米原 万里著
集英社 (2005.12)
\714
評価:☆☆☆
ジョークを紹介するのは面白くなっても、解説するのはなかなか難しい。その暴挙に敬愛する米原万里さんが挑んだが、やはり壁は高かった。
笑いは実に複雑で、解剖しようとする試みは失敗に終わることが多い。そもそも、人はなぜ笑うのか、ということが分かっていない。世界中の人が笑っていながら未だに笑いについての原理はほとんど分かっていないということに驚かれるかもしれない。
取り上げている小咄そのものは面白くて笑えるものが多いのだけれども、本全体としてみたら評価は厳しくならざるを得ない。どうしてもエッセイと比べてしまい、残念に思われてならなかった。
正しい読み方は、解説文を読み飛ばして小咄だけ追うことかもしれない。そうすれば楽しかった、というだけで済むことだろう。
ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)




