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Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
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BK1書評の鉄人31号。
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1087冊目 さよならドビュッシー
さよならドビュッシー (宝島社文庫)さよならドビュッシー (宝島社文庫)
(2011/01/12)
中山 七里

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評価:☆☆☆☆☆


 主人公の香月遥はピアニストを目指す16歳の少女。祖父は有名な成金で、いささか露悪趣味的なところはある厳しい人物ではありながら、孫娘への愛情は厚いものがある。彼女の家に滞在中なのが、インドネシアの地震で両親を失った従兄弟、片桐ルシア。彼女もまたピアノの道を歩もうとしていた。他の家族がたまたま外出していた時に起こった火災で祖父とルシアが焼死、本人も全身に重度の火傷を負うまでは。

 それでも、彼女はピアニストとして生きる道を選ぶ。音楽学校で同級生の虐めに遭いながらも、有名なピアニスト・岬洋介の指導を仰ぎながら。

 ところが、肉親を失ったばかりの彼女の周りで次々と不審なことが起こる。誰が犯人なのか。何故彼女は狙われるのか。火事も何か関係があるのか。そして、遂に殺人事件まで起きてしまう。

 上記のミステリ要素に加えて、本書を特徴付けているのはスポ根要素。なにせ火傷からのリハビリも兼ねているため、動かない体をなんとか駆使してピアノを弾いて弾いて弾きまくる。気づけばクラシックの奥深さに魅せられてしまうおまけ付きだ。

 8回『このミス』大賞受賞作だけのことはあり、しっかりした設定と無理のない人物設定で引きこまれて一気に読んだ。クラシック好きやピアノ弾きにはぜひお勧めしたい。
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推理小説 | 2012/09/29(土) 22:41 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1086冊目 グラフはこう読む!悪魔の技法
グラフはこう読む!悪魔の技法グラフはこう読む!悪魔の技法
(2005/10)
牧野 武文

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評価:☆☆☆


 グラフは数字の羅列をヴィジュアル化することで理解を容易にさせてくれる便利なツールだ。

 しかし、人間の目は、客観的なデータをそのままに受け取るわけではない。錯視に錯覚が認識の邪魔をする。前後のデータが切り取られていて判断の材料になり得ないこともある。

 本書はこうしたグラフに潜む罠を解説し、グラフを見る際の一助になる。

 例えば少年による殺人が近年増加している!と主張する人々が出してくるグラフは、1990年から始まるものばかりである。確かにそのグラフを見ると正しいように見える。しかし、1940年台まで遡るとあら不思議、殺人事件はむしろ激減していることが分かる。(スタンダード 反社会学講座等を参照下さい)

 こうしたグラフを出してくる側は、自分たちの主張に都合の良いようにグラフを見せる技術を使ってくる。そもそもグラフは自分の意図する結論を相手にも認めてもらうためにあるものだとしたら、我々ができることは、グラフに隠された意図を見抜く技能を持つことだ。

 逆に、こうした技術を自分で使うこともできる。社会に出ればプレゼンの機会なんて幾らでもある。そうした時に、自分の意図を通せるように打てる手は打つべきだ。紹介されているのはデータの捏造のような不正なテクニックではないのだから。データを扱う機会の多い方は読んで得られることが少なくないと思う。


関連書籍:
反社会学講座 (ちくま文庫)反社会学講座 (ちくま文庫)
(2007/07)
パオロ マッツァリーノ

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未分類 | 2012/09/27(木) 22:35 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1085冊目 代議士秘書―永田町、笑っちゃうけどホントの話

代議士秘書―永田町、笑っちゃうけどホントの話 (講談社文庫)代議士秘書―永田町、笑っちゃうけどホントの話 (講談社文庫)
(2001/03)
飯島 勲

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評価:☆☆☆


 小泉純一郎元首相の秘書で、メディアに露出する機会も多かった飯島勲さんが経験した、永田町秘話をこれでもかというくらいに語っている。

 代議士のところに持ち込まれる陳情(中には就職の世話から裏入学の斡旋依頼なんてものもある)をいかに捌くか。変なものも無茶なものもあって、しかも線引が難しいので、秘書の手腕が問われるところだ。

