今日は仕事が休みなのでお出かけ。帰りにちょっとのつもりで近所のブックオフに入り浸り。せっかくなので、ちょっとだけ買い物してきた。合計9冊\6,000。
買った本についてはいずれここでUPしていくことになるので今は書かないで置くが、UPしたときに「すかいらいたあの癖にまだ読んでなかったの!?」という本を買ってきた。読むのが楽しみ。
そこで、その本のタイトルを予想してみてください。当てた人がいたら何か企画をやってみます。
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買った本についてはいずれここでUPしていくことになるので今は書かないで置くが、UPしたときに「すかいらいたあの癖にまだ読んでなかったの!?」という本を買ってきた。読むのが楽しみ。
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斎藤 成也著
大和書房 (2001.9)
\1,995
評価:☆☆☆
地球上に生命が誕生してから、少なくとも35億年が経過している。地球最初の生命がどのようなものだったのかはまだ不明な点が多く、論争がかまびすしいのだが、最近のことはずいぶん分かってきている。しかし、進化については時間軸が長い話でもあり、まだまだ論争が収まる様相を見せていない。
本書は木村資生の唱えた遺伝子進化の中立説に基づきながら、生物が進化するなかでの遺伝子の変化について簡潔に説明している。
興味を持ちやすいようにとの意図か、ABO式血液型や骨髄移植などの話題を織り交ぜつつ、35億年の進化の過程を追う。
進化論といえばダーウィニズムというのが一般的な中で、自然淘汰だけでは説明が付かないことを示した中立説を分かりやすく説明しているのがありがたい。また、遺伝子のわずかな変異が、アフリカ人によく見られる鎌形赤血球を引き起こすメカニズムを説明するなど、理屈の上での話だけではなく現実の世界に反映されていることを示しているのは嬉しい。
ただ、鎌形赤血球はマラリアへの耐性が強いために、マラリアが猛威を振るう地域では有利な点があるが、しばしば重篤な貧血を起こすためマラリアの無い地域では不利になることは説明して欲しかった。
また、最後は脳を還元論的に説明しようと試みているが、終わり方が中途半端なのは残念。意識に特別な座を与えようとする心身二元論を漠然と信じる人が多い中で還元論を唱えるのは有意義なことだと思うのだけれども、いくら研究途中で分からないことが多いからといって終わり方を手抜きしてはいけない。
このあたりは、手抜きをしたと言うよりも、科学者らしく素直に分からないと書いてしまったのがすっきりしない原因かもしれないのだが。
そういう点で、ちょっと一般読者のレベルを読み誤っているような気もする。ただ、生物の進化史に興味深い一石を投じたのは間違いないと思うので、意識や生物進化に興味がある方には良いだろう。
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