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Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
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新たな試みのお知らせ
 皆様、いつもお越しいただきありがとうございます。

 過去、いろいろとマニアックな本を読んでまいりました。そこで得た知識を体系づけようと思い、新しく、巨人の肩から見る世界を立ち上げました。

 この新しいブログは、こことは違い、情報をもっとまとまった形で出していこうと思っています。

 雑学は好きだけど雑学本は嫌い、という私の趣味に合う形で、とりとめの無い話が続くとは思いますが、もしお越しいただければ、そして少しでも皆様の好奇心を刺激できれば、これに越した喜びはありません。

 こちらのブログはこれまで通りの平常運転で参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
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雑記 | 2015/02/23(月) 22:37 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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交通事故を避けるには?
 先日、免許証の更新に行ってきたのですよ。優良ドライバーなので簡単な講習だけで良いのだけど、ビデオ教材視聴の後で「どんな時に事故が起こると思いますか?運転開始後30分以内、1時間以内、2時間以上」

 2時間以上だと運転に疲れて事故を起こしやすいのでは?という意見があると紹介したのに続いて、警察の人は言うわけです。「実は、事故のほとんどは運転開始後30分以内に起こっているんです。慣れた道だと気が緩むんですね」と纏めていたのだが、私の見るところ、その意見は大間違いである。

 自家用車に限って話をしよう。ちょっと古いデータだが、平成 16 年度 自動車の検査・点検整備に関する 基礎調査検討結果報告書によると年間平均走行距離は10575kmだそうである。通勤にのみ使用したとしよう。年間220日往復すると仮定すると、1日あたりの走行距離は48km。これは往復なので、片道では24kmである。1時間あたり30kmだとすると、片道に要する時間は48分。とすると、30分以内に事故が起こる可能性は30/48で62.5%となる。

 今回の過程では、年間走行距離の100%を通勤に利用するというかなり無理のある過程を行ったが、実際には日常の買い物やら何やらにも車を使用することがあるだろうから、この比率は更に上がることになる(片道30分以上運転して買い物に行くことがざら、という人は例外的な存在であろうから)。

 因みに、年間走行距離のうち1,000kmを日常の買い物に、1,000kmを旅行に費やすとする。日常の買い物の90%と旅行の10%を運転開始後30分以内に組み入れると、凡そ75%が運転開始後30分以内の時間ということになる。

 つまり、運転開始後30分以内の事故が多いのは、実際には運転時間というものは開始後30分以内である時間がほとんどであることに起因すると断言できる。

 近いからと言って気を抜いてしまうのではなく、運転時間と事故確率は相関すると見るのが本来のあるべき姿であろう。因みに、保険会社のデータでは走行距離と事故確率が相関するというデータが有るという。というわけで、運転するときには常に気を使い、運転を避けられるなら避けるのが、事故を避けるための最も有効な方法である。

 って、身も蓋も無い結論ですね。
雑記 | 2014/12/30(火) 16:31 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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2013年 私的ベストテン
 1年を振り返って一番大きかったのは、ブクレコで素敵な読書仲間を沢山得たこと。お陰で読みたい本が更に更に増えてしまい、読む量を増やしたのにちっとも減らない。嬉しい悲鳴です。

 今年は200冊超の本が読めて、そして幸いなことに今年も多くの良書に巡り会う事ができました。リストを見返すと、当時の記憶が蘇ってくるので、楽しかった記憶そのものを楽しめるという嬉しいおまけ付きです。

 では、2013年のベストを。の前に、ワースト3を(笑)あ、ワーストはリンクを貼りません(笑)



ワースト3位  魔法戦争

 ラノベの劣化が酷いと聞いてはいたが、これは酷い。適当な世界観、とってつけたような後出し設定。ラノベが悪いとは思わないが、これは悪いラノベだ。やっぱり世界観は大事だよ。『とある飛行士~』も、記憶に残っているのは物理的な世界観の破綻だもん。


ワースト2位  フォーチュン・クエスト

 ドラクエのヘボい、ほんっとうにヘボい、醜悪なパロディ。これは酷いボタンがあったら文字数分押したいくらい酷い。こんなものが受け入れられているようでは日本作家のファンタジーレベル上がらないよ。この著者の作品は二度と読まない。著者がふざけるのは良いが、それには深い世界観が必要なんだよ!


