カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1040冊目 わが家は自閉率40%―アスペルガー症候群親子は転んでもただでは起きぬ
わが家は自閉率40%―アスペルガー症候群親子は転んでもただでは起きぬわが家は自閉率40%―アスペルガー症候群親子は転んでもただでは起きぬ
(2007/06/27)
星空 千手

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 アスペルガー症候群という疾患がある。自閉症の一つで、数字や特定の物事への強い執着、他人の心についての無関心さ等、自閉症に特有の特徴を持ちつつ、高い知能を持つことで障害が表に現れにくい面を持つ。

 著者は、第一子が”どうも他所の子とは違う”ことから、子と自分のアスペルガー症候群を知る。夫と、長女次男はアスペルガーではないのではあるが、家族の中で自閉率40%は確かに高い。ところが、そんな現実すら茶化して始まるのには、笑えば良いのか真剣になれば良いのか分からなくなってしまう。

 深刻ではありながらも単なる苦労話に堕しない、どこか突き放したような筆致が本書を読み易くさせている。文章の理解しやすさだけではなく、その時その時の苦労や、一家の悩み、それをもたらす長男くんの行動がイメージしやすいことも、本書を読み易くさせている。

 成長の遅さ、妙なこだわり等は、子を持つ人には切実なものというのが伝わってくるのではないか。うちの長男は、ちょっと言葉を喋るのが遅れていたため、妻は随分と気に病んでいたものだ。後に取り留めも無いことを延々としゃべり続けるようになって気に病んだことを悔やむようになったが、それが普通の親だと思う。他所の子との些細な違いがものすごい差に見えてしまうわけだ。

 本書は経験談なので、我々もちょっとひいたところから見れば、本書の目的は達成されているのかもしれない。そして、自閉症に限らず、その他の障害を社会がどうやって受け止めていくかを考えさせれば完璧だろう。

 アスペルガーは、障害を知能でカバーしてしまうところが厄介でもある。長男くんもIQで言えば130くらいらしいので、知能の点ではトップクラスに優秀と言える。だからこその苦労もある、という本書の指摘は重い。本書の功績は、こうした事実を広めることにあろう。

 明るさという点では、長男くんが悩みに悩んだ末に入った幼稚園選びが成功し、愛される環境に身を置くことができたことだろう。子供本人が背負った苦労には胸が痛むところもあるけれども、それは”普通の子”の多くも辿る道だ。少なくとも、私は小学生くらいの時にはもう浮いていることはどことなく悟っていたしね。(勿論、苦労の深さも量も自閉症児の方が圧倒的に多いのは確実だし、親子ともども苦労が絶えないのは想像に難くないが)

 啓蒙書というほど重くはなくアスペルガーについて教えてくる本。


関連書籍:
ずっと「普通」になりたかった。ずっと「普通」になりたかった。
(2000/04)
グニラ ガーランド

商品詳細を見る
関連記事
スポンサーサイト

ノンフィクション | 2012/05/02(水) 21:38 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。