カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

998冊目 シルクロードの水と緑はどこへ消えたか?
シルクロードの水と緑はどこへ消えたか? (地球研叢書)シルクロードの水と緑はどこへ消えたか? (地球研叢書)
(2006/06)
不明

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 内陸部は、どうしても海からの距離が離れるため、水分不足により沙漠が多くなる。しかし、そうした自然的な要因を勘案しても尚、近年の沙漠化の進行は酷いと言う。本書の舞台であるシルクロードもその例に漏れない。

 『史記』の司馬遷が生きた前漢の武帝時代、西域経営に乗り出した漢はフェルガナ等を陥落させ、汗血馬と呼ばれる名馬を手中に収める。オアシス国家群の広がっていたこれらの地域のうち、とりわけ有名なのは敦煌楼蘭だろう。

 では、そのオアシスとはそもそもどのようなものなのか。本書はそこから説き起こし、環境の移り変わりの解説へ移る。歴史的な変遷をきちんと説明しているので、近年の変化があまりにも急で、人為的なものであることがハッキリ分かるようになっている。といっても、それが二酸化炭素による温暖化と結びつけるわけでもなく、灌漑の結果であるとする辺りは非常に冷静であり、好感が持てる。

 本書を読むと、水が貴重な資源であり、それも今や消費されつくされようとしている。人口増を吸収するため、灌漑可能な地域は既に灌漑されてしまっている。そこで水が消費されると、下流域へは水が行き渡らなくなる。結果、例えば”さまよえる湖”ロプノール湖は水が無くなってしまう、といったような異変が各地で起こっているという。

 日本にいると、水はありふれたもので、貴重なものというイメージは無い。しかし、実際は日本は決して水の豊かな地域ではない。一つは、人口密度が高いために一人当たりの降水量を見ると少なくなること、もう一つは、多くの川が急流のために利用できる時間が短いことによる。水は貴重な資源であるという認識のもとに読むと、水問題の現状が分かってくる。冷静ながらも問題の所在を的確に示している、なかなかの良書である。中国の歴史に興味があれば更に楽しめるおまけ付きなので、そちらの感心がある方にもお勧めしたい。
関連記事
スポンサーサイト

ノンフィクション | 2011/12/28(水) 23:35 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。