黒武 洋著
新潮社 (2005.2)
評価:☆
そんなに殺人が好きですか?という疑問を感じる一冊。
一人娘を暴走族に轢き殺された女性教師が悪の巣窟と化した自分のクラスの生徒を人質に取り、次々と処刑していく。警察やマスコミを巧みに操作しながら復讐を遂げていく。ところが、このクラスの中には娘の仇はいない。そこで考え出した手は――
以下、ネタバレがあるので興味がある方のみ続きを読んでください。
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ローランド・フリケット著 / 難波 道明訳
バジリコ (2006.3)
評価:☆
やってくれたぜ、バジリコ!
と思って飛びついたのだが、これはとんでもない駄作。この手のものはすごーく真面目に書いたら面白くなるのに全編中途半端なパロディなのががっかり。プレイボーイみたいな雑誌に載るような読者からのセックス相談をパロディにしているのは面白かったけど。
とんでもないジャンルのものを真面目に書いているのでは、たとえば『fの性愛学』なんてのがある。大きな声では言えないけど、ずばりフェラチオの通史である。これはもう心底真面目にその歴史や文化を語っているわけで、そこに面白さがあった。こういう風にやってくれたら良かったのに、残念。
この書評を読んで、評者はいったい何を読んでおるのかと思われた方、あなたは正常です。
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