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1012冊目 プリオン説はほんとうか?

プリオン説はほんとうか? (ブルーバックス)プリオン説はほんとうか? (ブルーバックス)
(2005/11/18)
福岡 伸一

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評価:☆☆☆☆☆


 1997年のノーベル医学生理学賞は、脳をスポンジ状にして宿主を死に至らしめる恐るべき病気の原因として、プリオンというタンパク質であることを示したスタンリー・プルシナーに贈られた。同時に3人まで受賞できるノーベル賞において、滅多に無い単独受賞であることは、その功績の大きさを示していると言える。

 プリオン説は異説中の異説と言える。なにせ、病原体の正体は細菌やウイルス等ではなく、タンパク質だと言うのだ。これは、DNAから出た情報がRNAによる伝達を経てタンパク質に合成されるという、所謂セントラルドグマと大きく異なる。なにせ、タンパク質が単独で感染力を持ち、新たな宿主の体内でも増殖して毒性を発揮するというのだから。

 この一風変わった仮説が受け入れられたことには様々な理由がある。一つは、プリオン病とも総称される、脳をスポンジ状にしてしまう病気の病原体が、放射線に対して極めて強い抵抗性を示すこと。加熱にも強く、核酸分解酵素が効かない。そして、感染した犠牲者からは免疫反応が検出されない。これらは、病原体が生物やウイルスではないことを示唆している。加えて、家族性の病気もあるのだ。

 ところが、今や権威ともなった観のあるプリオン説には、まだまだ粗がある、と著者は指摘する。データの再検証、他のウイルス病との比較、そしてなにより、プリオン説で説かれる、異常プリオンのみの摂取による感染が確認されていないという事実。これらを丁寧に眺めることで、プリオン説には無理がある、と言うのである。

 プルシナーの主張を丁寧になぞり、そこにきちんと反論しているので読者に論点が分かりやすいのが魅力。

 私もプリオン説は正しいと思っていたのだが、そう思うのはまだまだ早計だったと思い知らされた。そして、ますますこの恐るべき病への興味が湧いた。なにより、ウイルス性だとすれば、この致死率100%という忌むべき病気に立ち向かう術が得られるかも知れない。今後の研究が楽しみである。




関連書籍:

なぜ牛は狂ったのかなぜ牛は狂ったのか
(2002/05)
マクシム シュワルツ

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生物・遺伝・病原体 | 2012/02/16(木) 22:45 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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