カレンダー
11 | 2009/12 | 01
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

2009年 私的ベストテン
 このベストテン、たぶん絶対、一番楽しみにしているのは私。この一年で読んだ184冊のタイトルを眺め、あんな本と出会えた、あれは時間が勿体無かった、などと益体も無いことをツラツラ考えてながら選ぶのだが、印象に残った本のタイトルからはなんとも表現しがたい、懐かしいような気分が沸きあがってくる。これが楽しみなのです。

 ということで、超☆自己満足によるベストテンを早速発表~


10位  606冊目 いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉

いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))いちばん危険なトイレといちばんの星空―世界9万5000km自転車ひとり旅〈2〉 (世界9万5000km自転車ひとり旅 (2))
(2005/01)
石田 ゆうすけ

商品詳細を見る


 世界各地を自転車で放浪した著者のエッセイ。タイトルからして素敵である。なにせ、星空とトイレが並んでいる。こんな本、滅多にありませんよ。それは兎も角、エッセイを気に入るかどうかは、著者が世界をどう見ているか、どう表現しているか、を気に入るかどうかだと思う。私にはとてもツボだった。著者の世界の見方がきっと好きなんだと思う。


9位  637冊目 天才と分裂病の進化論

天才と分裂病の進化論天才と分裂病の進化論
(2002/07)
デイヴィッド ホロビン

商品詳細を見る


 精神分裂病が人類進化に大きな影響を与えたのではないか、との刺激的な説を唱えている。その意外さが本書の最大の魅力だろう。しかも、ここで述べられている説は検証可能性があるため、今後も発展が楽しみというおまけつき。天才を生み出すことで我々はこの進んだ文明を手に入れ、その天才を生み出す血筋が、逆に文明社会から浮いてしまうというのはなんたる逆説か。治療への新たな道が開かれることを願って已まない。


8位  591冊目 ぼっちゃん―魏将・カク昭の戦い

ぼっちゃん―魏将・〓昭の戦いぼっちゃん―魏将・〓昭の戦い
(2008/04)
河原谷 創次郎

商品詳細を見る


 オジオンさんに存在を教えて頂いた本。諸葛亮の第二次北伐に対峙する魏将・カク昭の息子の視点から語る戦いの姿、という異色の小説。北伐を防ぎ続けた曹真の食えない親父っぷりを始め、大胆な解釈を加えながらも不自然さを感じさせない完成度に驚いた。オジオンさん、今年も素敵な本をご紹介頂きましたこと、深謝致します。来年もよろしくお願い致します。


7位  715冊目 天涯の砦

天涯の砦 (ハヤカワ文庫JA)天涯の砦 (ハヤカワ文庫JA)
(2009/01/24)
小川 一水

商品詳細を見る


 こちらは悪友から借りた本。宇宙を舞台にしたパニックもの、ということで、パニックに至るまでの技術的な話が練られているのに感銘を受けた。SFはやっぱり世界の作りこみが見せ所ですよ!ハードSFが好きな人なら一気に引き込まれるのではないだろうか。


6位  650冊目 ナイルの海戦―ナポレオンとネルソン

ナイルの海戦―ナポレオンとネルソンナイルの海戦―ナポレオンとネルソン
(2000/05)
ローラ フォアマンエレン・ブルー フィリップス

商品詳細を見る


 ナポレオンの野望を打ち砕いたのがネルソンだった。ネルソンがフランス艦隊を撃滅したことにより、ナポレオンは食指を向ける先をロシアへ変え、一気に破滅への道を転がり落ちることになる。英仏で行われた海戦の模様を蘇らせている。ネルソンが卓越した指揮官であったことが良く分かった。今もトラファルガー広場に奉られているのも納得。


