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クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)
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評価:☆☆☆☆


 ニューヨーク州の片田舎、信号が1つしかない小さな町で、クリスマスを前に2人の10歳の少女が行方不明になる。彼女たちが通っていた学校は金持ちと変人しか居ないことで名を馳せているのだが、そこの卒業生であり、今では警官となっているルージュ・ケンダルも捜査に加わる。彼は10歳の頃、双子の妹を誘拐殺人で喪っていた。それ以来、彼の魂も巨大なキズを負っていた。その事件自体はすぐに犯人の神父が捕まり解決はしていたが。

 しかも、事件はこれだけではない。シリアルキラーによる連続殺人が疑われたのだ。その犯人は、クリスマス前に2人の少女を誘拐する。1人目はすぐに殺し、本命である2人目は、クリスマスにその死が明らかになるように仕組むのだ。

 今回の事件で誘拐された少女の1人が州副知事の娘であることから捜査チームが結成され、ルージュもそこに加わる。彼の前に現れるのが顔に大きな傷跡を持つプロファイラー・アリ。この女性は、顔のキズを隠すどころかむしろ誇らしげに強調し、ルージュの前に現れて言うのだ。「私はあなたの過去を知っている」

 一方、囚われの少女たち、ホラー映画フリークのサディーと親友のグウェンは、犯人の魔手から逃れるべく、必死の活動を開始する。

 物語はルージュたちとサディーたちのシーンを交互に織り交ぜる同一時系列としての複線化と、現在の事件とルージュの妹が殺された事件という異なる時間軸という複線化を行っている。そのため、話の深さ・広さは圧倒的だ。

 加えて、丁寧に作りこまれたキャラクターはいずれも魅力的だ。ホラーへの傾倒でこちらをゲンナリさせてくれるサディーが、誘拐された後に見せる勇気と友情に溢れた行動。グウェンの機知と、サディーほど勇敢になれないことへの負い目。過去が及ぼすルージュへの深い影響。いずれも作品に深みを与えている。

 間もなく迫る、クリスマスというデッドライン。後半は物凄い疾走感で、一気に読ませてくれた。ミステリという枠にだけ収めることは出来ない大作。何よりも、顔のキズをアリがまるで誇るかのようにしていたのかの秘密が明らかにされた時、深く掘り下げられた世界観を感じた。もうすぐ街がクリスマスに彩られる季節。興味を持たれた方は是非どうぞ。



 ……でも、ミステリに奇蹟はいらないんだな。
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推理小説 | 2012/11/05(月) 21:00 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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