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958冊目 三国志―演義から正史、そして史実へ
三国志―演義から正史、そして史実へ (中公新書)三国志―演義から正史、そして史実へ (中公新書)
(2011/03)
渡邉 義浩

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評価:☆☆☆☆


 三国志と言えば、普通は演義を指す。三国志演義は、三国志を元に作られた小説で、事実の取り上げ方の上手さに加え、劉備-諸葛亮を主役に据えることで前半の歴史の流れを説明し後半は悲劇的な物語となる、という、実に上手いストーリーを組み立てている。

 しかし、演義が余りにも広まっているため、では三国時代は実際にはどのような時代で、何が起こっていたのかを語ろうとすると、あちらは演義を語り、こちらは正史を語るといった齟齬が生じる可能性がある。正史から入る人もまず居ないだろうから、正史を語っているつもりで演義のネタが入ってしまうこともあるだろう。

 本書はそんな三国志の演義と正史の違い、そして正史と史実の違いを、まずは説明してくれる。演義と正史は兎も角、正史と史実の違いは?とお思いの方もいるかも知れない。しかし、正史というのが、権力者が正しい歴史書と認めたもの、という認識を持てれば話は変わるだろう。

 このあたりは本書で丁寧に解説されているので興味を感じたら是非読んで欲しいのだが、簡単に言うと、正史は魏を正当としているので、魏の君主を基本的には悪く書かない。例外は、晋を建てる司馬一族との権力争いのところだけ。

 例えば、赤壁の戦いは魏の記録だと遠征はしたが疫病が流行ったので船を焼いて撤退した、くらいにしか書かれない。その後の荊州失陥を見れば、これが史実からかけ離れているのは明らかだろう。

 その上で、本書が力を入れているのは、”名士”が実際にはどのような位置づけだったのか、ということ。名士の力は侮れなくて、劉備の蜀では荊州閥と益州閥が争い、呉では君主も陸家(陸遜の一族)を始めとする名士が時に君主の権力すら及ばないようになっていた。これらの知識を持っていることで、三国志をより楽しめるようになると思う。新書らしく、上手いことマニアックなことと基本的なことが押さえられているように思ったのだが、これについては私が少々マニアック側に偏っているので、評価は是非皆様で下してみて欲しい。
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中国史 | 2011/08/08(月) 22:13 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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