 そして、なんといっても選挙。猿は気から落ちても猿だが議員は選挙に落ちればただの人と言われるだけのことはあり、当落は死活問題。だから、全国津々浦々で権謀術数の渦巻く熾烈な戦いが繰り広げられることになる。

 秘書はその中心にいるのだから、戦略を練り、兵隊(選挙協力のボランティア)を動かし、吝嗇家ではあるが金満家でもある名士を活用し、さりげなく相手陣営の邪魔をする。その裏をきっちり教えてくれるのは、面白くはあるのだけれども、生臭くてちょっとイヤな気分にもなる。

 特にいやらしく感じられてならないのは、地方での票固めの実態。『破綻国家の内幕 公共事業、票とカネ、天下り 利権の構造』で明らかにされている通り、本当に、選挙制度の悪用は酷い。議員はその中でしか育っていかないのだから、悲しくなる程に、組織ぐるみの選挙で多くが決している。

 我々自身が賢くならなくてはならない。きちんと見識を持たなくてはならない。それが民主主義国家で自由を享受する人間の義務だと思う。残念ながら、それだけの気概と能力を持つ人は多数派ではないのだろうなあ。

 取り敢えず、次の選挙では自分なりに考えて投票しよう。一番の問題は投票したい政党が絶無なところなのだが。。。

関連書籍:
破綻国家の内幕 公共事業、票とカネ、天下り 利権の構造 (角川文庫)破綻国家の内幕 公共事業、票とカネ、天下り 利権の構造 (角川文庫)
(2005/04/23)
東京新聞取材班

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ノンフィクション | 2012/09/24(月) 22:57 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1084冊目 気持ちのいい看護

気持ちのいい看護 (シリーズケアをひらく)気持ちのいい看護 (シリーズケアをひらく)
(2000/09)
宮子 あずさ

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評価:☆☆


 本書が書かれた時点で、ナースとして13年間勤めた著者が綴った、気持ちいい看護とはどのようなものかを巡るエッセイ。

 日々の生活から考えること、看護に当たる際の姿勢や思いを、特に話題を絞ることなく、天真爛漫に語っている。

 医療モノには多少の興味はあるので手にとって見たのではあるが、著者はちょっと自分を語りすぎなように思う。

 自分を語る時には、自分が遭遇した興味深い話(しばしば本人にはプチ不幸であったりする)にするか、普遍性を持った話をするか、ファンに向けて自分をさらけ出すかじゃないと面白くならないように思う。だから、書評の書き方として自分の話に持って行かないというお約束があったりするわけだ。

 私のように著者のファンと言うわけではない身には、自分語りでは余程のストーリーが来ないと、引き込まれることは無い。

 加えて、私が看護職にあるのなら著者の意見に対して賛否があっただろうが、そうでもないので、どうにも文章に引き込まれることが無かった。

 内輪向けのように感じられてならない、そんな一冊。


関連書籍:

ナースな言葉 (集英社文庫)ナースな言葉 (集英社文庫)
(2005/10/20)
宮子 あずさ

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エッセイ | 2012/09/20(木) 21:54 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1083冊目 グロテスクな教養

グロテスクな教養 (ちくま新書(539))グロテスクな教養 (ちくま新書(539))
(2005/06/06)
高田 里惠子

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評価:☆


 教養とは、「どう生きるか」を巡るものだ、との言があるらしい。確かに言い得て妙である。倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知ると春秋時代の名宰相、管中が述べているのと同じことであろう。つまり、食って寝て(究極的には食料を得るために)働くという、生きるに必要なこと以外の行き方を問うているのが教養である。

 であれば、教養は本来ならグロテスクなものではない。今を生きる全ての者に必要なものだ。文明化した現代に生きる我々だからこそ享受できる幸運ではあろうが。

 そして、著者も教養全般については必要だと述べる。では何が問題かというと、ここで批判されているのは、教養そのものではない。ハッキリ言ってしまえば、老人の懐古趣味に現れる時代、即ち旧制高校がその中心となっている。