ワースト1位  マインドコントロール 日本人を騙し続ける支配者の真実

 "二〇〇食分を一気に食べると人間は即死するそうだ。天然のものなら食べ過ぎで死ぬことはあり得ない。"という世迷い事で一世を風靡?ある意味、笑える本。。いや、嗤える本。というわけで、著者と一緒に飯を食うことになったら、私は500gのステーキと1リットルのビールを楽しむので、著者には10キロの肉と200リットルのビールを平らげて貰う予定。死なねぇんだろ!?(嘲笑)


 と、腹に据えかねたことを吐き出したところで、気を取り直して面白い本を!

10位  切ってはいけません! 日本人が知らない包茎の真実


切ってはいけません! 日本人が知らない包茎の真実切ってはいけません! 日本人が知らない包茎の真実
(2005/09/21)
石川 英二

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 ブクレコで存在を知った本。

 いきなりそれかよ!と思われるかもしれないが、意外な発見がある本というのはやっぱり魅力的。包皮にもきちんと機能があるなんて、進化の妙まで感じさせてくれる。良いですか皆さん、切ってはいけませんよ!仮性は虎よりも猛しなんですよ!(※真性は除く)


9位  ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物 & シロアリ――女王様、その手がありましたか!

ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)
(2012/04/19)
バート・ヘルドブラー、エドワード・O・ウィルソン 他

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シロアリ――女王様、その手がありましたか! (岩波科学ライブラリー 〈生きもの〉)シロアリ――女王様、その手がありましたか! (岩波科学ライブラリー 〈生きもの〉)
(2013/02/07)
松浦 健二

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 おいおい、ベストテンのテンは10の意味なんだぜ!?ええ、分かっては居るんですが、落とすに忍びなくて。。。

 ハキリアリは、巣で集めてきた葉を使ってキノコ農場を作るという面白い生き物。一方、シロアリはゴキブリの仲間。進化の過程は全然違うのに、社会性を持った昆虫という点で同じように高度に組織化された社会を作っているのが面白い。収斂進化の妙ですね。

『シロアリ』もブクレコで存在を知ったもの。皆様に感謝です。


8位  移り気な太陽―太陽活動と地球環境との関わり & 太陽に何が起きているか

移り気な太陽―太陽活動と地球環境との関わり移り気な太陽―太陽活動と地球環境との関わり
(2010/11/15)
桜井邦朋

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太陽に何が起きているか (文春新書)太陽に何が起きているか (文春新書)
(2013/01/20)
常田 佐久

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 おいおいおいおい、ベストテンって言うのはなぁ(以下略)。ほっといてくれ!(逆ギレ)

 太陽活動は、地球の今の姿を規定している。改めてその現実を教えてくれる本たち。パッチワークだらけの醜い姿となった二酸化炭素による地球温暖化論なんかと比べてその骨太さが面白い!太陽の宇宙線が外宇宙からの宇宙線から地球を守っている、その太陽の挙動が心配だ。


7位  理系の子―高校生科学オリンピックの青春

理系の子―高校生科学オリンピックの青春理系の子―高校生科学オリンピックの青春
(2012/03)
ジュディ ダットン

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 これもブクレコだ(笑)

 アメリカの高校生科学オリンピックに青春を賭けた人たちを描いたノンフィクション。アメリカの裾野の広さは本当に羨ましい。一方で、あの国は未だに進化論を教えられるのが嫌だから学校にいかせないというトチ狂った親がわんさかいるのも現実なのだよね。閑話休題、彼らがどうして科学オリンピックを目指していて、何を発見したか。若者の力は見くびれないよ、ホントに。感心しながら読んだ。


6位  「想定外」の罠―大震災と原発

「想定外」の罠―大震災と原発「想定外」の罠―大震災と原発
(2011/09)
柳田 邦男

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 原発事故の後で繰り返された"想定外"。実は、それらは想定外なんかじゃなかった。経済合理性だけが追求され、独り歩きした安全神話がもたらしたものが、福島の悲惨な事故だった。幸いにして、あの事故で大きな人的被害は生じ得ないことがハッキリしているが、それと事故そのものが許される許されないは別問題であろう。

