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943冊目 酒に謎あり
酒に謎あり (日経ビジネス人文庫)酒に謎あり (日経ビジネス人文庫)
(2004/08)
小泉 武夫

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評価:☆☆☆☆


 アルコール類ほど、人類の文化に広く根付いたものを探すのは、なかなかに難しいのではなかろうか。

 イスラム教のように、敢えて飲酒を絶った文化も存在するが、イスラム化する以前の中東一帯でも飲酒は行われていた。ビールはメソポタミア起源であり、労働の対価にパンとビールが与えられていたと言われる。勿論、ヨーロッパでは広くワインが愛され(ローマ帝国の版図は葡萄栽培可能な地域と重なるとか)、古代中国は酒池肉林の故事成語を生み出した。アフリカやアメリカ、そして勿論、日本でも酒が愛されてきたのである。

 アルコールの薬理作用、恐るべしという感じである。もっとも、今に生きる我々は、世界各地の先人たちが遺してくれた多種多様な酒を楽しめるのだから、ありがたい話だ。

 本書は、そんなアルコール飲料に潜んだ様々な謎を解説してくれている。

 例えば、日本酒。ワインであれば、ブドウを絞れば果汁に含まれる糖分で自然とアルコール発酵が始まるが、穀物のデンプンはそのままだと発酵しない。そこで、デンプンを分解する作業が必要になる。そこで、現在の日本酒づくりを解説する、というのが普通の流れかもしれない。しかし、本書ではなんと、口噛みの酒、つまり唾液に含まれる酵素を使ってデンプンを分解し、自然発酵させるという方法から論じ始める。

 ヤマタノオロチ退治に用いた酒はどのようなものだったか、焼酎の伝播ルートはどうだったか、中国の各種奇妙な酒はどのようにして生まれたか、ワインやビールはどのように作られるか、等々、本当に広い話題を取り上げているので、酒どころか文化や歴史を感じさせてくれるのが嬉しい。

 何が良いって、著者が本当に酒を愛していることが伝わってくるところ。それも、ワインや日本酒、ビールといった、特定のものを深く愛するのではなく、それぞれの酒のそれぞれの良さを愛している。章ごとに様々な酒を取り上げていくのに、これほど適した人もいないだろう。

 酒を好む全ての方々へお勧めしたい。私は、やはり料理を楽しむ時にはその料理に合った酒を楽しみたいと思うようになった。というわけで、取り敢えずはワインを飲みながら更新することにした次第でありますです。
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ノンフィクション | 2011/06/16(木) 23:03 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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