5位  620 & 621冊目    上下

チャイルド44
チャイルド44 上巻 (新潮文庫)チャイルド44 上巻 (新潮文庫)
(2008/08/28)
トム・ロブ スミス

商品詳細を見る

チャイルド44 下巻 (新潮文庫)チャイルド44 下巻 (新潮文庫)
(2008/08/28)
トム・ロブ スミス

商品詳細を見る


 スターリン治下のソ連が舞台、というのがまず度肝を抜かれた。暗黒時代の出鱈目な捜査に背筋が凍る思いがしたが、もっと恐ろしいのはこれが事実をモチーフにしたフィクションということ。穀倉地帯だったウクライナの飢饉、張り巡らされた秘密警察の情報網、そして恐怖のルビヤンカ。一気に読ませる傑作。”事実をモチーフにしたフィクション”なんて書くとMMRみたいだけど^^;


4位  581冊目 自壊する帝国

自壊する帝国 (新潮文庫)自壊する帝国 (新潮文庫)
(2008/10/28)
佐藤 優

商品詳細を見る


 ソ連が崩壊するという最中にあった辣腕外交官が、激動の日々を振り返って著した貴重な同時代の記録。知識人たちがどう動いていたのか、ダイナミックに記されているのが魅力だろう。インテリの世界の奥深さに思いを馳せることになった。思い返せば、本書が今年読んだ最初の本だった。その時には、まさかベスト3落ちするとは思わなかった。素敵な本に沢山出会えた証拠だろう。


3位  707冊目 自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来

自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)
(2008/12)
グナル ハインゾーン

商品詳細を見る


 人口学の立場から見ると、紛争地図はニュースから受ける印象と大きく異なる様相を見せる。自爆テロに駆り立てられる若者たちの姿から意外な事実を描き出しているのに脱帽。世界の見方がまだまだ甘いと思わせてくれたことが最大の収穫だと思っている。


2位  695冊目 地球温暖化は止まらない

地球温暖化は止まらない地球温暖化は止まらない
(2008/02/29)
デニス・T・エイヴァリーS・フレッド・シンガー

商品詳細を見る


 私がCO2による地球温暖化仮説に疑問を感じるのは、この仮説が中世温暖期を説明できないこと。こともあろうに、中世温暖期は存在しなかったなどとIPCCが抜かしたことすらある。厳然たる事実すら認めないのは科学じゃなく、信仰に過ぎない。この無理と無茶で成立する仮説を論駁しているのがこちら。ツバルが水没するなど、デマであることが明白(※)なことがニュースにもなってしまう昨今、騙されないためにも広く読まれて欲しい。

※ツバル周辺の海面上昇はたった5センチに過ぎない。それで島が沈むなどデマとしか言いようが無い。おまけに、ツバルが中世温暖期に沈まなかったことに注意。


1位  726冊目 神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く

神の棄てた裸体
神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く
(2007/09)
石井 光太

商品詳細を見る


 今年のベストはこれ。読み進める途中から、今年のベストと感じていた。心の奥底にまで楔が打ち込まれるような、

 優れたノンフィクションは、フィクションが何百万言を費やしても到達できない世界を見せてくれると、本書を読んで思わされた。性を売り物にするという、社会の中で底辺と見られがちな階層、それも性を抑圧するイスラーム世界での現実が余りにも重くのしかかってきた。この現実を、心に刻んでおきたい。




 今年も沢山の素敵な本と出会うことができました。コメントやメッセージでお勧めの本を教えてくださった方々、お勧めだと本を貸してくださった方々に深く感謝したいと思います。また、拙ブログが読者の方の参考になれば望外の喜びです。

 また、今年も多くのコメントやトラックバックを頂きましたこと、非常に嬉しく思っています。私の個人的な趣味でやっているブログではありますが、やはり継続に向け、大きな力になっております。もしお時間ございましたら、また来年も足をお運び下さいますよう、宜しくお願い致します。

 では、来年も良書に巡り会えることを祈りつつ、筆を置こうと思います。皆様、良いお年をお迎えください。
関連記事
スポンサーサイト
未分類 | 2009/12/31(木) 01:58 | Trackback:(0) | Comments:(2)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

764冊目 開かれた密室―Being As Unfixed
開かれた密室―Being As Unfixed (電撃文庫)開かれた密室―Being As Unfixed (電撃文庫)
(2006/03)
佐竹 彬

