っていたが、ダブルスコアのおっさんになっても十分に楽しかった。ファンタジーが好きな方は、手に入りにくいだろうが、もし見かけたら、読んでみても良いと思いますです。
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SF・ファンタジー | 2012/12/25(火) 21:46 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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