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1090冊目 歌う生物学

歌う生物学歌う生物学
(1993/05)
本川 達雄

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評価:☆☆☆☆☆


 『ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学』で名を上げた本川さんが、今度は歌を引っさげて帰ってきた(だいぶ前に)。

 なぜ歌なのか。それは、大学生の生徒たちに授業中の注意力を切らさないための苦肉の策である。恐らくは著者の趣味も半分くらいあるのだろうが。

 ちょっとアレなタイトルに積ん読が長かったのであるが、読み始めてすぐに己の愚かな判断を悔やんだ。面白い。とにかく面白い。

 哺乳類は、例えばネズミは拳大で僅か3年で寿命を迎えるが、巨大なゾウは飼育下では70年も生きる。これほどまでにサイズも寿命も大きく違うが、しかし、心臓の鼓動の回数を比較すれば、等しく15億回となる。サイズに関わらず一定の比率で変化する、こうした特性をアロメトリーと呼ぶ。前著において紹介されていたこの考えは、本書においても引き続き大きく取り上げられている。

 ナマコの硬さが変幻自在に変わることに驚き、サンゴの武装に意外さを感じ、イソギンチャクとクマノミの共生に感心し、ナマケモノが合理的な生き方であることに納得する。いずれも、生物が進化の過程で身につけた、生き残るための戦略である。淘汰の篩をくぐり抜けてきただけのことはあり、本当に見事の一言に尽きる。

 そんな魅力的な話の合間合間に挟み込まれるのが、これら生物の不思議を編み込んだ詩である。シンガーソングライターでもある著者の面目躍如といったところだろう。韻を踏みつつ生物学の魅力を伝えるのは凄い。

 本業の生物学と歌に加え、研究生活に関するこぼれ話も読んでいて楽しい。沖縄に赴任した時の家中がアリだらけになってしまう話やら、アメリカの研究生活で感じた日本と欧米の科学の違いやら、恩師への献歌を巡るアレコレやらが面白おかしく紹介されているので、読んで飽きない。読み始めたら止まらず、一気に読んでしまった。

 難点といえば古い本なので手に入りにくいことだけ。生物の不思議と驚異を感じながら楽しめる傑作。興味を持たれたら、ぜひともamaz○nとかbook○ffで手に入れてみて下さい。


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生物・遺伝・病原体 | 2012/10/07(日) 21:11 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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