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1026冊目 三国志と日本人

三国志と日本人 (講談社現代新書)三国志と日本人 (講談社現代新書)
(2002/12)
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評価:☆☆☆☆


 三国志はいつから日本に入ってきたのか。魏志倭人伝(正確には、烏丸鮮卑東夷伝倭人)の名は広く知られているが、こちらはあくまでも中国側が日本を記録していたもので、日本側の記録ではない。と思っていたら、何とも意外、日本書紀に三国志の影響が見て取れると指摘されているのを知って吃驚した。なんと、名詞を変えたらそっくり三国志、という記述がある、というのだ。本文が簡潔で、異説を幾パターンも併記する記し方が三国志と同じであり、渡来人が編纂に影響を与えた可能性がある、という指摘は目からウロコ。

 やがて太平記に至り、引用がかなり激しくなる。ストーリーとは無関係に(ついでにかなり過ちを含みながら)三国志の紹介をしている話があるなんて、作者は三国志にハマってたんだなあとにんまりさせられるではないか。

 そして江戸時代。翻訳に挿絵が付いて、三国志は本格的に民衆の間に広まっていった。読み物として人気を博していったことが、芝居で見る中国とは意識の違いを生んだのではないか、という指摘には頷かされる。芝居だと、どうしても正義のヒーローと悪役を色分けしてしまうから。だから中国では今も曹操は人気がなく、日本では曹操人気がある、というのは頷ける。吉川英治さんや横山光輝さんの三国志では、曹操は悪人には見えない。マキャベリストで癖が強いのは事実だとしても。

 日本で三国志が受容されるに至る流れはかなり要領よく纏められている。前述の日本書紀に始まり、『蒼天航路』や宮城谷さんや北方さんの三国志等、最新の話題までカバーしているので、三国志受容の歴史を辿るにはもってこいだ。それは即ち、日本文化に見られる三国志の影響、とでもなろうか。

 吉川英治から横山光輝、光栄のシミュレーションゲームと辿って来た自分の三国志遍歴分が、実に同世代の典型でおかしかった。

 これからも、三国志に魅せられた人が、新たなる三国志をもたらしてくれることだろう。ファンとして、その未来が楽しみである。
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未分類 | 2012/03/22(木) 22:55 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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