清水 義範〔著〕 / 西原 理恵子え
講談社 (1998.3)
評価:☆
これはもう面白くない。古本屋で\50也だったから赦してやらなくもないけど。
もっとも問題なのは、私にとっては既知の内容ばかりだということ。科学関係の本を読むのは事実関係の面白さとか、考え方の斬新さに興味があるからで、そういうのがなければ私にとっては興味がわいてこない。
これについては私が買うべき本を間違えたということだろう。
それにしても、西原理恵子の絵はどんどん下品になる。漫画は笑えないどころが読んでいて嫌な気分になる。偽悪趣味を気取って様になるように思い上がるのはお子様だけで十分じゃないかな。西原の漫画がなければ☆二つでも良かったかもしれない。
2006.8.9追記
タイトルはやはり間違っている。おもしろく「ても」理科じゃなくて、おもしろい「から」理科、が正しいだろう。
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青井 夏海著
東京創元社 (2003.1)
評価:☆☆☆
『スタジアム虹の事件簿』の主人公が球団オーナーなら、こっちは助産師である。これまたニッチだ。
これもまた安楽椅子探偵もので、こちらもまた不思議な事件に巻き込まれる。事件といっても殺人や放火といった物騒なものではない。妊婦と産婦をめぐる物語で、安心して欲しいことに全員無事に生まれる。それなのに、やっぱり事件ではあるという設定を作るのには苦労したと思われる。
どれも心あたたまる話で、面白くはあるのだけれども、ちょっと強引さが目立つように感じられたのが残念。軽い読み物として通勤の電車の中などで読むぶんには十分楽しめると思う。
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青井 夏海著
東京創元社 (2001.4)
評価:☆☆☆☆
日本がWBCに勝ったことだし、こんな本を。安楽椅子探偵(事件現場に赴くことなく、他の人の話だけで事件を解決する)ものである。
パラダイスリーグ(略してパリーグ)の最弱球団、レインボーズの球場(当然のことながら客席はガラガラ)に、その場に似つかわしくもない女性が現れる。野球が存在しない国から抜け出てきたかと思われるほど野球を知らないその女性は、しかしレインボーズの新オーナーなのだった。
オーナーになったからには球場で活躍を見たいとやってきたものの、まったくルールを知らないゆえ、プレーの合間合間に頓珍漢な質問をするわけだが、そんな彼女の周りで毎回不思議な事件が起こる。そんな事件を野球と絡めながら解いてしまうという、野球ファン(それもパリーグのファン)と推理小説好きの両者の好みが重なりあう、そんなニッチな短編集。ちょっと強引なところもあるけど、デビュー作だし目をつぶってあげたい。
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