 同じ過ちを繰り返さないためにも、著者のように深く技術に立脚した上での提言は是非活かして欲しい。そして、難しいことでも簡単に説明する著者の能力の高さに脱帽。


5位  カラー版 小惑星探査機はやぶさ ―「玉手箱」は開かれた

カラー版 小惑星探査機はやぶさ ―「玉手箱」は開かれた (中公新書)カラー版 小惑星探査機はやぶさ ―「玉手箱」は開かれた (中公新書)
(2010/12)
川口 淳一郎

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 小惑星探査機はやぶさの、苦難に満ちた旅路は、日本の技術力の高さを示すものだった。その軌跡を当事者が描く。冷静な技術解説の裏に熱い思いが込められているとつくづく感じさせられる。日本の宇宙開発に興味があるなら、この本は読まないと!という1冊。


4位  これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義

これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義
(2012/10/13)
ウォルター ルーウィン

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 日本風に言えば、一般教養の授業で行われる物理の授業を収めたもの。これは面白いですよ!難しい、分らないと敬遠されがちの物理学を、見て楽しい授業にする熱意と創意工夫に驚かされる。そうだよ!物理こそ、世界を解き明かすための手段なんだ!


3位  スリー・カップス・オブ・ティー

スリー・カップス・オブ・ティー (Sanctuary books)スリー・カップス・オブ・ティー (Sanctuary books)
(2010/03/25)
グレッグ・モーテンソン、デイヴィッド・オリバー・レーリン 他

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 下山途中に遭難しかけ、見ず知らずの現地人に救われたことが著者の人生を変えた!寒村に学校を建てるというプロジェクトにのめり込むようになった人物の自伝的ノンフィクション。本書を読むと、人の暖かさをつくづく感じる。どうしようもないほどのピンチに、すっと現れる支援者。まるでフィクションだが、そんな幸運を掴めたもの、著者の奮闘があったからだろう。心が温まる本。


2位  なぜシロクマは南極にいないのか: 生命進化と大陸移動説をつなぐ

なぜシロクマは南極にいないのか: 生命進化と大陸移動説をつなぐなぜシロクマは南極にいないのか: 生命進化と大陸移動説をつなぐ
(2011/08/22)
デニス・マッカーシー

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 シロクマは北極に、ペンギンは南極に別れて住んでいる。同じような環境なのだから、入れ替えても住めるはずだ。それなのに、何故こんなことに?その謎を進化論と大陸移動説を絡めて解き明かす。地球の動きも進化を語る上では外せないファクターだと思うのと同時に、生物の力強さと不思議さに魅せられる。


1位  孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生

孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)
(2012/11)
前野 ウルド浩太郎

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 この本は、心の底から面白かった!と言える。サバクトビバッタの蝗害を防ぐためにモーリタニアで研究を続ける著者が、それまでの研究を面白おかしく、しかも深いレベルで語るところが素晴らしい!対象にのめり込んで、仮説を立てて実験によって検証し、その結果によって仮説を修正する。科学の営みの楽しさ(と苦労)をこれでもかと示してくれる。背景ある膨大なデータに裏付けられた知を楽しく感じさせてくれる名著。未読の方は是非^^




 皆様も良い本に巡り会えたでしょうか?もし皆様が拙blogをきっかけに素敵な本と巡り会えたのでしたら望外の喜びです。多くの方にご訪問頂き、またコメントを頂けたことは更新の励みにもなりました。もしお時間がありましたら、来年もどうぞ宜しくお願い致します。


 それでは、来年が皆様にとって良い年になるよう願いつつ筆を置くことと致します。皆様、良いお年を。
雑記 | 2013/12/31(火) 18:00 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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2012年 私的ベストテン
 歳を取ると1年が経つのが早い。昨年のベストテンからあっという間に1年が過ぎてしまった。今年は120冊超の本が読めて、そして幸いなことに今年も良書に巡り会う事ができた。

 早速、2012年のベストを。


10位  ぼくと1ルピーの神様

ぼくと1ルピーの神様 (RHブックス・プラス)ぼくと1ルピーの神様 (RHブックス・プラス)
(2009/02/20)
ヴィカス スワラップ、ヴィカース スワループ 他

