休日出勤のない日。こんな日は引きこもりの私でも外に出る。
ふとした拍子から近くにブックオフがあることを知ったので制覇に立ち寄る。その成果は14冊。実に予定調和的に、本だけで随分と重たくなってしまったのではあるが、これでこちらの未読本は当社比1.5倍以上に跳ね上がったのである。今回の掘り出し物はダーウィンに関する本。近日中にUPします。あくまで予定ですが。
ついでに買ってきたのは今日と来週分の飲食品。家を出るときにはこちらが主役のはずだったのだけど、金銭的にも重量的にも圧倒的に本のほうが上なので主従が入れ替わっている。以前は本があれば一日くらい食べなくても平気だったのだが。
スーパーの中は随分と異国の宗教に侵略されていて困ったものである。何が困るって、当のその日における自分の身の上を考えたらちょっとというか大分寂しいことになることだったりする。いっそのこと、当日は一人でスパークリングワインのフルボトルを飲み干してみたりするか。一人暮らし初心者にはここまで諧謔的なすごし方はできないのだった。というか、埋め合わせに来週末ちょっと早いクリスマスをやる予定だし。僕にはまだ帰れる場所があるんだ。こんなに嬉しいことはない。
ふとした拍子から近くにブックオフがあることを知ったので制覇に立ち寄る。その成果は14冊。実に予定調和的に、本だけで随分と重たくなってしまったのではあるが、これでこちらの未読本は当社比1.5倍以上に跳ね上がったのである。今回の掘り出し物はダーウィンに関する本。近日中にUPします。あくまで予定ですが。
ついでに買ってきたのは今日と来週分の飲食品。家を出るときにはこちらが主役のはずだったのだけど、金銭的にも重量的にも圧倒的に本のほうが上なので主従が入れ替わっている。以前は本があれば一日くらい食べなくても平気だったのだが。
スーパーの中は随分と異国の宗教に侵略されていて困ったものである。何が困るって、当のその日における自分の身の上を考えたらちょっとというか大分寂しいことになることだったりする。いっそのこと、当日は一人でスパークリングワインのフルボトルを飲み干してみたりするか。一人暮らし初心者にはここまで諧謔的なすごし方はできないのだった。というか、埋め合わせに来週末ちょっと早いクリスマスをやる予定だし。僕にはまだ帰れる場所があるんだ。こんなに嬉しいことはない。
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島村 英紀〔著〕
講談社 (2000.8)
\819
評価:☆☆☆☆
地震の研究というとどんなものが思い浮かぶだろうか。地震予知?いやいや、地震予知はほとんど行われてない。では何が研究されているのかというと、地震を通して地球の姿を研究しているのである。
著者は地震を研究する科学者である。日本のように地震が多い国に住んでいれば地震が大きな研究分野であることは想像できるし、(地震が起こった地に住む人々には迷惑な話ではあるが)サンプルが多いために研究しやすいように思われる。しかし、現実はそうではない、という。なぜなら、地震は単一の起こり方をするわけではなくて、複雑な要因が絡まりあった挙句、地球の物理学的なメカニズムが全然分かっていないことにある。
この事実は随分と意外だった。高校時代、理系キラーと呼ばれたかなり投げやりで教科書をなぞるだけの教師に地球の持つ構造について教わった記憶を呼び起こせば、地球の内部構造はもう分かっているもののようだったのだ。ところが、やはり分厚い地殻に守られた地球内部のことは分からないことだらけ。だからきっと研究は面白いだろう。なにせ、まだまだ分かっていないことが目の前に広がっているのだから。
そして未知の世界が広がっている科学分野は、読むのも面白い。著者たちの知的興奮を同時期に味わうことができるから。遠い他所の銀河に思いを馳せるのも面白いが、足元にまだまだ分かっていない世界が広がっているというのは実に興味深いではないか。
本書で面白かったのは、年20〜100kmほどのスピードで移動する地面の傾きの話である。この傾きは、震源地に発生してゆっくりと移動していくのだが、どうもこの傾きが移動したところで地震が起こっているようなのだ。そしてその正体は全く分かっていないという。なんとも不思議で、地球の持つ謎がまだまだ沢山あることを実感させてくれる。
他にもダムなどの水源や雨によって地震が発生することなど面白い話題が多かった。これはどうやら水が地殻を滑りやすくするために地震が起こりやすい条件が整うらしい。ところが日本ではダムによる地震の発生についてはデータを集められないという。電力会社が必要なデータを表に出さないため、と著者は指摘する。国土の安全を考えるためにも是非このようなデータは出してもらいたいものだ。
地震のメカニズムの他に、本書では研究で直面する様々な苦労が載せられている。超精密な機械を使うが故に人間の活動が邪魔になってしまう話、アフリカでは測量用の三角点が盗まれてしまったりする話。地震は場所を選ばないので地球上のあらゆるところで学者は活躍する。地味な研究活動に様々な苦労が付きまとうさまは傍から見ている分には面白いの一言で片付けられるが本人たちは大変だろう。
地震について最前線の報告で面白い本なのだけど、いくつかの雑誌に書いた記事をまとめているという性格上、どうしても話の繰り返しが多くなっているのが残念である。そのあたりは本をまとめる際に書き直しても良かったように思う。そんな欠点があっても、20世紀最大の地震だったチリ地震が地球にどのような影響を与えたか、など地球に関しての興味を引き立てる話が多かったので、地球物理の世界を覗いてみたいという方にはお勧めしたい。
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