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すかいらいたあ

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119冊目 しあわせの書
しあわせの書

泡坂 妻夫著

新潮社 (1987.7)


評価:☆☆☆☆☆


 泡坂妻夫がまたすごい小説を書いてくれたものだ。私が初めて読んだ氏の小説は『生者と死者』で、これは16ページごとに綴じ込みがしてあり、綴じ込みをそのままに読むと短編が、開いて読むと中編が現れるというすごいものだった。短編はちょっと不思議な話なのだが、中編ではそのすべての謎が明らかになる上、登場人物も増え、なんと後書きまで読めてしまうという始末。つくづく感嘆したものだ。本書はそれには適わないかもしれないが、やはりすごい小説だ。ネタを言いたくてたまらない。

 怪しげなヨガの達人、ヨギ・ガンジーが挑むのは怪しげな新興宗教団体の謎である。死んだと思われる者が姿を見られたり、不思議な事件が起こっていく。トリックそのものはそんなにすごいものではない。だが、しかし、ああ、言えないけど、ものすごい秘密が隠されているのだ。読んで確認して欲しい。私は他のシリーズも読んでみたくなった。
推理小説 | 2006/04/23(日) 22:59 | Trackback:(2) | Comments:(0)

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