商品詳細を見る


評価:☆


 タイトルからして推理小説だと思って読んでみたら魔法の話でした。以上。

 うーん、ライトノベルは若年層向けに書かれているからなのか、雰囲気の合う・合わないがはっきり分かれるなあ。これは私にはダメだった、ということで。本格ミステリが好きな人は恐らく私と同じような反応を示すと思う。
関連記事
その他小説 | 2009/12/28(月) 23:25 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

763冊目 夢の科学 そのとき脳は何をしているのか?
夢の科学 そのとき脳は何をしているのか? (ブルーバックス)夢の科学 そのとき脳は何をしているのか? (ブルーバックス)
(2003/12/21)
アラン・ホブソン

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 フロイトの生み出した精神分析は既に失墜している。即ち、夢は、眠りにより理性が抑圧され、欲望に支配された無意識が表面に出てくるものだ、という妄想である。しかも、それが主に性欲である、というのがフロイトの主張だ。お前と一緒にするなよ、と言いたくなってしまう。

 では、夢は何なのか。脳科学の進歩によって、その答えが見え始めている。こちらの立場からすれば、夢は脳の持つ正常な働き、ということになる。夢における時間や場所や人物の唐突な変化や、その非論理性に疑問を持たないことなど、取り留めの無さも正常な脳が生み出す、というのはなんとも面白い。

 夢を科学でどこまで解明できているかを紹介しているのが本書。夢をもたらす脳の不思議を余すところ無く伝えてくれている。

 論理性の無さは何に起因するのか。動物は夢を見るのか。レム睡眠・ノンレム睡眠で脳に何が起こっているのか。いずれも知的好奇心を刺激してくれる。眠りと夢の不思議は、そのまま知的活動の不思議でもあるので、脳研究は今後も夢研究を続けていくと思う。今後も追いかけるのが楽しみだ。



関連書籍:
新装版 脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみ新装版 脳は眠らない 夢を生みだす脳のしくみ
(2009/08/06)
アンドレア ロック

商品詳細を見る


抑圧された記憶の神話―偽りの性的虐待の記憶をめぐって抑圧された記憶の神話―偽りの性的虐待の記憶をめぐって
(2000/06)
E.F.ロフタスK.ケッチャム

商品詳細を見る
フロイト先生のウソ (文春文庫)フロイト先生のウソ (文春文庫)
(2003/01)
ロルフ デーゲン

商品詳細を見る


精神分析に別れを告げよう―フロイト帝国の衰退と没落精神分析に別れを告げよう―フロイト帝国の衰退と没落
(1998/05)
H.J. アイゼンクH.J.Eysenck

商品詳細を見る

関連記事
医学・脳・精神・心理 | 2009/12/25(金) 23:57 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

762冊目 ドリトル先生の英国
ドリトル先生の英国 (文春新書)ドリトル先生の英国 (文春新書)
(2000/10)
南條 竹則

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 タイトルを見た瞬間、”ドリトル先生、好きだったなあ”なんて思いが脳内を駆け巡った。今でこそ偏屈丸出しな偏った読書傾向を持つ私だけれども、読書の原体験にかなりちかいところに、このドリトル先生シリーズがある。

 ドリトル先生は動物と話ができる博物学者である。英国のジェントリに生まれていながら、飾らない人柄と動物を愛する心の持ち主。あらゆる動物から好かれながら、人間社会からは浮いているため、なんと家事は動物たちが面倒を見ている。家政婦を勤めるアヒルのダブダブを始め、会計は梟のトートーが担当。他にも鸚鵡のポリネシア、豚のガブガブ、番犬のジップなど、魅力的な動物たちとの冒険譚に心躍らせたファンも多いだろう。

 そのドリトル先生が活躍した時代がどういったものだったか、ドリトル先生シリーズは勿論として、同時代を描いた多くの小説などから再現しているのが本書。

 本書を読むと、著者のヒュー・ロフティングが時代考証をしっかりやっており、設定した年代と大きな乖離の無い世界を作り上げているのが見て取れる。

 元が子供向けの話なので(そもそもが、著者が子供を寝かせる前に話していた創作話が出発点である)そこまでの考証がなされていたということが驚きだった。作中は19世紀前半という設定で、書かれたのは20世紀前半なのだが、その少し過去の時代を上手く描いている、というのが良く分かった。先生が博物学者、というのもその一端。

