やはり自宅と赴任先との往復もあるし、と自分に言い訳をしつつ本に対する欲求を高めつつある今日この頃。bk1の買い物籠には70冊近くがストックされていてそれを読むにはどれだけの時間がかかるかと思うと、今持っている本をさっさと読んでいかなければ面白い本に出会う前に自分の命が尽きてしまうのではないかという焦慮に襲われる。
今週はこちらで過ごしたので、近くの古本屋2軒を訪れ(2回トイレに篭っ)た、その成果は合計40冊、〆て15,000円。すごい話ですよ。たった15,000円で40冊なんて、1冊400円未満じゃありませんか。只みたいな買い物ですよ(そうか?)。特にブックオフのウィンたーセールがまずい。おかげで明日は腕が筋肉痛になっていそうな予感。
そして、それだけ買ったのに不思議とbk1のリストは全然削られない。これは最早現代の7不思議と言っても過言なかろう。
そんなわけで、暫くの間は本屋に行かなくても用が足りそうである。でも行くんだけどね。我ながら阿呆だと思います。放っておいてください。
今週はこちらで過ごしたので、近くの古本屋2軒を訪れ(2回トイレに篭っ)た、その成果は合計40冊、〆て15,000円。すごい話ですよ。たった15,000円で40冊なんて、1冊400円未満じゃありませんか。只みたいな買い物ですよ(そうか?)。特にブックオフのウィンたーセールがまずい。おかげで明日は腕が筋肉痛になっていそうな予感。
そして、それだけ買ったのに不思議とbk1のリストは全然削られない。これは最早現代の7不思議と言っても過言なかろう。
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記憶と情動の脳科学
ジェームズ・L.マッガウ著 / 大石 高生監訳 / 久保田 競監訳
講談社 (2006.4)
講談社 (2006.4)
評価:☆☆☆☆☆
記憶力が優れていれば、と思う方は多いのではないか。かく言う私も自分の記憶力の弱さにはいつも嘆かわしい思いを抱かされている。記録装置に書き込まれたような、経験したあらゆることを全く忘れずにデータとして保存したいというわけではなく、読んだ本のポイントやエピソードなどがあっという間に失われていくことさえ防げれば良いと思うのだ。そんな悩みを持つ方に、本書は丁度よいのではないか。
記憶について、その物理・化学的な詳細に立ち入ることなく初心者に大変分かりやすく説明してくれている。記憶の作られ方や種類、固定されるまでの様々なことは多くの動物実験を通じて明らかになっている。実験そのものも示唆することが多く、読んで面白いし、そこから導き出される推測には意外な話や自らの経験と照らし合わせて腑に落ちる話など実に様々で、読んでいて飽きない。
脳科学はその症例の面白さが特筆すべき分野でもあると思う。漫画や小説でしばしば記憶喪失がテーマになるが、実際の記憶喪失の事例から記憶のメカニズムが調べられるとはなんとも面白い。前向性健忘と逆行性健忘、脳の一部が破壊されることで新しいことを覚えられなくなる症例、さらに覚えたこと全てを忘れられない人々、などなど読み物として面白い話題に加えて、どのようにしたら記憶を最も保つことができるかという実際的な話も載っている。記憶に関して分かっていることの最前線を網羅していると言っても過言では無いだろう。
そして、読み終わったあとには不思議と多くを記憶することがそんなに素晴らしいこととは思えなくなっている自分がいるのもまた面白い。脳も上手く進化してきたものだとつくづく思う。脳科学や記憶に興味がある方は迷わず手に取ってもらいたい。実に優れた脳科学の入門書で、面白く理解しやすい。著者は勿論、訳者の労も労いたくなるそんな一冊。
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