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評価:☆☆☆☆


 陰謀であっても追放の命令は絶対。ラーマは新妻シーターと弟ラクシュマナを伴い国をでる。14年間は国に帰らないつもりで。

 だが、ラーヴァナの暗躍を知った人々は皆ラーマの追放に反対し、ラーマに翻意を願う。ラーマが追放されたことで次の王に指名されたバラクまでも。

 ラーマはこのまま隠遁の生活に入ってしまうのか。コーサラ国はどうなるのか。悪しき企みを実現させたラーヴァナはどうでるか。


 高潔なラーマとその妻として適役のシーターの、カルマに従う姿には、正直そんなに共感はもてない。というのは、カルマという考えは我々には馴染みのある概念では無いし、誓いを護ることの名誉というのも感覚的につかめない。

 だからラーマの生き方には歯がゆい思いをすることも多いのだが、この巻では特にその色彩が強い。それでもラーマが巻き込まれていく騒動に引き込まれずには居られない。

 ここまで一気に読んできたのに、続きはまだ刊行されていないのが残念で仕方が無い。大人しく待つことにする。
SF・ファンタジー | 2007/08/07(火) 21:58 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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