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1061冊目 科学と非科学の間
科学と非科学の間 (ちくま文庫)科学と非科学の間 (ちくま文庫)
(2002/08)
安斎 育郎

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評価:☆☆☆☆☆


 著者の安斎さんは、JapanSkepticsの会長を務められたこともある人物。その過去から分かる通り、オカルトに対して懐疑的な立場の方だ。その著者が、世に蔓延る誤った考えについてどう考えるべきかを説いているのが本書。

 科学ではまだまだ解けないことが世の中には沢山ある。科学者の多さを考えただけでもそれは分かる。だからといって、自分では理解できな現象に出会った時、神だとか霊魂だとか宇宙人だとか超能力といった類の人智を超えた存在に答えを求めるのは間違いだ。それは、知らないことを知らないもので説明しようとしているに過ぎず、根本的な理解には至らないから。

 かといって、例えば霊魂は存在しないと拒否することもまた、科学のあり方とは異なるように思う。なにせ、死後の世界があり得ないことの決定的証拠は存在し得ないからだ。無いものを証明するのは悪魔の証明であり、せいぜい霊魂はあるという主張の根拠が誤っているという指摘しかできないのだ。

 一方で、仮に神やら霊魂やら宇宙人やら超能力(ひっくるめてオカルトと呼ぶこととする)が確かに存在するのであれば、その解明は明らかに科学が果たすことのできるものだ。なにせ、客観的に存在が認められるものについて分析していくのが科学なのだから当然だろう。

 そうした点で、占星術や血液型占いといったものもだって、科学の対象になり得る。そして、既にこれらの占いが現実に合わないことが明白になっている。

 私が思う問題は、血液型占いが余りにも社会的に広く受けいれているがために、それが事実であるように思われ、差別にまでつながっていることだ。血液型のせいで就職差別に遭うようなことまであるとなれば、問題は深刻と言わざるを得ない。差別問題以外の何物でもない。本人にはどうにもならない特性で、しかも合理性のないことで人を区分けしているのだから。

 こうした不合理な考えが社会問題にまでなることは、残念ながら少なくない。オウム真理教に代表されるような、カルト宗教の害は国内外を問わず世界的な問題である。或いは、健康被害に遭う人々が後を絶たないこともある。

 だから、科学と非科学の境界をしっかり知って、非科学で済ませるべきところ(例えば自分はどう生きるべきか)と、科学に任せるべきところ(例えば進化論は正しいのか)とをはっきり分け、科学で判断すべき事柄に非科学を紛れ込ませないようにすることが必要だ。

 本書は平易な語り口と、一方的な決めつけに堕すことのない冷静な視点で、科学と非科学がどう住み分けるべきかを説いている。科学では解けない謎があると思っている方も、実はこんなことまで分かっていたんだと、逆に面白く思えることも多いのではないか。科学が拓いてきた知の地平は、明らかになった事実そのものも、発見に至るまでのドラマも面白い。それを多くの人に知って欲しいと思わずに居られない。

 それが、このヘボブログのレゾンデートルでもあるし。

関連書籍:
人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書)人間この信じやすきもの―迷信・誤信はどうして生まれるか (認知科学選書)
(1993/06)
トーマス ギロビッチ

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反疑似科学・反オカルト | 2012/06/24(日) 01:01 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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