カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1613冊目 ブラックホールで死んでみる―タイソン博士の説き語り宇宙論
ブラックホールで死んでみる―タイソン博士の説き語り宇宙論ブラックホールで死んでみる―タイソン博士の説き語り宇宙論
(2008/10/23)
ニール・ドグラース・タイソン

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆☆


 もともと科学関係の本が好きなのだが、それでももうどうしようもなく面白い!という本に会うことができるのは稀なことである。そんな滅多にない嬉しい出会いを久々にすることができた。本書はもうとんでもなく面白い。私のレビューなど読むのを止めて、すぐに本屋へ走って欲しいくらいだ。

 これと同じくらい興奮したのは『人類が知っていることすべての短い歴史』以来かも知れない(文庫化されましたよ、皆さん!)。『人類が~』と一番違うのは、扱う項目の多さと、著者の科学の素養であろう。『人類が~』は、人類が営々と積み上げてきた知の世界を描いてやろうという意欲作で、書いたのはベストセラー作家だった。その分、文章はこなれている一方で、面白いエピソードに偏りがちだったが、本書の著者は本職の科学者であり、扱うのは宇宙の話がほとんどだ。それなのに、面白さでは勝るとも劣らない。それだけ、宇宙の謎は多く、魅力に満ちているということだろう。

 地球が太陽の周りを公転していることを知るに至った歴史や、それによって惑星の奇妙な動きの説明ができるようになったことといった太陽系の話もあれば、フラウンフォーファー線の発見によって遥か彼方の天体に含まれる物質には何があるかを知ることができるようになったという知見もある。

 反物質はどうして存在しないように見えるのか?太陽系は安定しているのか?恒星の進化とは?宇宙に生物はいるのだろうか?

 多くの不思議に対し、答えが得られるようになってきている。こうした不思議はどれも画期的な発見によって明らかにされてきたし、その過程も理論も楽しいものである。ただ、それを一般人が読んで楽しく思えるよう、表現することができれば。そして、我々はその表現者を得たのだ。

 お堅い話ばかりではない。トリビアもジョークも満載だし、皮肉な見方も含まれている。これらを生き生きとした好奇心と、知ることの喜びが結び付けている。

 例えば、太陽を発した光のうち、50万分の1だけが地球にやってくる。その時間、わずか8分19秒。ところが、太陽の核で生まれた光は太陽を飛び出るまで、100万年もかかるのだ!こうした事実を、日差しを浴びるところから語り始めて、どうしてこのようなことになるのかを丁寧に教えてくれる。おまけに、数式を使うことなく。

 とにかく面白く、ここ暫くは毎晩寝る前の楽しみだった。読み終わってしまったのが残念と思えてならない、魅力的な書。ぜひ読んでみてください!


関連書籍:
人類が知っていることすべての短い歴史人類が知っていることすべての短い歴史
(2006/03)
ビル ブライソン

商品詳細を見る

スポンサーサイト
素粒子・宇宙論 | 2015/01/20(火) 21:06 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1610冊目 気が遠くなる未来の宇宙のはなし
気が遠くなる未来の宇宙のはなし気が遠くなる未来の宇宙のはなし
(2013/11/16)
佐藤 勝彦

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆☆


 タイトルに偽りなし、まさに気が遠くなる宇宙の話である。というのは、本書が扱っているのは10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000年後、と書いても読めないでしょう、10の100乗年後までの世界。

 その間に、宇宙はどうなってしまうのか?