 もう一つ、ヒュー・ロフティングが当時にあって驚くほど異民族に対して偏見を持っていないことは特筆すべきだろう。勿論、時代背景もあり、僅かに人種差別的な言葉があるとは言う。しかし、偏見や差別的な発言がドリトル先生から発せられたことは無い、というのは凄いことではないだろうか。今に至るも子供たちに愛されている理由の一つかもしれない。

 また、日本の読者に幸運だったのは、訳者に井伏鱒二という偉才に恵まれたことだろう。本書の中で、訳者が何を思って翻訳をしたか想像するところが何箇所かあるのだが、そのどれも考え抜かれたものと思わせられる。

 著者と訳者のそれぞれの味が濃くにじみ出ている、まさしく名作だったのだと改めて思った。やがて我が子がこれくらいの話を理解できるようになったとき、また親子で楽しみたい。



 余談ですが、イギリスでは表現の問題で1巻以外は絶版とのことを、拙ブログにコメントを寄せて下さったことのあるマリさんのbook diaryのエントリで知った。うーん、そういった過去の文章まで些細な表現問題によって排斥するのは文化的な立場なんでしょうかねえ。移民問題などもあって、日本とは同列に語れないかもしれないのですが、折角の傑作を埋もれさせてしまうのは余りにも勿体無いと思います。
関連記事
その他歴史 | 2009/12/23(水) 22:42 | Trackback:(0) | Comments:(2)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

761冊目 日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか
日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか (講談社現代新書)
(2007/11/16)
内山 節

商品詳細を見る


評価:☆☆


 かつて、日本人はキツネやタヌキに騙されていた。昔話をめくればその手の話がひきもきらない。

 しかし、いつの頃からか、日本人はキツネに騙されなくなった、著者の研究によれば、それは1960年代を境にする、という。このあたりの年代で、日本人がキツネに騙されなくなる何かがあった、と著者は指摘する。

 一つは、学術的な問題。教育が行き届いたことにより、キツネに騙されるという考えが”啓蒙”されたのではないか、というもの。また一つは、照明などの完備によって闇が消えてしまった、というもの。これらは、誰でも考え付く理由だろう。著者はこれらに加えて、キツネの側からの理由、というものも考察しており、そこがなかなかに面白い。

 曰く、焼畑という森にとっても恵みの多い農法が行われなくなり、老獪なキツネが居なくなったため、というのだ。これは面白い。加えて、歴史に対する価値観という観点にも触れるなど、多様なアプローチを取っているのは評価できる。

 個人的に面白かったのは、日本人がキツネに化かされていたというのに、どうやら外国人は同じ空間で生活していてもキツネに化かされなかったという点。これは間違いなく、キツネに騙されるためには「キツネは騙すもの」という認識が無ければならないことを意味する。

 が、そこから広がりが無かったのがちょっと残念。

 文化人類学の世界では、呪いで人が死んだという報告がうんざりするほど存在する、という。力のある呪術師に呪いをかけられた、と信じることそのことが猛烈なストレスとなり、ために命を失ってしまう人がいる、というのだ。これはキリスト教圏の悪魔憑きも同じ。こちらは、偽司祭が適当なお払いをすると、セオリーどおりの展開で悪魔が落ちるという。

 こういった、キツネに限らない伝承の世界へ視野を広げたほうが面白い話も見えてくるだろうに、そこが無い。その代わりに、歴史的な価値観に話を持っていってしまっているため、どうしても説得力に欠けているように感じられてしまう。

 もう少し実証的な内容だったらもっと面白くなったのに、と思わずに居られなかった。
関連記事
神話・伝承 | 2009/12/21(月) 23:18 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

760冊目 タブーの漢字学
タブーの漢字学 (講談社現代新書)タブーの漢字学 (講談社現代新書)
(2004/11/19)
阿辻 哲次

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 漢字は表意文字であるだけに、あらゆる身近な事象が文字に仮託される。しかし、表意文字であるがゆえに、そこにはタブーが付きまとう。

