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978冊目 ゾフィー21歳―ヒトラーに抗した白いバラ
ゾフィー21歳―ヒトラーに抗した白いバラゾフィー21歳―ヒトラーに抗した白いバラ
(2006/02)
ヘルマン フィンケ

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評価:☆☆☆


 白いバラという、非暴力主義でヒトラーを批判する学生グループがあった。彼らはビラを撒いて反ヒトラーを訴えたが、その行為は反逆罪とされ、中心メンバー5名は死刑されてしまった。

 本書で取り上げられているゾフィー・ショルは、その処刑された5名の中の1人。兄ハンス・ショルらと共に”白いバラ”に協力し、ゲシュタポに捕らえられた際には兄と2人で責任を被ろうとした勇気あるこの女性は、僅か21歳で刑場の露と消えてしまう。そのひたむきで激しく、そして短い生涯を追っている。

 本書を読むと、ヒトラーの支配を良いとは思っていなかったドイツ人が大勢いた事、一方で国家体制に従順でそこから一歩でもはみ出した者を排除しようとする偏狭なドイツ人もまた少なくなかった事が分かる。どこの国でも同じなのではあろう。しかし、だからこそ国家を批判することが自らの危険に直結することを知りつつも、ヒトラーに抗した彼らの勇気は讃えられるべきだ。暴力で暴力に対抗しようとしなかった判断は尊重されて然るべきだ。運動論として稚拙なところがあったとしても、それは間違い無いと思った。



 菅さんが首相だった時、ヤフーニュースで”ヒトラーは国を愛していたが菅さんは日本を愛していない点でヒトラーの方がマシ”だとする意見を見たが、そういった人々は菅さんがヒトラー並だったら処刑されていることに思いを馳せられないのだと思うと痛さしか感じられない。かつて自称進歩的文化人なる連中が、日本は帝国主義で自由がないのに比べてソ連や北朝鮮は素晴らしいと賛美していたが、ソ連で同じように政権批判をしていたら処刑されていたに違いないことと相似する。

 私が思うに、単一の価値観を絶対として、そこから外れている(あるいは外れていると信じこむ)者を罵倒する行為には醜さしか無い。例え、どれほど美しいスローガン、イデオロギー、思想、主張であっても同じ。そうした強さを持つ社会とはどのようなものか。私には、思想の自由、表現の自由があることだと思えてならない。色々なことを考えさせられた。




 それにしても、この訳者は何者なのだろうか。何か、こう、訳に尋常じゃないものを感じる。それは誤植に現れるのだけれども、例えばヒトラーを”ヒトフー”とか書いてあるわけです。あるいは、てにをはの”は”を、””と間違う。後者はそれこそ随所に出てくるので、読み進めようとして途中でズッコケそうになるのも一度きりのことではない。どこか、観光地で売られている外国製の怪しい日本語(私が見た中でのケッサクは、”ドレッシング”が”ドしッツング”になってたもの)っぽい感じがして残念だった。最新版では直っていることを願いたい。
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太平洋戦争・二次大戦・現代史 | 2011/10/17(月) 22:59 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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