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1022冊目 大事故の予兆をさぐる―事故へ至る道筋を断つために
大事故の予兆をさぐる―事故へ至る道筋を断つために (ブルーバックス)大事故の予兆をさぐる―事故へ至る道筋を断つために (ブルーバックス)
(1998/03)
宮城 雅子

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評価:☆☆☆☆


 ハインリッヒの法則という経験則がある。目立ちやすい1件の重大事故の裏には、29件の軽微な事故と300件の事故には至らないヒヤリ・ハットがある、というものだ。交通事故で例えれば、1件の死傷事故の裏には29件の被害程度の小さな事故があり、間一髪で事故にならなかった300件のヒヤリがあった、ということになる。

 つまり、大失敗になるかどうかは、実のところ運の問題に過ぎない。だから、目に付いた重大事故にだけ注目して対策を講じることは、実は大した対策にならないのである。それよりもむしろ、背後に潜む膨大なヒヤリ・ハットを減らしていくことが重要だ。なぜなら、大事故を起こす土壌はそこに存在している、ということだから。

 本書では航空分野において行われている事故防止の取り組みから、大事故を防ぐために必要な事は何かを探っている。

 なぜ航空分野なのか。航空機事故は一度発生すれば大勢の命が失われること、人と機械と偶然が複雑に絡み合っていること等が挙げられている。そして、だからこそ、航空機事故については膨大な情報が集められてきた。例えば金属疲労の現象は、飛行機が謎の空中分解を起こしたことから発見されている。

 特にアメリカでは、事故に至らなかったヒヤリ・ハット(=インシデント)をかなり集めている。そこで大切なのは、インシデントは匿名の報告にすること、人事上で不利な扱いをしないことである。そうしなければ誰もインシデント情報を上げたりはしない。

 本書では、多くの事故事例を取り上げ、それがどうして起こったのか、どうすれば防ぐことができたのかという問題に取り組んでいる。『失敗学のすすめ』等で事故防止に興味を持たれた方には格好の類書と成るだろう。

 また、こうした努力が行われているから飛行機はこんなにも安全なのだと思うこともできる。実際、自動車事故のほうがリスクは遙かに高い。リスクについても考えを巡らせるきっかけになる一冊。


関連書籍:
最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか
(2006/10/19)
ジェームズ R・チャイルズ

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失敗学のすすめ (講談社文庫)失敗学のすすめ (講談社文庫)
(2005/04/15)
畑村 洋太郎

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ノンフィクション | 2012/03/08(木) 21:55 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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