 例えば、性に関すること。我々がたとえどれ程、性についてのことに情熱を燃やし、愛していようとも、それを文字にするのは憚られる。現在と同じように、過去の人びともまた性を表現するのに様々な心理的束縛を感じていたようだ。

 あるいは、誰もが忌み嫌う、死。この言葉は余りにも強い印象を与えるためか、婉曲表現が幾つも存在する。日本でも崩御、逝去、お亡くなりになる、などと避けるが、これは中国も同じ。それどころか、英語圏でも似たような表現があるというのは面白い。一方で、誰もが忌み嫌うところのもう一つのものである税金がタブーになっていなかったらしいのはとても不思議である。

 他にもサルは去るに通じるのでエテ(得て)と呼びかえるとか、梨が無しに通じるのでアリの実と言い換えたり、その言葉をズバリと言うことができないからと”○の字”と言ったりするのはなかなか面白い。しゃもじも、食事に関することをそのまま言うのは行儀が悪いからと、本来は杓子と呼ばれていたのを杓文字と呼ぶようになった、などという逸話に歴史と文化が感じられる。

 言葉は文化と歴史を背負っているものだなと改めて思わされた一冊。軽い読み物として面白いと思う。
関連記事
未分類 | 2009/12/19(土) 22:39 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

759冊目 最新・月の科学―残された謎を解く
最新・月の科学―残された謎を解く (NHKブックス)最新・月の科学―残された謎を解く (NHKブックス)
(2008/06)
渡部 潤一

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 日本が打ち上げた月周回衛星「かぐや」の活躍は、様々なところで報じられていたのでご存知の方も多いだろう。しかし、「かぐや」が何を探ろうとしていたのか、その詳細は余り知られていないのではないだろうか。

 人類を魅了すると共に恐れられてもきた、近くて遠い星・月は、地球にとっても大きな意味を持っていたという。もしも月が無かったら何が起こっていたのかは、刺激的な名著でずいぶん前に紹介した『もしも月がなかったら』に詳しい。

 この月の姿を明らかにするためにアポロ計画を始めとする多くの計画が立てられてきた。本書はアポロ計画以後に何が分かってきて、何が分かっていないのかを系統的にまとめていることで、「かぐや」の探査が持つ意義を明らかにしてくれている。

 論点が絞られ、それぞれについて丁寧な説明がされているのが嬉しい。月の表裏の構造が大きく違う謎や、月の海を作った火山活動、約38億年前に月を隕石群が襲ったかどうか、などの謎が提示されるとともに、「かぐや」がどうやってこれらの謎を解こうとしているのかを説明してくれているので知的好奇心がそそられる。

 「かぐや」の活動自体は終焉を迎え、「かぐや」は周回を辞めて月に降りたが、データ解析はまだまだ続く。その結果が明らかにされる日がとても楽しみになった。



 興味をもたれた方はこちらもどうぞ。かぐや公式サイト

関連書籍:
もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅
(1999/07)
ニール・F. カミンズ竹内 均

商品詳細を見る

関連記事
素粒子・宇宙論 | 2009/12/16(水) 23:07 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

758冊目 巨流アマゾンを遡れ
巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)
(2003/03)
高野 秀行

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 本書は奇妙な成り立ちをしたという。元々、『地球の歩き方』のフロンティア・シリーズなる、旅行者が余り行かないところを紹介するために書かれたのだが、著者は高野さんだから普通に終わるわけが無い。気づいてみれば、完成したのはガイドブックならぬ旅行記だった、という。

 内容はといえば、タイトルの通りアマゾン川を遡って、源流まで行ってやろう、というもの。この時点でガイドブック失格である。

 著者は、現地の言葉を覚えてそのまま生活に溶け込んでしまう。従って、楽しみ方も一般的な旅行者がやるようなものではない。闇夜にボートでワニ狩りに連れて行かれたり、インディオ達の集会に参加してみたり、果ては元麻薬のバイヤーだったという男と仲良くなって見たり・・・・・・。

