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Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
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1442冊目 ガリレオの指―現代科学を動かす10大理論
ガリレオの指―現代科学を動かす10大理論ガリレオの指―現代科学を動かす10大理論
(2004/12)
ピーター アトキンス

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評価:☆☆☆☆


 ガリレオの指というのは何とも謎めいたタイトルだ。これはガリレオの技法、つまり科学という営みが知を永遠のものとしていることの象徴だ。

 尚、フィレンツェの科学史博物館には彼の右手の中指が保存、展示されているとの由である。

 ガリレオが科学史上に燦然と輝く偉人であることに異論はないが、指を丸で聖遺物ででもあるかのように飾るのはいかにも西欧的だなぁ。そんなものに偉大さを感じるのは、少なくとも科学的な合理性からはかけ離れた、信仰に属する行為に思われる。

 さて、本書は以下の10大理論を取り上げている。
1.進化ーーー複雑さの出現
2.DNAーーー生物学の合理化
3.エネルギーーーー収支勘定の通貨
4.エントロピーーーー変化の原動力
5.原子ーーー物質の還元
6.対称性ーーー美の定量化
7.量子ーーー理解の単純化
8.宇宙論ーーー広がりゆく現実
9.時空ーーー活動の場
10.算術ーーー理性の限界

 自然科学の広い分野を押さえていることが分かろう。著者はオックスフォード大学の化学教授で、理系の大学教育を受けた人は『アトキンス物理化学』のお世話になった方も多かろう。

 私?お世話になりましたとも。寝ずにいるのが大変でした。

 順に眺めると、人類が到達した知の広がりには感嘆するばかりだ。科学という営みの有効性がよく分かる。この手の話だと無視されがちな化学からもしっかりトピックが選ばれているのも良い。

 しかも、最後に算術を持ってくるのがにくい。理性の限界とあるように、最終的にゲーデルの不完全性定理で締めることで科学の限界までをも見据えた議論になっている。

 ただ、一般向けというにはレベルが高いかな、と思わされた。原子の性格を説明するのに、量子力学から求められる電子の軌道(s軌道とかp軌道とか)にまで深堀して説明しているので、じっくり読み込むのが必要である。

 しかも、それでも無限についての議論にはついていけなかった。

 入門書を読んで先に進みたくなった人向けだと思う。理解できるところはとても読みやすく面白かったので、科学書好きという方はぜひ挑戦してみてください。
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その他科学 | 2014/05/13(火) 19:59 | Trackback:(0) | Comments:(1)

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1441冊目 頭の中身が漏れ出る日々
頭の中身が漏れ出る日々 (PHP文芸文庫)頭の中身が漏れ出る日々 (PHP文芸文庫)
(2013/05/17)
北大路 公子

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評価:☆☆☆☆


 これもまたブクレコで存在を知ったのである。奇矯な女性のエッセイということで、本を読み疲れた時に読む本(かつてワケがわからないとツッコミを入れられたことがあるが、ツッコミを入れられるワケがわからない)に良いのではないか、と思って手に取った次第。

 が、これは失敗だった。実に危険な本であった。人前で吹き出しちゃったじゃないか。

 中身はと言えば、特に何があるというわけでもない日常系のエッセイなのだが、視点が独特なのか表現が妙なのか、とにかくおかしい。

 昼酒しては見知らぬおっさんにツッコミを入れられたり、ひたすら餅を食い続ける父親に噛んでくれと頼みこんでいたら母親が蒟蒻ゼリー12個一気食いの暴挙に出てみたり、過去付き合っていた男性が牛刀で貫かれたり、周りもネタに溢れている。

 重厚なノンフィクションを読む合間に読み進めると、ギャップの大きさにますます笑えます。読み終わった私の目の前で妻がゲラゲラ笑っているので、ノンフィクションを読まない人にも向いているかも知れません。
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エッセイ | 2014/05/13(火) 18:08 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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