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1055冊目 老ヴォールの惑星

老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))
(2005/08/09)
小川 一水

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評価:☆☆☆


 SF作家・小川一水さんの初の短篇集。収められているのは、『ギャルナフカの迷宮』、『老ヴォールの惑星』、『幸せになる箱舟』、『漂った男』の4編。

 『1984』的な全体主義社会の下、地下迷宮で懲役刑を過ごさなければならなくなった教師テーオ。与えられたのは丁度1日に1人を養えるだけの、キノコのような食料が自生する場所と、水場の書かれた地図のみ。だがそこには、同じ境遇でありながら、タンパク質への渇望からマンイーターとなった者たちが居た。そのため、囚人たちの間には極度の緊張があった。テーオはこの牢獄でどう生きるのか、という『ギャルナフカの迷宮』。

 ホット・ジュピターに生まれた奇妙な生命体の不思議な生態を描く表題作『老ヴォールの惑星』。宇宙人とのファースト・コンタクトの模様を描いた『幸せになる箱舟』。そして、陸地の無い惑星に不時着したパイロットが、命の危機は全くない広大な地平(水平、と言うべきか)で、たった一本の通信回線のみを頼りに行き抜く『漂った男』。

 どの物語にも奇抜なアイディアが織り込まれている。

 例えばホット・ジュピターで生きる生命体なんて、実際に存在するとは思えないが、それでも彼らが生きられる条件と、過酷な環境から導かれる彼らの生態にはかなりの思索が重ねられていることが感じられる。(それでも一代限りの生物がここまで器官や知性を発達させたことはご都合主義でしかないが)


 勿論アラはある。それが気にならないかといえば嘘になる。それでも、この見事なストーリーテラーの紡ぐ物語には、アラを覆い隠すだけの面白さがある。

 個人的には『漂った男』の孤独感と、彼を取り巻く人々の心の移り変わりにはかなりリアリティがあって、一気に読むはめになってしまった。寝なきゃいけなかったのに。

 SFが好きな方には堪らないであろう一冊。
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SF・ファンタジー | 2012/06/04(月) 23:47 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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