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403冊目 殴り殺される覚悟で書いた親日宣言
殴り殺される覚悟で書いた親日宣言殴り殺される覚悟で書いた親日宣言
(2005/04/13)
チョ・ヨンナム

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評価:☆


 読む価値はない。以上。

 と片付けてしまっても良いのだけど、”韓国人の癖に日本を良く言うなんて怪しからん”と思っていると誤解されるかもしれないので、ちょっとだけ書く。

 著者は韓国人の歌手で、親日を宣言している人なのだが、いかんせん面白くない。話題の取り上げ方が上手いとは思えないし、上手く日本の姿を切り取っているようにも思えない。むしろ、自分が体験した、あるいは思い込む日本の姿に振り回されているように思われてしまう。

 また、著者は韓国人がしばしば主張することの枠から出ていない。韓国は侵略されるばかりであるなどというが、ベトナム戦争では韓国軍による無差別大量虐殺が行われたため今もベトナムからは大変に嫌われている事実を無視している。また、日本の賠償が足りないとも主張しているが、日韓基本条約によって金銭的に解決済みである。一度、これで解決しましょうといってカネを貰っておきながら賠償が足りないというのはどのような了見なのか。

 まさか日韓併合前の状態に戻せというのか。私が見るに、日韓併合前のソウルはスラム街なのだが、まさか日本が占領中に近代都市にしてしまったのがいけなかったのか。税金は東北地方の方がはるかに高く、その投資先は朝鮮だったのは紛れもない事実である。当然、それは純粋に日本のために必要だったからであり、日本が誇るようなことじゃないのだが。それとも日本の支配に当たって死んだ人を生き返らせろとでも言うのか。そんなことが無理だからカネでケリをつけるとなるはずなのだが。

 賠償がないなどというなら、まずは貰った分のカネを日本に返して、そこから交渉をやりなおして欲しい。で、国交を結ばなければ万事めでたしだ。経済的に重要な市場ではないし、投資先として優れているわけでもない。それで仲が悪いなら無理をしてまで付き合う必要はないのではないか。

 正直なところ、戦前・戦中に日本に協力的だった人々の子孫から財産を没収するというような野蛮な法律を平然と成立させるような国に好意を抱けないのは事実だ。異様なほどに強姦が多い(10代の性犯罪:韓国の強姦犯は米国の2倍・日本の10倍)こと、スポーツ大会で見られる卑劣な行為(わざとデッドボールを放ったり、その投手をハイタッチで迎えたり、日本選手の足元にボールを転がしたりした類のもの)から、どう考えても好意は持ち得ない。なので、当面は日韓が相手を嫌い合う関係は続くだろう。

 ただ、個人的には、韓国がまだ成り上がり国家だからこの手の不快な出来事が起こっているとは思う。先進国としてあと50年か100年くらいを過ごせば、韓国もまともな国になると思うのだ。問題は、その頃には私は既に死んでいるであろうこと。

 明らかな事実誤認を信じているなどの欠点はあるけれども、親日的な主張をする人は大事にしなければならないのかもしれない。なにせ、互いに嫌い合おうと好かれ合おうと、日本と韓国が隣国にあることは変わらないのだから、これまでの軋轢を解消する方向に行くこと自体は良いことのはず。
エッセイ | 2007/11/04(日) 11:00 | Trackback:(0) | Comments:(6)

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