 遠大な目標を掲げつつ、まずは地球の未来から。現在、温暖化論が語られるが、実のところ、現在は氷河時代である。地球上に氷河が見られる時代を氷河期と呼ぶのだが、今は氷河時代の中で比較的温暖な気候の、間氷期と言われる時期なのだ。氷河時代は、氷河が広い地域を覆う時期と間氷期がかなり定期的に繰り返されているのである。

 どうして定期的な気候変動があるのだろうか?二酸化炭素の増減とはどうやら関係無さそうだ。

 答えの候補は、ミランコビッチサイクルと呼ばれる地球規模の動きである。地球の公転軌道離心率は10万年周期で、地軸の傾きは4万1千年周期で、地軸の歳差運動は2万6千年周期で繰り返されることで特に陸地の多い北半球に当たる日照量が増減し、それが地球規模で温度を変化させる、というのである。実に規模の大きな話だ。

 いや、他にも地球の温度に大きな影響を与える宇宙規模の話がある。地球は銀河系の中を動いているのだが、やがて今よりももっと恒星の多い、"腕"と呼ばれる部分に入る。すると、宇宙線の入射量が増える。それは大気上空でイオンを生み、イオンは雲を作り出す。雲は太陽光を反射させてしまうので、地球は寒冷化するのだ。

 と、これなどは近い将来の話。なにせ、10億年ほど後の、太陽光度が上がって地球から水分が失われることやら、50億年後の太陽が赤色巨星化する話ですら、本書が扱う範囲では、ほんの少し先の未来に思えてしまうほど。

 宇宙がどのような進化をしていき、終わるのか。最新の知見に基づいて丁寧に解説してくれているので、知的興奮を覚えながら、しかも楽しく読むことができた。著者はビッグバン宇宙論における問題を解決するための、インフレーション宇宙論をアラン・グースと同時期に唱えた科学者で、宇宙について語るのに最適な邦人の一人。しかも、一般向けの本も多く書いており、わかりやすさには定評がある。興味を覚えられた方は是非読んでみて欲しい。
素粒子・宇宙論 | 2015/01/10(土) 22:43 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1608冊目 自然界の秘められたデザイン 雪の結晶はなぜ六角形なのか?
自然界の秘められたデザイン 雪の結晶はなぜ六角形なのか?自然界の秘められたデザイン 雪の結晶はなぜ六角形なのか?
(2009/07/11)
イアン・スチュアート

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 スキー場で雪が降っている時、リフト上の手持ち無沙汰の時間には手のひらに落ちてくる雪の結晶を見るのが好きだ。肉眼でもはっきり分かる、美しい形。雪はどうしてあんなにも規則的な形を取るのだろうか?その謎を解くのは容易なことではない。本書は一冊丸々かけてその謎に取り組んだものである。

 と言っても、延々と雪の話を続けているわけではない。自然界に隠された秩序を探りながら、最終ゴールを目指す壮大なものだ。

 雪の結晶を巡る旅の最初は、原理とパターンである。自然界には様々なパターンがあることはお分かりだろう。シマウマの縞であったり、ヒョウの斑点であったり、砂丘であったり、ミツバチの巣であったり。こうしたパターンは、目に見える大きさだけではない。塩のような結晶も、原子が規則的に並ぶことでパターンを作っているし、肉眼ではとても全体像をつかむことの出来ない宇宙の大規模構造もある。

 規模も様々なら、見え方も全く違うこうしたパターンはなぜ生じるのか?それが物理の面白いところだ。物理の法則は単純な形で書き表される。しかし、簡単な法則から生み出されるものは複雑になり得るのである。

 ミミズやムカデの動き方、フィボナッチ数列とはどのようなものか、DNAの構造、虹の見え方、土星の輪、カタストロフィ、フラクタル、宇宙規模の対称性と、実に様々なところにある法則を眺め、そしてなんとか雪の形を解こうとする。

 壮大な旅であるという理由はよくわかっていただけるだろう。身近な謎に答えるのに、こんなにも多く知るべきことがあるのは驚きだ。神は細部に宿ると言われるが、細かく知りたいと思えばどこまででも突き詰めていけると感じさせてくれる。読むのは大変だが、それに見合った満足感の得られる本と言えよう。
素粒子・宇宙論 | 2015/01/03(土) 20:31 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1589冊目 巨大彗星-アイソン彗星がやってくる
巨大彗星-アイソン彗星がやってくる巨大彗星-アイソン彗星がやってくる
(2013/10/23)
渡部潤一

