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940冊目 闘えない軍隊 肥大化する自衛隊の苦悶
闘えない軍隊 肥大化する自衛隊の苦悶 (講談社+α新書)闘えない軍隊 肥大化する自衛隊の苦悶 (講談社+α新書)
(2005/08/23)
半田 滋

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評価:☆☆☆


 ほんの少し過去、自衛隊を給料泥棒と罵る声が、決して小さくなかった。皮肉なことに、その声はソ連の脅威が存在し、自衛隊による抑止力が機能していた時代に大きかった。それは、左派的な思想の影響力の大きさを示していたのであろうか。

 その自衛隊は、二つの面から、変化を余儀なくされていく。一つは、今回の東日本大震災でもその持てる力が遺憾なく発揮された災害救助であり、もう一つは湾岸戦争後のペルシア湾の機雷掃海から始まる海外派兵である。

 本書は、このうちの海外派兵について、どのようにして自衛隊が海外へ送られるようになったか、派兵を重ねる中でどのような変化が起こってきたのかを中心に述べている。

 自衛隊を特殊なものにしているのは、タイトルにあるとおり、自衛隊が軍隊でありながら、戦いを禁じられているという点であろう。イラクへの派兵に当たっても、武力的にはオランダ軍の庇護下にあったことに示されるように、自衛隊が戦いに巻き込まれないように、最大の努力が払われてきた。

 しかし、現状は余りにも歪であるように感じられる。

 私個人としては、アメリカのように正義を振りかざして世界中に軍隊を派遣し、その地で戦いを繰り広げるのが正しい行為には思えない。しかし、武器使用の制限が厳しすぎ、身を守るための装備を持ちながらも、現実には身を守ることすらままならない状態で海外へ派兵してしまうような状態にも、とても承服できない。カンボジアPKFでは隊員たちが邦人を守るために人間の盾になるという、非人間的な方策まで考えられたというのだから、彼らを派遣する側のどうしようもなさは異常だ。

 では、どのようなあり方が正しいのか。本書はそのヒントに溢れているように感じられた。

 特筆すべきは、政治の働きかけのいい加減さ。決断しない、つまらない主導権争いに明け暮れる様は、派遣される方々のことを真摯に思っているとは到底感じられない。しかし、政治家がそんなにも情けないのは、国民のレベルを示しているに過ぎない。安全保障に関してきちんと勉強している人を、代表として選んでいかなければならない。

 また、イラク派兵では、官邸主導で情報の不透明化が推し進められた、と本書で指摘されている。秘密主義は為政者には都合が良いかもしれない。しかし、それは国民の間で知識や理解が深まることを阻害する。軍事機密であっても公開しろなどと莫迦げたことを言う積りなど無いが、あれも秘密これも秘密とやられては、不信感を募らせるだけだということを、為政者側には強く言いたいものだ。


 ・・・・・・なにやら、今回の震災で民主政権が言われていることと同じように感じるが、それは恐らく自民も民主も情報公開に対して同じような精神を持っているからなのだろうなあ。やっぱり、まずは国民のレベルが高くならないといけない。でも、それは絵空事なんだろうなあと思うと、やるせない気分になるのだった。


関連書籍:
イラク自衛隊「戦闘記」イラク自衛隊「戦闘記」
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ノンフィクション | 2011/06/05(日) 21:31 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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