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946冊目 心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代
心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス)心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス)
(2010/01/09)
吉村 正和

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評価:☆☆


 イギリスはユーモアで知られているが、幽霊大好きなこともまた有名である。ロンドン塔は怪談の名所だし、幽霊のでると言われる物件は賃貸料が高くなる(日本と逆なのは面白い)と言われる。

 近代化ですらも、心霊という迷妄を切り開く光にはならなかった。思うに、死後の世界があって欲しいと願う心と、原初的なアニミズムにも通じるであろう自然への畏怖の念が、不合理な世界へと人を誘うのだろう。

 本書は、心霊の存否については問題としない。むしろ、心霊現象を人々がどう受け止めてきたのか、ということに焦点が当たっている。内容的には近代以降のイギリスの話であることから、先日読んだ『幽霊を捕まえようとした科学者たち』と被るところが少なくない。

 違いと言えば、本書が頭蓋骨の形状から人の性格を読み取ることができるとする、骨相学にかなりのページを割いているところだろう。今では疑似科学とされているこの分野だが、これが心霊と繋がりがあるというのは面白い。

 また、思想史的には、田園都市や社会主義とも結びつきがあった、とする視点には興味深いものを感じた。論理の流れを牽強付会と取るか人材の交流に不思議を読み取るかは分かれるだろうが、面白い視点だと思う。

 それにしても、この文章は無いよな、と思うくらい、文意が素直に頭に入ってきてくれない本だった。学者センセイにとっては当然に知っていなくちゃいけないことでも、一般人にはそうではないことは沢山ある。そのギャップを埋めるのが得意な人と不得意な人とがいるが、著者は後者らしい。念のためでも細かい説明や、分かり易い文章を心がけていればもっと面白い本になっただろうに、と思うとちょっと残念。興味が沸いた方には『幽霊を捕まえようとした科学者たち』をお勧めしたい。


関連書籍:
幽霊を捕まえようとした科学者たち (文春文庫)幽霊を捕まえようとした科学者たち (文春文庫)
(2010/02/10)
デボラ ブラム

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英国 妖精と伝説の旅英国 妖精と伝説の旅
(1997/04)
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幽霊のいる英国史 (集英社新書)幽霊のいる英国史 (集英社新書)
(2003/06/17)
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ノンフィクション | 2011/06/27(月) 23:48 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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