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 クイズミリオネアで全ての問題を解いた少年は、しかし賞金を得るどころか警察に捕まり、不正を糾弾される。そこから始まる物語は、少年の楽ではなかった人生を辿るものになる。インド社会が今も抱える暗さに光を当てながら、強く生きる少年の姿が格好良い。ちょっとしたご都合主義もあるけど、それも気にならない出来。映画化も頷ける。


9位  「反原発」の不都合な真実

「反原発」の不都合な真実 (新潮新書)「反原発」の不都合な真実 (新潮新書)
(2012/02/17)
藤沢 数希

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 震災に続く福島原発事故は、「原発安全神話を崩壊させた」等と言われることが多いが、本当だろうか?トータルとしてメリットとリスクを見ると、実は原発の害は他の発電方式と比べて圧倒的に優れている。その根底にあるのはエネルギー密度という物理。本書は、どれほど原発に代わる発電方式が原発と比べて"危険"で、しかも"高く付く"かを明らかにしている。

 原発は危険なこともあるという当然のことを、これまでは論じることすらできなかった。それこそが不幸の始まりだったと思う。だから、今後は原発をできる限り安全に運行するためには何が必要か?を論じていかなければならないだろう。電源車が給電できませんでした、なんてお粗末なことになったのも、大掛かりな訓練が出来なかったことが根底にあるだろうから。

※不幸にして生まれ育ち、愛着のある土地に住めなくなってしまった方がいらっしゃるのは事実で、行政の支援が今後も必要だとも思う。なので、そのために税金なりなんなりの負担が必要というなら応じるつもり。


8位  レッドムーン・ショック―スプートニクと宇宙時代のはじまり

レッドムーン・ショック―スプートニクと宇宙時代のはじまりレッドムーン・ショック―スプートニクと宇宙時代のはじまり
(2009/01)
マシュー ブレジンスキー

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 イギリス侵攻を企んだヒトラーは、バトル・オブ・ブリテンの敗北で野望を挫かれると、イギリスへ報復を遂げんと狙う。制空権のないドイツには、卓越した科学が、技術が必要だった。それを叶えたのが、かの天才フォン・ブラウン。ロンドンを襲ったV2から宇宙開発の歴史を説き起こし、スプートニク(赤(=ソ連)の衛星、レッド・ムーン)開発の経緯とその後の宇宙開発の歴史を語っている。宇宙開発史に興味が有る方には幾つもの発見と興奮があるだろう。


7位  生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
(2007/05/18)
福岡 伸一

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 前評判の高さを裏切らない傑作。周囲の人からは、まだ読んでなかったのかとの呆れ声が聞こえそうなのに読んでいなかったのは、ベストセラーに合わない自分の天邪鬼があったわけだが、いやあ、これは傑作です。生物とは何なのか?という究極的な問いを筆頭に、普段の生活ではなかなか考えないディープなことが簡単に説明されているのに脱帽。『プリオン説はほんとうか?』も面白かった。今後の著作活動にも注目したい。


6位  打ちのめされるようなすごい本

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)
(2009/05/08)
米原 万里

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 ご存じ、ロシア語の同時通訳者として活躍され、独自の視点と鋭い文章、シモネタをも織り交ぜて読者の心を掴んで離さない米原万里さんが亡くなられる直前まで読み続けた、素敵な本についてのレビュー集。時に笑え、時にホロリとさせられ、そして読書量に舌を巻く。

 読書家なら手に取るべきだけど、十分な時間とお金が無い人は読んではいけない本。読んでしまったばっかりに、読みたい本が次から次へと……。困ったものです。そして、この方を喪ってしまったのは本当に残念です。


5位  ヘッピリムシの屁―動植物の化学戦略 & ヤモリの指―生きもののスゴい能力から生まれたテクノロジー 

ヘッピリムシの屁―動植物の化学戦略ヘッピリムシの屁―動植物の化学戦略
(1997/09)
ウイリアム アゴスタ

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ヤモリの指―生きもののスゴい能力から生まれたテクノロジーヤモリの指―生きもののスゴい能力から生まれたテクノロジー
(2007/03)
ピーター フォーブズ

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 化学を学んだ私のこころの奥底にまで面白さを届けてくれるヘッピリムシの屁。生物現象は化学現象であるわけだけど、生物の化学の奥深さには本当に驚くばかり。こういう驚きを教えてくれる本、好きだなあ。

