FC2ブログ
カレンダー
09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
957冊目 カラー版 マチュピチュ―天空の聖殿
カラー版 マチュピチュ―天空の聖殿 (中公新書)カラー版 マチュピチュ―天空の聖殿 (中公新書)
(2009/07)
高野 潤

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 ケチュア語で「老峰」を意味する、マチュピチュ。山の上に築かれたこの小さな都市は、山裾からはその姿を見ることができない。”空中都市”とも讃えられる所以である。

 マチュピチュを作ったのは、インカの人々である。首都であるクスコから100キロ強のところに位置するこの都は、恐らく宗教的な行事と深く結びついていたのだろう。仮に山城だとすれば、確かに力攻めは不可能だったかも知れない。しかし、食料を自給できないといった、致命的な欠点も抱えているため、城塞と捉えるよりも宗教施設と観た方が実情に即している。(実際、出土する遺物に武器はほとんど無いらしい)

 この幻想的な都市が宗教的な価値観の下に築かれたと言われれば、信じるに足るだけの証拠がありそうだ。それは、圧倒的な美しさである。カラー版を謳うだけのことはあり、美しい写真が満載の本書は、滅多なことでは行くことのできないマチュピチュの姿を垣間見せてくれる。

 インカが建国されてから、ラストエンペラーアタワルパの悲劇や王族トゥパク・アマルの叛乱と敗北を経て、スペインの侵略者によって滅ぼされる悲しい最後までの一通りを、伝承と共に解説してくれているところもポイントが高い。

 この美しい地がどのような意味を持っていたかは、まだまだ分からないことが多いらしい。だから、本書は魅力的な仮説として楽しむのと、数多く収められている美麗な写真を愛でるのが良いだろう。黄金から離れてインカ帝国を概説している、数少ない本だと思う。そういう点でも価値が高そうだ。

 
関連記事
スポンサーサイト




ノンフィクション | 2011/08/03(水) 23:46 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する