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1088冊目 山口多聞―ミッドウェー海戦の闘将

山口多聞―ミッドウェー海戦の闘将 (学研M文庫)山口多聞―ミッドウェー海戦の闘将 (学研M文庫)
(2002/08)
松田 十刻

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 太平洋戦争の帰趨を決定づけたのは、間違いなくミッドウェー海戦であろう。4隻の空母を擁し、太平洋に橋頭堡を築こうとする作戦は、全ての空母を喪失するという惨憺たる敗北に終わった。これによって、事実上、海軍の力は地に落ちる。

 最後まで戦い続けた空母・飛龍が海中に没する際、艦に殉じたのが本書が扱う山口多聞少将(死後中将に昇進)。海軍の将来を担うことを嘱望されていた闘将である。

 余談ではあるが、アメリカはブーゲンビル上空で山本五十六大将(死後元帥)を葬る際、更に有能な人物が後を継ぐことを恐れた。その可能性を検討したところ、彼よりも優秀なのが山口多聞であるが、既に戦死しているため、作戦遂行をためらう必要はないとされたという。

 そんな山口多聞の生涯を辿っているのが本書。幼少時代からかなり流す感じで進む中で、猛将ではあるが知米派で理性的な人物であることが伝わってくる。

 何よりもページが割かれているのは、当然だろうがミッドウェー海戦。司令部の愚かな判断に反対しながら、遂には抗しきれず、最後まで戦い続けて迎える最期は悲劇である。その悲劇を描き出すため、日本軍の暗号が解読されており米軍は日本軍の標的も攻撃時期も知ってきたことを記す等、海戦の流れを丁寧に描いている。ミッドウェー海戦の流れをざっと知るにも向いているかも知れない。



 それにしても、ミッドウェー海戦は実に愚かな戦いだった。まず、目的が悪い。機動部隊に課された使命はミッドウェー島の攻略と、敵機動部隊の撃滅。この性格が全く異なる2つの目的を持ったことは作戦の遂行に大きな影響を及ぼす。即ち、敵前での2度に渡る兵装転換と、将にその兵装転換の間に蒙った米軍の攻撃である。攻撃がこの最悪のタイミングでさえ無かったら、呆気無く3隻の空母を失うことは無かったかも知れない。(ミッドウェーで仮に勝っていたとしても、日本の敗戦そのものは揺らがなかっただろうが)

 ついでに、山口多聞の最期も、私としては疑問だ。恥を包み、恥を忍はこれ男児。捲土重来を期したほうが日本海軍のためであっただろう。潔いと言えば美談に聞こえるが、玉砕戦と同じく相手に利するばかりの行動と思えてならない。あくまで私の美学に過ぎないのではあるが。
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ノンフィクション | 2012/10/01(月) 21:43 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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