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1113冊目 三国志の世界

中国の歴史04 三国志の世界(後漢 三国時代)中国の歴史04 三国志の世界(後漢 三国時代)
(2005/01/15)
金文京

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評価:☆☆☆☆


 後漢の中盤において若死する皇帝が相次いでしまったため、その末期は皇帝権力が形骸化、外戚と宦官と士大夫が権力を争うこととなる。

 このうち、まず権力を握ったのは外戚。特に梁冀という人物は、自分を跋扈将軍と呼んだ皇帝(質帝)を暗殺する等、天下を我が物とした。梁冀を排除するのに皇帝(桓帝)が頼ったのは、宦官。この時の功績で、今度は宦官が権力を一手に握ることになる。外戚が消えているので、対抗するのは士大夫階級、つまりは知識人である。と言っても、皇帝のベッドを管理する宦官の強さは伊達ではない。自分たちに歯向かう知識人たちを派手に弾圧してしまうのである。この弾圧事件を党錮の禁と呼ぶ。

 支配階級が権力争いにのみ汲々とするところに、寒冷化が襲う。もともと不安を抱えていた社会には、一気に不満が蓄積する。

 これが三国前夜の状態。この一触即発の時期に黄巾賊の叛乱が勃発、王朝崩壊への最後の一押しとなるのだ。あとはご存知、曹操、劉備、孫堅らが縦横に活躍する三国志の時代へと雪崩れ込んでいくことになる。

 本書は正史に基づいて、三国志までの流れと、三国鼎立から蜀、魏、呉の滅亡までを大まかに眺めることに加え、歴史の流れにおいて、三国時代とはどのような時代であったのかを解説してる。

 このうち、多くの読者に興味がある、英雄たちの活躍については、本書はあまり細かく触れては居ない。歴史の中に位置づける目的を果たすために必要なことと、三国志演義との違いは解説されてはいるのではあるが、少なくとも三国志演義を一通り知っていないことには分かりづらいのではなかろうか。

 しかし、演義を読んで正史へ一歩踏み出したい、という方には心強い味方になる。

 三国志は戦争の時代だけではない。後の中国文化に大きな影響を与えた時代でもある。有名なのは詩。それまでは不定形だったものが、五言あるいは七言へと系統だてられていくのは、曹操、曹丕、曹植の三曹。他にも宗教としては仏教が本格的に中国へ入ってくる。また、後々まで大きな影響を与える五斗米道もこの時代だ。劉備が蜀に入るにあたって口実としたのは五斗米道のリーダー張魯を討つためだったことをご存じの方も多かろう。

 国際関係も大きく変わらざるを得なかった。主に魏と呉が窓口となって、他国との遣り取りがあった。そのうち1つが邪馬台国の卑弥呼の話しであり、本書でもかなり詳しく解説されている。

 本書を読めば三国志以降の分裂の時代がどうして出来したかが分かりやすいのは利点。小説やマンガで英雄たちを追いかけるだけではもったいない!奥深い世界への水先案内人として向いていると思う。


関連書籍:

西晉の武帝 司馬炎 (中国歴史人物選)西晉の武帝 司馬炎 (中国歴史人物選)
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中国史 | 2012/12/04(火) 22:50 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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