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961冊目 「死体」が語る中国文化
「死体」が語る中国文化 (新潮選書)「死体」が語る中国文化 (新潮選書)
(2008/06)
樋泉 克夫

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評価:☆☆☆☆


 死をどう受け止めるか。それは文化ごとに大きく異なる。死人が蘇って悪さをすることを防ぐようにと死体を埋葬前にロープで縛ったり巨石を抱かせたりした文化もあれば、エジプトのように遺体をミイラ化させて保存しようとした文化もある。チベットでは輪廻を繰り返して再び苦しみに満ちた現世に戻らないようにと願い、ギリシアでは霊魂不滅が説かれることもあった。

 世界各地の様々な風習の中でも、中国における死体の扱いほど異色なものはあまり無いのではないか。まず、なんとしても故郷の地へ葬られたいという強い欲求。その願いは、異郷の地で亡くなった遺体を、遥々故郷まで送り届けるというビジネスをも生じさせた。

 驚くのは、2人の運搬人が前後から遺体を挟み込むようにして、2人+1体で飛ぶように走ったという話。運搬人は黒衣を纏っているというので、2人の間に棒を渡し、その棒に遺体の腕を結びつけて運搬すれば、それは私が子供の頃に流行したキョンシーの動きにそっくりになるということ。子役のテンテン(彼女可愛さに見ていた人も多かったはず)が活躍する幽幻道士は、この死体を送り届けるビジネスを扱っていたのかと思うと目からウロコ。

 そして、簡素化が進む日本の葬式からは想像もしがたいことに、今でもひたすら豪華に葬式を営むことが子孫にとっての義務となっているらしいところ。現地の調査結果も紹介されているのだが、とても理解出来ないほどの金のかけ方で、その背景となる思想についても語られてはいるものの、共感はできなかった。風習はすべてそういうものかも知れないが。

 皇帝や貴族だけではなく、庶民に至るまで派手に金をかける、というのは悪習の面があるのは事実だろう。そう考えると、三国志で合理主義者として知られる曹操が葬儀は簡素にするようにと強く命じたことも納得できる。一方で、関羽の首を孫権から送り付けられた際に、諸侯の礼で葬ったとされるのが相当に派手なものだったのだうろうとの推測ができるのも面白い。

 一方で、死体を食べることもまた多かった。魯迅は『狂人日記』において、狂人の言葉を借りる形で中国の食人の風習を嘆いている。歴史書にも、兵糧攻めに遭ったために、子を交換して食べた(我が子はさすがに殺して食べるのは難しいため)ことを初めとして、食人の事実には事欠かない。

 読めば読むほど、死への考えや死体の扱い方が中国と日本では大きく隔たっていることを実感させられる。そういう点で、死体を軸に据えて中国文化を語るのは面白い試みだと思う。


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シャドウ・リュウ

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 テンテンが活躍するシリーズ。めちゃくちゃ可愛かった記憶があるのだが、きっと今見たら、技術上のヘボさが目につくのだろうなあ。本当に映像技術の進歩は凄まじい物がある。

 子役の可愛さという点では、ハリー・ポッターと賢者の石の頃のハーマイオニーよりテンテンかなあ。
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ノンフィクション | 2011/08/17(水) 12:13 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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