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1009冊目 生命の起源を宇宙に求めて―パンスペルミアの方舟

生命の起源を宇宙に求めて―パンスペルミアの方舟 (DOJIN選書36)生命の起源を宇宙に求めて―パンスペルミアの方舟 (DOJIN選書36)
(2010/11/20)
長沼毅

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆☆


 パンスペルミア説というのをご存知だろうか。地球の生命の起源が宇宙にある、というやや異端の説である。

 御存知の通り、生物は親が子を生む、あるいは分裂して同一個体を増やすことで子孫を残し、時代を超えていく。これからもそうだし、過去もそうだ。しかし、肝心のスタート地点で、我々はその当たり前が使えなくなることに気付かざるをえない。即ち、最初の生命である。

 地球に生まれた最初の生命について、有力なのは雷や紫外線のエネルギーによって複雑な化学物質が作られ、それがやがて生物へと進化したとするものだ。ユーリー-ミラーの実験等で、アミノ酸のような、生命に必須の化学物質が作られ得ることは示されている。

 だが、それで十分だろうか?そんな疑問を唱える人がいる。地球が生命を育めるようになった(地質学的に)直後から、既に生命が居た痕跡が知られている。余りにも早すぎることから、従来囁かれていた化学進化では説明がつかないのではないか?

 では地球の生命はどこで生まれたのか?宇宙からやってきたという仮説なら、早すぎる誕生を説明できるではないか!実際、宇宙空間で生命に必須のアミノ酸やアルコール類が見つかっているのだ。

 本書では、そんな異端ではあるが刺激には富んでいるパンスペルミア説がどのようなものかが解説されている。著者の想定する、生命誕生の場は、宇宙塵。生命誕生は極めて稀な現象だとしても、宇宙塵はそれこそ天文学的な数存在するので、どこかで生物が誕生したのではないか、とするのだ。

 どこまで説得力を感じるかは個人の感性に委ねられるので、興味が湧いたら読んでみて欲しいと思う。私としては、仮説としてはとても面白いと思った。


 ただ、私の感覚では、本書を楽しく読んだ後でも宇宙空間で生物が誕生したとは到底思えない。進化のダイナミクスは、自然淘汰によって適者が効率よく残ることにある。恐らくは、まだ化学進化の段階であったとしても。目のように複雑な構造ですら、進化に要する時間が僅か数百万年で十分だとされることを知れば、化学進化に数億年の猶予があり、地球には様々な環境があることを考えれば、生命が地上で誕生したと信じるに足りると思う。

 宇宙空間は紫外線や重粒子線から逃れらない空間だ。それはエネルギーにも成り得るが、複雑な化学物質にとっては破壊をもたらす影響の方が大きい。だから、宇宙空間での化学進化は、ある程度、せいぜいが炭素鎖で10~20程度が限界ではなかろうか。仮に運良く生命が誕生したとしても、宇宙空間での物質の希薄さから、宇宙で誕生した原初の生物は数を増やせないだろう。それが進化可能な惑星にたどり着く可能性は極めて低い。

 そう思いつつも読んでいて面白いのだから大したものだ。生命の不思議さを実感させてくれたことに感謝。
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生物・遺伝・病原体 | 2012/02/06(月) 22:53 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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実は私もパンスペルミア説に対しては、懐疑的です。非常に興味深い仮説だとは思っているのですが。
アミノ酸の左手型問題を調べれば何かヒントがあるかもと思いましたが、どうやら超新星爆発による影響で原始アミノ酸が左手型になるという臨床結果もあるようで、益々分からなくなっている次第。
でも、面白いですよね。
2012/02/17 金 00:18:37 | URL | ゲッター #-編集
>パンスペルミア説

私としては、化学進化がある程度のところ宇宙で行われたという部分には賛成、生命にまで発達したというのには懐疑的です。違う星で生まれたとなるとほぼナンセンスかな、といった感じです。

>でも、面白い

同感です(笑)
目が離せないので、更に面白い事実が明らかになる日を待ち望んでいます^^
2012/02/17 金 00:46:38 | URL | Skywriter #-編集
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