 老人が懐旧しないで誰がやるのかと思えば、旧制高校の時代をただ懐かしむ人々の言説に腹をたてるのは大人気ない。エリート意識がどうたらと批判されているが、あの時代は仲間を見つけて群れて議論を戦わせ合うものだし。

 もう一つは、教養を持つと自称する者が陥りがちな、教養を持たない(と勝手に思う者)に対する上から目線の嫌らしさだ。こちらは、ええと、ちょっと耳が痛いです。これについては教養の嫌らしさはあるのは事実だろう。

 つらつらと本書を眺めはしたが、上記の多少の嫌らしさは分からないではないものの、どうにもグロテスクという強い表現が適しているように思えなかった。方々から論拠を持ってきて難癖を付けているだけのように見えて、著者の言に説得力が感じられなかった。評論の悪いところが出ていると思われてならず、ちょっと残念。
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評論 | 2012/09/18(火) 22:18 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1082冊目 だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ

だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだだれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ
(2008/02/28)
都築 響一

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 ミャンマーの民主化運動取材中にヤンゴンで亡くなったジャーナリスト長井健司さんは、生前「だれも行かない場所には、だれかが行かなきゃならない」と言っていたらしい。その言葉をオマージュしたのが本書のタイトル。

 読書家、それも、ベストセラーを追うばかりではない人にとっては、この言葉は痺れるのではないか。

 その言葉通り、カメラマンでもあり編集者でもありライターでもある著者が取り上げるのは、メジャー路線からはかけ離れたものばかり。それについて著者はこう述べている。

 自分の本は作れるけれど、人の本を批評することなんかできない。それでも書評という機会が与えられるなら、なるべく取り上げられることの少ない本を世に出してあげたいと思って、ずいぶんたくさんの、ベストセラー・リストにも平積み台にも縁のない本のことを新聞や雑誌に書いてきた。


 不詳私も、一般受けはしない本を中心に紹介してきた。それは自分の趣味ではあるのだけれど、一方で、ベストセラーなんか紹介しなくても他の人がやってくれるじゃないかという意識があったのは間違いない。だからこそ、このタイトルには心打たれるものがあったし、紹介されている本がいずれもマイナーで、そうでありながら魅力を放っていることに、正直な気持ち、嫉妬を感じざるを得なかった。

 男女の暴走族を扱った本から硬派なノンフィクションまで、実に幅広い本が紹介されている。そこに統一感など無く、ただただ出版の海に埋もれていくのは惜しいという観点から本が選ばれている。

 その自由さに痺れるのと、紹介されている本の数々に魅了されてしまったのだから、本書の罪は重い。いやほんと、読書家なら分かると思うけど、本は重いのです。引越しすると腰痛という体に感じられる形になってその結果が分かるほど。

 とりわけ、誰も買わない本は、価値がある。だってさ、ベストセラーなんて、所詮はどこでも手に入るし、後追いで情報を追えるわけで。だからこそ、良書でありながら消えていってしまう本は、誰かが買わなきゃいけない。そして、布教活動をしなくちゃいけない。

 そんな気概を感じさせてくれた一冊。

 そうだよね、ベストセラーを読んで、流行に従うだけが読書じゃないよね、と教えてくれる。

 困ったことは、積ん読が増えそうな気がすることか。
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未分類 | 2012/09/13(木) 22:45 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1081冊目 海と列島の中世

海と列島の中世 (講談社学術文庫)海と列島の中世 (講談社学術文庫)
(2003/04/10)
網野 善彦

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評価:☆☆


 独特の史観で中世の研究を行った網野善彦さんが中世の日本について縦横に語った論集。

 日本は海に囲まれ、大陸から孤立していたがために独自の文明が生まれた。

 しばしば耳にするそのような言説を、著者は再考の余地があるとする。日本と中国や朝鮮半島とはふかい繋がりがあったことが幾多の証拠から浮かび上がっていることを著者は示す。

