カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1015冊目 生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
(2007/05/18)
福岡 伸一

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆☆


 人間は生き物。犬も猫も生き物。ネズミもシマウマもミミズだってオケラだってアメンボだってメクラチビゴミムシだって生き物。大腸菌とかコレラ菌、マラリア原虫なんかも入れてやっても良いかな。でも、石は生き物じゃない。時計も車も本もパソコンもそう。

 こうやって並べてみると、生物と無生物の違いは明らかに見える。しかし、その違いを明示しようとすると、途轍もない困難にぶち当たってしまう。今でも生物と無生物のあいだをはっきりと分ける境界線について、科学者の間ではっきりと統一された意見は無いのである。

 困難を呼び込んでいるのは、ウイルス。奴らは自分だけでは生物として完結していない。なにせ、自分だけでは増殖できないのだ。その代わり、宿主の細胞に入り込み、自分の複製製造機と化してしまう。ところが、彼らの材料も、材料を指定するための暗号も、全て生物が使うものと共通している。即ち、A、T、C、Gで表される、たった4種類のアミノ酸からなっている。こうした存在があるから、”生命の本質は何か”という問いには誰もが納得する答えは出せないのだ。

 技術的な限界からウイルスの存在に気付けなかった、ある意味で時代に恵まれなかった一人の科学者を追うことから本書は始まる。その人物の名は、野口英世。日本では偉人として取り上げられることの多い彼だが、外国での評価は全く異なる。彼は、何も成し遂げていないとされているのだ。

 野口の悲劇から説き起こし、ワトソンとクリックによるDNAの発見、狂牛病など、生物と非生物との間を巡る様々な研究を取り上げている。

 その中で、自らも研究者として関わった新発見に纏わる話が織り交ぜられて研究生活を送る中での緊張感を垣間見せてくれたりと、広い楽しみ方ができるのが特長。

 特定の機能をわざと欠損させたノックアウトマウスが、予想されていた障害を示さずに元気に生きているというトピックのように、生物が発達させた生き抜く力の凄さを感じさせてくれたことも嬉しい。評判に違わぬ素晴らしい作品だった。
関連記事
スポンサーサイト

生物・遺伝・病原体 | 2012/02/22(水) 22:22 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。