 ワニ狩りなどの似非自然体験などなら普通の旅行者も楽しむかもしれない。しかし、残りはやらないだろ、そんなの、というものばかり。いやはや、これを出版したとはなんとも太っ腹な話である。

 そんなわけで、ガイドブックとしては明らかに失敗作。アマゾン流域を訪れようと思ってこの手に取った人は笑いが止まらなかったか怒りに震えたか、どちらかではないか。でも、そこはやっぱり高野さん。ガイドブックという概念を棄てて、読み物として読むなら面白いのである。

 のどかで楽しいだけの、そんな旅とは一線どころか五線くらい画した、変な世界が広がっているのを目にすることができるだろう。でも、いつかアマゾンへ行くとしても、本書を頼りにはしないだろうなあ。
関連記事
未分類 | 2009/12/14(月) 23:42 | Trackback:(0) | Comments:(2)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

757冊目 英国 妖精と伝説の旅
英国 妖精と伝説の旅英国 妖精と伝説の旅
(1997/04)
森田 じみい

商品詳細を見る



評価:☆☆☆☆


 イギリス人は幽霊が好きである。ロンドン塔の幽霊譚は聞いたことがある方も多いだろう。イギリスが生んだ偉大な探偵シャーロック・ホームズ(でも推理は甘い^^)の生みの親である、サー・アーサー・コナン・ドイルも幽霊だの精霊だのにコロリと騙されていたことも記憶に新しい。って、新しくないか。

 ともあれ、イギリス人は幽霊が好きなのだ。一部の人が好きなのではなく、全土で。地方ごとに妖精譚が語り継がれてきたことがその証左である。

 本書はそんなイギリス人が愛してきた妖精の話を紹介している。著者が実際に各地を訪れ、そこで採取してきた話ばかり。人びとが愛した不思議な生物(?)の話を楽しむのと同時に、各地の紀行文にもなっているのが本書の特徴だ。

 ネス湖の怪物がインチキが暴かれた写真が撮られる遥か古くから語り継がれてきたこと、ホームズの作品の中でも評価の高いバスカヴィル家の犬の背景を成す伝承、ハリー・ポッターの屋敷しもべ妖怪のモデルと思しき妖精、などなど。

 驚くほど日本で語り継がれた怪異譚と似ているものもあれば、いかにもイギリスらしいと思わされるものもある。普遍性は人が共通して感じる喜びや恐れから、独自性は民族性が色濃く浮かび上がっているのではないか。そうしてみると、やはり本書は異色の文化論でもあるのだと思う。不思議な話を楽しむことができた。



関連書籍:
ロンドン塔―光と影の九百年 (中公新書)ロンドン塔―光と影の九百年 (中公新書)
(1993/07)
出口 保夫

商品詳細を見る


幽霊(ゴースト)のいる英国史 (集英社新書)幽霊(ゴースト)のいる英国史 (集英社新書)
(2003/06)
石原 孝哉

商品詳細を見る

関連記事
神話・伝承 | 2009/12/12(土) 23:44 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

756冊目 外務省「失敗」の本質
外務省「失敗」の本質 (講談社現代新書)外務省「失敗」の本質 (講談社現代新書)
(2002/12)
今里 義和

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 噴出した、外務省を巡る不祥事。本書はこれら外務省の失敗を取り上げ、改めて何が問題だったのかを指摘している。

 本書が始まるのは、金正日の息子がマニラの旅券を携え、日本に不法入国を図ったシーンから。このとき、田中外相はヒステリックに喚くだけで、何一つまともな解決策を示せなかったという。

 その前後、いや、就任当初から田中真紀子が外相の責を担えるだけの能力が無いことははっきりしていた。だからこそ、だろうか。彼女の時代に外務省が抱えていた膿は一気に噴出した観がある。不正経理や横領などの金銭的な問題や宗男事件などのように過去から継続していた問題に加え、中国で発生した北朝鮮亡命者による大使館駆け込み事件で中国官憲が彼らを連れ去るのを傍観したといったような、突発事件まで加わった。