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 2013年、天文ファンの心を踊らせたのが、アイソン彗星である。本書のタイトルにもなっている通り、巨大な彗星となり、明るく輝く核と見事な箒状の尾を持つだろうと予想されていた。最終的には太陽に近づいた際に巨大な潮汐力によってバラバラになり、多分溶けて蒸発してしまったのではないかとされている。

 このアイソン彗星が来る前に、それがどのようなもので、どうやったら楽しめるかを解説しているのが本書である。従って、本書の使命という点だけで言えば、本書はその価値を終えている、という見方もできる。だがしかし、アイソン彗星の楽しみ方については既にその役割を終えているにしても、本書は彗星の振る舞い全般を丁寧に解説してくれているので、価値は減じたといえどもまだまだ読む価値ありと言える。

 例えば、彗星の明るさの予想はどうやっているのか?余りにも複雑な要素が絡み合っているので、正確に予想する事こそ難しいことが、著者自身の失敗例を材料に語られている。予想は外れると思った方が実際的であると言いたくもなるが、そうした困難を乗り越えて我々ファンのために予想してくれる人々はありがたいものだ。

 他にも、彗星の尾は進行方向の反対側にできるわけではなく太陽の反対側にできるが、不思議なことに太陽側にそれらしきものが見える場合もあることについて教えてくれていたり、彗星の尾は一度核から離れたらあとは離散するばかりだと思っていたのが、一度離れてからまたコアに近づいてきて、軌道を交差させたあとは永遠に離れていくといった挙動を教えてくれるのも嬉しい。

 全体的に見れば、知らなかったことを沢山教えてくれているので、読んで楽しかったというのが素直な感想である。ここで得られた知識は、次回の彗星接近でも生きるだろう。次の彗星を迎えるのが楽しみになった。早く来ないかなあ^^
素粒子・宇宙論 | 2014/11/30(日) 19:56 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1492冊目 地底から宇宙をさぐる
地底から宇宙をさぐる (岩波科学ライブラリー (23))地底から宇宙をさぐる (岩波科学ライブラリー (23))
(1995/05/22)
戸塚 洋二

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 地底と宇宙。我々人類からすれば、足元と頭上という正反対の方向にあり、なかなか結びつくことのない2つを上手く繋げたタイトルに惹かれた。そして、著者名。戸塚洋二さんと言えば、日本の誇る巨大実験設備スーパーカミオカンデでニュートリノに質量があることを証明し、ノーベル賞確実の呼び声高かったにも関わらず、若くして亡くなってしまった人物ではないか。

 本書は、まだまだスーパーカミオカンデが建設中で、そこで得られることになる多くの知見についても期待レベルにとどまっていた頃に書かれている。

 宇宙線の発見から、宇宙の姿を知るために地底の研究設備が必要な理由まで丁寧に説明してくれているのがまず嬉しい。カミオカンデの建設秘話ではノーベル賞を受賞した小柴昌俊教授との逸話が語られ(戸塚さんは小柴さんの弟子に当たる)、いよいよ魅力的な発見の話へと進む。

 特に面白いのが、恒星内で起こっている本当のことは何なのかを、地底の設備でなければ捉えられないところ。太陽の内部で水素が核融合でヘリウムに変わるというのは、こうした実験がなければ単なる推測に過ぎなかったのが、実証できるというのは凄い。

 カミオカンデと言えば欠かすことの出来ない、超新星爆発時のニュートリノ発見も、当時の興奮が伝わってくるような文章。やはり、楽しいからやっている人の文章は迫力が違う。

 最後には、ニュートリノに質量があると起こると言われたニュートリノ振動(ニュートリノのタイプが変わる)を調べるための実験について展望が語られるが、これはその後の進展を知っている人にはニヤリとさせられる話だ。

 本当に分かりやすく書かれているので、ニュートリノ宇宙論に興味がある方には入門書として格好の書であると思う。そして、これだけ才気に溢れた人物が、若くして亡くなってしまったことが惜しまれてならない。
素粒子・宇宙論 | 2014/07/19(土) 19:36 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

次へ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。