 魏へ至った卑弥呼の使者、遣隋使や遣唐使といった使いだけではなく、倭寇のように日韓の結びつきがなければあり得ない現象もあった。また、対馬や鬱陵島といった島伝いに同じ文化が広がっているのは深い交流があったことを示唆している。そう指摘する著者の言葉は、証拠を前にすると重いものであり、日本が海の守りによって隔絶された地であるとは思えなくなる。

 海という、証拠は残りにくいながらもしっかりとした交易路があって、そして今の日本があることを意識させてくれただけでも読んだ価値はあった。



 が、これ、初学者が読むような本では無いですよ。

 何の説明もなしに伊予の河野氏なんかが出てくるのだけれども、私のようにその世界はほぼ無学な身には聞いたこともない話で、その河野氏がどうこうと深い話をされても、はあそうですか、としかならなかった。

 もうちょっと勉強してから出直したい。
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その他歴史 | 2012/09/10(月) 21:05 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1080冊目 破綻国家の内幕 公共事業、票とカネ、天下り 利権の構造
破綻国家の内幕 公共事業、票とカネ、天下り 利権の構造 (角川文庫)破綻国家の内幕 公共事業、票とカネ、天下り 利権の構造 (角川文庫)
(2005/04/23)
東京新聞取材班

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評価:☆☆☆☆


 破綻国家とは只事ではない。ギリシアに始まるヨーロッパの信用不安を見れば、国家が破綻することがどれだけ危機的なことか分かるだろう。日本の債務は、定義によるが1,000兆円前後であるという。

 日本が破綻していないのは、国債の受け皿が外国政府ではないという、たったそれだけの理由に過ぎない。カネを刷れば良いという言説も一部にあるが、それをやっても、結局はインフレになって国民の富を目減りさせる一方で借金を返すわけで、どう言い繕おうとも国民に負担を押し付けていることにしかならない。


 なぜこんなにも多額の借金を抱える事になってしまったのか。

 その答えの一つは、間違いなく振興策にある。手っ取り早く雇用を創出し、仕事を消費を確保するために公共事業に頼ったツケだ。今や、地方への公共投資を削減すれば、たちどころに生活できない人々が大量に発生する。

 経済の基盤は、実のところこんなにも脆い。

 この弱さを作ってきたのは、間違いなく政治家と官僚と、そのレベルの人々しか権力の側に送り出せなかった我々だ。元は税金であったり、預金者のものである金に群がって私腹を肥やす人々、カネの確保を自分の表に結びつけると同時に業者からのキックバックで潤う政治家、仕事の配分を通じて天下り先の確保に汲々とする役人。

 彼らは、今も日本を壊し続けている。いずれ破綻するのは分かっているその路線を、近いうちに痛みを味わいたくないというだけの、理念も何もない先送り姿勢が支えている。

 読んでいて怒りがこみ上げてくる。

 もういい加減に、クソ田舎に不必要なほど立派な道路を作って景気対策とし、ツケを子孫に残すような愚劣な真似は止めたい。一方で、田中角栄に端を発する、公共投資がなければすぐにでも枯死してしまう貧弱な地方経済があるのも事実だ。だから、この負のスパイラルから脱出する方策を考えなければならない。それこそ、税金の分配を考える人々が真に成し遂げなければならないことじゃないのか?

 時代も悪かった。東西冷戦下、社会党という現実から遊離した政党が野党第一党では、政権与党たる自民党に変わる勢力など存在しない。それは自民党という私的集団が国家とあまりにも強固に結びつける役割を果たした。権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する。その真理が、自民党と結びついた官僚組織に起こっただけの話であろう。

 こうした観点から、(民主党の是非は措くとして)民主党への政権交代は良かったと、私は思う。このまま切磋琢磨して、政権を担える政党の一角を占めて、そして権力を腐敗させないようになるのが、長期的に見て望ましい道だろうから。

 間もなく選挙の季節になる。その時には、こうした点を十分に考慮して票を投じたいものだ。
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ノンフィクション | 2012/09/03(月) 23:39 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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