 これらは外務省にとって不幸が重なっただけとするわけには行くまい。きちんと問題の所在を明らかにし、再発防止に取り組まなければならない。そういう点で、本書のように多少の時間が経過してから問題点を改めて洗い出しているのは、外務省にとっても我々国民にとっても価値があることだろう。

 ただ、やはり多くの問題を取り上げているので、一つ一つの問題に対する掘り下げは甘めになっている。例えば、湾岸戦争で日本が多額の戦費を負担したにも関わらず、他国からは評価されなかったことは748冊目で紹介した『外交敗戦―130億ドルは砂に消えた』の方が深さも広さも圧倒的だ。

 深く知りたい方はこういった本に進むとして、本書は新書らしく問題点の在り処を明らかにした、というところで評価されてしかるべきであろう。



関連図書:
外交敗戦―130億ドルは砂に消えた (新潮文庫)外交敗戦―130億ドルは砂に消えた (新潮文庫)
(2006/06)
手嶋 龍一

商品詳細を見る

関連記事
ノンフィクション | 2009/12/09(水) 23:26 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

755冊目 アルプスを越えた象―ハンニバルの進攻
アルプスを越えた象―ハンニバルの進攻アルプスを越えた象―ハンニバルの進攻
(1991/03)
ギャヴィン デ・ビーア

商品詳細を見る


評価:☆☆


 第一次ポエニ戦争で地中海の制海権を失ったカルタゴは、第一次ポエニ戦争を率いたハミルカルの息子、ハンニバルに軍を預ける。ローマを終生の敵とすると誓った男に。ハンニバルは軍を整えると、植民地のスペインを発して一路ローマを目指す。誰一人として予想すらしない、アルプスを越えるルートを使って。そしてその遠征には、37頭の象が連れられていた。

 ハンニバルが辿ったアルプス越えルートは、今に至るも判明していない。研究者や歴史マニアが入り乱れての論争が続いている。その様は邪馬台国論争に似る、といったところか。著者もその論争の渦中に飛び込んでいった一人である。歴史書と地図とを頼りに、ハンニバルの通った道を探る試みは、成功するか。

 というわけで、タイトルから受ける印象とは裏腹に、象ではなくてルートの話が延々と続く。象については、それがインド象かアフリカ象かというものくらいだ。カルタゴの硬貨の刻印からアフリカ象と推測されており、論争にもなっていなかったりする。

 残念ながら、私には本書の結論が正しいか、判断することはできない。ハンニバルが通ったルートが実際にはどこなのかを云々するだけの知識と興味を持った人がどれだけいるかということを考えると、本書の需要は限りなく低いのではないかなあ、と思う。それでも出版される状況があるのは喜ぶべきことなのだろう。が、タイトルから受ける印象とズレていたのはちょっと残念だった。

 同じテーマを取り上げた本として、過去に『ハンニバル アルプス越えの謎を解く』を紹介している。こちらの方が扱うテーマが広く、読み物として面白いので、進行ルート含めハンニバルに興味を持たれた方にはお勧めしたい。


関連図書:
ハンニバル アルプス越えの謎を解くハンニバル アルプス越えの謎を解く
(2000/10)
ジョン プレヴァス

商品詳細を見る

関連記事
その他歴史 | 2009/12/07(月) 21:39 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

754冊目 生物が子孫を残す技術
生物が子孫を残す技術 (ブルーバックス)生物が子孫を残す技術 (ブルーバックス)
(2007/06/21)
吉野 孝一

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 生物が生きる唯一の目的は、子孫を残すことにある。従って、どの生物も憑かれたかのように生殖に衝き動かされる。

 本書は、動物界で見られる実に多様な求愛行動と交尾を紹介することで身近な生き物たちの意外な生態を紹介している。

 交尾のためにメスへプレゼントを貢ぐガガンボのオス、命がけでメスの巣を訪れるクモのオス、産卵を終えて疲れきったメスに強引に襲い掛かるウミガメのオス、などなど。生殖にかける必死さを見ると、自然界の厳しさにまで思いがいってしまう。

 広く知られているところでは生殖に携わらない多くのメスバチに奉仕される女王蜂があり、知られていないところではゴキブリの”フェラチオ”がある。アメフラシは何体もが連結し、ミミズは体をこすり合わせる。そこに快感があるのかどうか、そこも解明できたら面白そうだ。

