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973冊目 隗より始めよ―小説・郭隗伝
隗より始めよ―小説・郭隗伝隗より始めよ―小説・郭隗伝
(2002/10)
芝 豪

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評価:☆☆☆


 戦国時代。北方の小国・燕は乱れに乱れた。

 混乱のきっかけは、王が聖人気取りにハマったこと。古の聖人・堯や舜が自分の後継者に子を据えずに優れた人間に後を継がせたことから、大臣の子之に禅譲してしまう。これを機に混乱する燕に、隣国の斉が介入。燕全土を支配下に置き、一時的に滅亡へと追いやってしまう。結局、子之は公子に倒され、他国も斉を攻撃する動きを見せたため、斉は燕から兵を引く。

 収まらないのは、その跡を継いだ昭王である。なんとか斉への復讐を遂げるべく、日夜頭を悩ませることになる。その昭王が、配下の郭隗に名士を招くには如何にすべきかと問うた。郭隗の答えは、「私を大事に扱うことから始めてください(まず隗より始めよ)」。その心は、自分のような浅学非才の者が大事に扱われるなら、もっと才能のある者はこぞって燕にやって来てくれるだろう、というもの。

 この逸話が事実だったかどうかは不明だが、その後、燕には陰陽家の騶衍、縦横家の蘇代(蘇秦の弟)、かの諸葛孔明が憧れた名将の楽毅らが続々と集結。富国強兵を遂げた燕は趙や楚を始めとする5ヶ国連合軍を率いて斉を大破し滅亡の縁に追いやることに成功する。

 郭隗という人物について知られているのは、この”隗より始めよ”の言葉だけだ。だが、著者はこの言葉と、燕の辿った歴史から、一つの小説を作り上げた。

 ここでは、郭隗は諸国を漫遊して知識を高め、祖国の窮状に心を痛めながらも、復讐には疑問を抱き続ける憂国の士として描かれている。その旅の途中で出会うのが、例えば荘子や孟子といった諸子百家だったり、孟嘗君や平原君といった名士だったりする。秦へ行っては法家の残した趙を訪れては胡服騎射の改革を進める若き武霊王と出会う。

 実に豪華な登場人物たちだ。戦国時代後半の、血で血を洗うような抗争劇が進行する最中のことはある。そこにあって時代に流されない、高い理想を持った人物を作り上げたのはお見事。燕に隆盛をもたらした昭王を中心に、その歴史を知ることができるのも嬉しい。血沸き肉踊るというわけではないし、ご都合主義的な点もあるのだが、それを措いてもなお楽しい本であった。
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その他小説 | 2011/09/26(月) 22:00 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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