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1117冊目 戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか
戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)戦略の不条理 なぜ合理的な行動は失敗するのか (光文社新書)
(2009/10/16)
菊澤研宗

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評価:☆☆☆☆


 戦略のミスによる敗北は、伸るか反るかの勝負に出たばかりの敗北ばかりではない。合理的な推論を積み重ねたものであっても、見るも無残な、完膚なきまでの敗北を喫することがある。何故か。

 こう著者は指摘する。

 本書では、我々を取り巻く環境を「物理的世界」と「心理的世界」と「知性的世界」とに分け、それらに立体的なアプローチをしていくことが大切だ、と述べる。

 なぜそう言えるのか。まずは戦略論を追っている。孫子、クラウゼヴィッツ、リデル・ハート、そしてカール・ポパー。歴史に名を残す戦略思想家のエッセンスが、上記の立体的アプローチ、即ち立体的大戦略(キュービック・グランド・ストラテジー;CGS)である。

 ”特定の世界ではきわめて適合的な生存行動が他の世界では不適合となって淘汰されてしまうような事態を避けるためには、これら3つの世界の実在性を明確に認識し、それぞれの世界を対象として1つの直接アプローチと2つの間接アプローチを立体的に展開していく必要があります。”

 持論に持っていくまでの戦史が魅力的。ローマを一度は滅亡の淵にまで追い込んだハンニバル・バルカス、ヨーロッパを席巻したナポレオン、連合軍から砂漠の狐と恐れられたロンメル。

 こうやって見てくると、実は不合理と知れ渡っている日本軍の戦略も、精神力という心理的世界ただ1つのアプローチに特化してしまったがために失敗したのであって、決して合理性の欠片も無かったわけではない、ということになる。

 私としては、心理だの知性だのといった高次の活動は物理的世界、即ち物質的な裏づけがあって始めて成り立ちうる(倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知る、という奴)ものであり、拠って経つ基盤を無視した日本軍は愚かであると思うが。

 ともあれ、戦いにも企業戦略にも等しく戦略が重要であることは分かるし、多元的なアプローチが必須であることもすんなり理解できる。歴史として読んでも、ビジネス書として読んでも面白いと思う。



関連書籍:
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
(1991/08)
戸部 良一、寺本 義也 他

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戦略の本質 (日経ビジネス人文庫)戦略の本質 (日経ビジネス人文庫)
(2008/07/29)
野中 郁次郎、戸部 良一 他

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アレクサンドロス大王 その戦略と戦術アレクサンドロス大王 その戦略と戦術
(2004/01/26)
パーサ・ボース

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その他歴史 | 2012/12/13(木) 21:42 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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