 本書に興味を持たれた方には、129冊目で紹介した『脳とセックスの生物学』もお勧めしたい。生物の不思議と魅力の一端が見られると思う。




関連図書:
脳とセックスの生物学脳とセックスの生物学
(2004/02/27)
ローワン・フーバー調所 あきら

商品詳細を見る

関連記事
生物・遺伝・病原体 | 2009/12/05(土) 23:28 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

753冊目 ニュートンの海―万物の真理を求めて
ニュートンの海―万物の真理を求めてニュートンの海―万物の真理を求めて
(2005/08)
ジェイムズ グリック

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 科学がそれまでの自然哲学から大きく飛翔するにあたり、知の巨人とでも称えるべき偉人たちがいる。とりわけニュートンは、他に抜きん出た存在といって良い。

 ニュートンが解明した分野は多岐に渡る。誰もが知る、リンゴが落ちる姿を見て重力の働きを知った(当然これは逸話として読むべきで事実と信じるべきではない)ことは勿論、運動の扱いを微積分の発見によって捉えることに成功したこと、光学への多大な貢献、などなど。

 しかし、とりわけ興味深いのは、ライプニッツが、微積分をニュートンとは独立に発見し、今も使われる記号の多くを提唱したあのライプニッツが、未だに旧態然とした自然哲学者に留まっている中にあったこと。そしてニュートンがその殻をいともあっさり抜け出して、真空の宇宙を受け入れ、その謎の解明に誰よりも近付いたことだ。

 余りにも大きな足跡を残すこの巨人の功績を、その意義と共に記している。だが、本書の特筆すべきところは、主人公たるニュートンの光の面だけではなく、影の部分も見つめている事だ。

 ニュートンが激しく争ったフックやライプニッツとの論争もしっかり取り上げられている。ライバルたちより長生きすることになったニュートンが何をしたかも。例えばフックはその功績の多くを消されたようである。

 加えて、彼が傾倒した異端神学や錬金術についても書かれている。これら全ての分野についてニュートンがどれほど深く思索を重ね、秘密主義に徹していたかを知れば、驚きと同時に呆れる気分にもなる。近代科学者としても、前近代的な錬金術者、熱心な異端神学者といった、多様な側面を持った個人を上手くあぶりだすことに成功していると思う。

 贅沢を言えば、ここまでニュートンについて広く書くのであれば、投資に失敗してかなりの財産を失ったことも書いて欲しかったなあ。
関連記事
素粒子・宇宙論 | 2009/12/03(木) 23:48 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

752冊目 黄昏のベルリン
黄昏のベルリン (文春文庫)黄昏のベルリン (文春文庫)
(2007/10)
連城 三紀彦

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 画家・青木の前に謎の白人美女が現れたときから、青木は国際的な陰謀に巻き込まれることになる。青木の出生の謎を巡って、舞台は日本からパリを経てベルリンに向かう。美女はなぜ青木に接近したのか。そしてヨーロッパの地で彼を待つのは何か。

 まだ西側とか東側という区分けがされていた時代、二次大戦の傷跡が方々に見られたその時期だからこその陰謀が張り巡らされる。

 1988年、週刊文春傑作ミステリーベスト10堂々の1位受賞作という。重厚な物語で、私としても評価は決して低くない。ただ、個人的には、1位受賞には、時代の雰囲気というか、そういう小説が好まれた時代だからではないか、と思わされる点も散見された。

 どんでん返しを狙う余り、ご都合主義に流れているのは否めない。真実が明らかになった後から眺めてみると、あの展開、無理あるよな、と思ってしまう。また、シーンが変わっているにも関わらず、段落が変わっていないことが多いので、戸惑うこともあり、文章術として良いとは思えなかった。

 それでも奇想天外なストーリー、誰もが引っかかりそうな大どんでん返しなど、読み応えがあるのは間違いない。不満もあるが満足感もある、といったところか。
関連記事
推理小説 | 2009/12/01(火) 23:49 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。