 『ヤモリの指』も同工異曲。こちらは、生物が生き残るためにミクロの世界へ織り込んだテクノロジーを教えてくれている。進化とは、本当に凄いものだ。


 どうしても10冊に絞るのは難しく、2冊併置となりました。優柔不断を嗤って下さい。。。
 


4位  累犯障害者

累犯障害者 (新潮文庫)累犯障害者 (新潮文庫)
(2009/03)
山本 譲司

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 面白い、というのとは違う。その現実の過酷さに圧倒された本。自分が今まで抱いていた、"障害者の犯罪"が如何にほんの僅かな面しか見ていなかったかを痛感した。新たな気づきに感謝したい。犯罪への対処のみならず、福祉に興味がある方にも是非読んで貰いたいと思わされた。


3位  歌う生物学

歌う生物学歌う生物学
(1993/05)
本川 達雄

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 なんで歌わなくちゃ行けないんだよと、タイトルに釣られて買ったのに積読してた俺の莫迦。迂闊にも気づかなかったがかの傑作『ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学』の著者の人ではないか。


2位  怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史 

怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史 (講談社学術文庫)怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史 (講談社学術文庫)
(2010/10/13)
鹿島 茂

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 ナポレオン三世は、ナポレオンの名を借りただけの無能なおっさん、というイメージを払拭した挙句に、この人物・この時代への関心を掻き立ててくれた。声を大にして言いたい。ナポレオン三世は只者ではない、恐るべき人物なのですよ、と。本当に面白い評伝にして歴史絵巻。鹿島茂さんには来年もお世話になることだろう。


1位  歴史は「べき乗則」で動く

歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
(2009/08/30)
マーク・ブキャナン

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 読み始めてすぐに今まで読まなかったことを後悔した一冊。歴史を法則で語るなんて無理だろ、という当方の勝手な思い込みは、ちょっとタイトルに騙されていたようだ。話題の広がりと以外な結論に目からウロコがポロポロ落ちる。知的好奇心の刺激と、様々な事象の間で見られる思いも寄らない類似性に圧倒されるのが楽しかった。
 




 完全自己満足のこのコーナー、今年出会った素晴らしい本の数々を思い返す絶好の機会になっています。皆様は如何でしたか?もし皆様が拙blogをきっかけに素敵な本と巡り会えたのでしたら望外の喜びです。

 多くの方にご訪問頂き、またコメントを頂けたことは更新の励みにもなりました。もしお時間がありましたら、来年もどうぞ宜しくお願い致します。

 また、今年からはブクレコに参加しました。基本的にはblogの記事の転送ではありますが、過去に読んだ分などはブクレコのみに投稿することもありますので、もし少しでも興味があれば参加してみては如何でしょうか。素晴らしいレビュアーが大勢いらっしゃるので、読みたい本がたまる問題もありますが。ついでに私のレビューで"イイネ"を押しまくってくれたら嬉しいです(笑)。

 それでは、来年が皆様にとって良い年になるよう願いつつ筆を置くことと致します。皆様、良いお年を。
雑記 | 2012/12/31(月) 20:00 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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光の道
 愛犬の散歩中、ふと空を見ると不思議な道があった。私の頭上に、周囲と比べてちょっと暗い影が走っていた。あたかも飛行機雲が明暗入れ替わったかのよう。

 光の道というよりも影の道という感じ。一体何事かと思って、橋まで行ったら美しい景色が広がっていた。

 雲が絶妙に太陽を隠しているため、雲の影が空を駆けていた。この光景に巡りあうのは夕方か明け方しかあり得ないわけで、夕焼けも美しい。

 不思議というか、珍しい光景。天体ショーというには規模が小さい(地球だけの話だからね)のだけど、レアな体験をした。ちょっと幸せな気分になる。

 ふと見ると、周りで他にも写真を撮っている人がいて、この滅多にない機会を楽しんでいた。

 残念なことにデジカメは持っていなかったので、携帯のしょぼいカメラで撮影。この後、太陽の位置が変わっていくに連れて影の形も刻々と姿を変えて行くのが楽しかった。

 たまにはゆっくり空を見上げる時間を作ろう。
雑記 | 2012/08/17(金) 00:36 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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