カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

979冊目 ナノテクノロジーの「夢」と「いま」
ナノテクノロジーの「夢」と「いま」 (文春新書)ナノテクノロジーの「夢」と「いま」 (文春新書)
(2001/12)
森谷 正規

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 ナノとは1000分の1(ミリ)の1000分(マイクロ)の1の1000分の1(ナノ)を指す言葉である。ナノテクノロジーとは、基本的にナノメートル、つまり1メートルの1000000000分の1(10億分の1で、10-9と表記する)で物質をコントロールしようとするものである。(ナノだのミリだのといった接頭辞を知りたい方はSI接頭辞を参照ください)

 そんなに小さなものを使う意味はあるのか、というと、実は大有りだったりする。例えば、小さくすることで表面積を上げることで触媒の働きを飛躍的に高めることができる。半導体なら高密度に集積することで更なる高精度化を達成できる(個人向けPCにはこれ以上の性能が必要とは思えないが)。また、潤滑油の代わりに用いることで劣化の無い潤滑剤にもなり得る。まさに夢の技術と言って良いだろう。

 一方で、ナノメートルの物質制御は、構成物質の分子レベルでのコントロールが必要であり、困難さを伴っている。夢が現実になるか夢で終わるかは、この制御技術に掛かっているわけだ。

 本書はこの辺りの基本的なことから説明してくた上で、ナノテクが現実になればどのような”夢”が実現可能かを説いている。その及ぶ範囲は広く、半導体を始め、医療、代替エネルギー等々と、可能性を感じさせられる。

 では、どのようなものがナノテクノロジーに属するのか。その一つに、フラーレンがある。炭素が60個集まってサッカーボール状の形状を取るこの分子は、例えば遺伝子治療に用いるDNAの運び手として期待が掛かる(低毒性であり、現在用いられるウイルスよりも安全性・確実性が高い)。

 そして、フラーレンが繋がった形状のカーボンナノチューブ。こちらは研究に日本人の科学者が先導的な役割を果たしていることからご存じの方も多いだろう。

 これらのものやフェムト秒レーザー(10-15秒)といった、驚くほどの技術の数々が紹介されているので、世の中にはどのような技術があるのかを探るのにも良いかも知れない。

 刊行が10年前と少々古い本なので、ナノテクノロジーの現状を知るには適していない。但し、研究テーマの困難さから、取り上げている主要な技術は今もまだ”夢”の段階にあるので、現状の何が課題なのかを知ることはできる。そういう点で、今もまだ価値を失っていないと個人的には思う。私としては本書から10年経った現在のナノテクについて、ますます興味が湧いてきたので、また機会を見つけて本を探してみようと思う。

 ・・・・・・やっぱり、積ん読しすぎるのも、ちょっと考えものかもしれない。この手の最先端の科学を扱ったものは、特に。


関連書籍:
天に梯子を架ける方法―科学奇想物語天に梯子を架ける方法―科学奇想物語
(2000/04)
ジェイ イングラム

商品詳細を見る

 軌道エレベーターの材料にカーボンナノチューブを使うという、夢のまた夢だろうが魅力的なアイディアを説明している。

無限アセンブラ (ハヤカワ文庫SF)無限アセンブラ (ハヤカワ文庫SF)
(1995/11)
ケヴィン・J. アンダースン、ダグ ビースン 他

商品詳細を見る

 月基地の近くでナノマシンが発見されたことから始まるSF。読んだのは刊行当初といえば歳がバレますね。
関連記事
スポンサーサイト

技術 | 2011/10/22(土) 20:49 | Trackback:(0) | Comments:(4)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

それにしても日立金属の高性能工具鋼SLD-MAGIC(S-MAGIC)の評判高いですね。少し前にその自己潤滑性とかいう話を日本トライボロジー学会で聞いたが、モリブデンとかカーボン、それにDLCコーティングなどの怪しげな論説とも整合し、油中添加剤の極圧効果にも拡張できる話は面白かった。そのメカニズムをひらたくいえば世界初かつ世界最小の本格的ナノマシンであるボールベアリング状の分子性結晶(グラファイト層間化合物)が金属表面に自己組織化されて、フリクションが良くなるということらしい。
2013/08/01 木 20:13:11 | URL | かじり屋 #-編集
> それにしても日立金属の高性能工具鋼SLD-MAGIC(S-MAGIC)の評判高いですね。少し前にその自己潤滑性とかいう話を日本トライボロジー学会で聞いたが、モリブデンとかカーボン、それにDLCコーティングなどの怪しげな論説とも整合し、油中添加剤の極圧効果にも拡張できる話は面白かった。そのメカニズムをひらたくいえば世界初かつ世界最小の本格的ナノマシンであるボールベアリング状の分子性結晶(グラファイト層間化合物)が金属表面に自己組織化されて、フリクションが良くなるということらしい。

済みません、当方は設備関係には疎く、ご紹介頂いた技術の凄さが分かりませんでした。
しかし、拝見するにナノテクノロジーを活かした技術が実用化され、しかも高い効果を得ているとのことに感激致しました!

浅学非才な管理人ではありますが、もし面白そうな情報がありましたらご教示頂けると嬉しく思います。

コメントありがとうございました。
2013/08/04 日 01:13:26 | URL | Skywriter #-編集
 自動車部品でブレイクしはじめたらしい。というのも自己潤滑性におけるナノベアリング結晶のメカニズムが明らかになってきたから。
 今後、黄金の未来が訪れそうな感じがします。
2015/05/24 日 05:35:30 | URL | 最強の弟子ケンイチ #-編集
このコメントは管理者の承認待ちです
2016/07/23 土 19:56:00 | | #編集
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。