カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
プロフィール

Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
お勧めした本を面白いと思ってもらえると最高です。

BK1書評の鉄人31号。
鉄人


宣伝目的以外のあらゆるコメント、TBを歓迎します。

↓ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してください。


にほんブログ村 本ブログへ


kids goo弾かれサイトですので閲覧はご注意を。頭が悪いのが伝染する恐れがあります。
notforkids.jpg

FC2カウンター
最近の記事
Tree-Arcive
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
巡回先

にほんブログ村 本ブログへ



うちの子も元捨て犬です。今はすっかり我が家の一員。甘えるのは下手だけどとっても可愛い子です。

Skywriterさんの読書メーター

ブロとも申請フォーム
ブロとも一覧
ブログ内検索
RSSフィード
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 | --/--/--(--) --:-- | |

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1490冊目 売国奴
売国奴売国奴
(2007/10/12)
黄 文雄、呉 善花 他

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 この手の本は手に取らないようにしているのだが(なんとなれば、売国という行為についても私は価値中立であるからだ)、ブクレコで敬愛する式部太夫さんのレビューで高く評価されているのを拝見し、手に取った。

 一党独裁でネットにも厳しい制限をかける中国が情報統制を強いた国であることは分かっていたが、民主主義国家を自称する経済的には先進国である韓国でも事実上の言論統制が敷かれていることが明らかにされているのは重要だ。

 日本において、中国や韓国の愚かしい主張に与することは自由だ。本書でも弾劾されている通り、中国には媚びへつらうのに安全な日本では民主主義が大切だと声高に主張する大江健三郎の醜態を見ても分かろう。そんなに民主主義を大切だと思うなら、むしろそれを弾圧する中国で毅然として述べれば良いのに。文革や大躍進で6000万人以上の死者を強要した毛沢東を避難すれば良いのに。

 だが、韓国ですら、日本の統治を正当に評価しようとする人は投獄される。所謂歴史問題においても、日本の主張を是とすると逮捕される。あるいは、ネットでは圧力をかけられて沈黙を余儀なくされる。それが民主国家を自称するとは笑止だ。

 こうした、中韓のデタラメを指摘するのに、中国人や韓国人ほど適した人は居ないだろう。なにせ、彼らは皮膚感覚で自国の異常さを知っているのだから。

 主に中国で民主化運動に取り組んでいた石平氏、米国に渡るための足がかりとして来日して日本にすっかり馴染んだ呉善花氏の2人から、台湾人の黄文雄氏が意見を引き出す形で鼎談を行っているのが本書。彼らが国家・民族・歴史・文化・日本・反日について、日本と中韓・台湾における状況を語り合っている。

 日本への恨みが国是になっているという韓国。この国は、日本側の戦略からすれば、どうあっても地政学的に大陸からの防波堤になってもらわなければならないと思うのだが、反日どころか侮日が幼少時から刷り込まれているとなると、呆れるのを通り越してウンザリする気持ちを抑えられない。

 従軍慰安婦を認めろ等と言うが、韓国人の女衒が暗躍した証拠はあっても日本軍の強制連行の証拠は全く存在しない。そりゃあ、放っておいたら女衒が勝手にかき集めてくるものを軍隊を出す意味など無いのだから当然だろう。日本国内だって苦しくて娘を身売りする家が幾らでもあった。同じ日本だった半島で状況が同じであっても不思議はない。

 慰安婦については秦郁彦さんの労作『慰安婦と戦場の性』が詳しいので是非読んでいただきたいが、韓国はまず日本がこの問題で悪かったことを認めなければその先の話など出来ない、という。それは、どう言い繕っても学問の姿勢ではない。教会が正しいと認めないなら焚刑だという二分法に等しく、唱える側の愚かさを露呈するだけ。

 他にも、日本では原初的なアニミズムがあって、唯一の天を奉じてきた韓国からすると、儒教倫理の観点からも蔑視の対象になるというのは驚きだった。儒教なんて言ったって、論語も読んでないくせに。私も適当にしか読んでいないが、儒教を信じているわけではないので問題なし。あ、法治主義者なので韓非子は全部読みました。

 中国でも韓国でも騙されたものが悪いという価値観が有り、韓国はその影響か窃盗より詐欺が多いという世界的にも珍しい国というのは失笑するしか無い。

 本書を読むと中韓には本当に問題が山積みで、容易なことではまっとうな付き合いなどできないと思わされる。為政者は毅然としてこの嘘つき国家どもと対して欲しいものだ。


関連書籍:
慰安婦と戦場の性 (新潮選書)慰安婦と戦場の性 (新潮選書)
(1999/06)
秦 郁彦

商品詳細を見る

スポンサーサイト
評論 | 2014/07/17(木) 19:36 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1133冊目 最後の理性―戦争は倫理的な行為である

最後の理性―戦争は倫理的な行為である最後の理性―戦争は倫理的な行為である
(2000/03)
潮 匡人

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 戦争が倫理的?そんな莫迦なと思って読んでみた。結果、少なくとも戦争が倫理的であると筋道建てて説明してはいないとしか思えなかった。

 日本が平和を享受できているのは憲法解釈は捨ておくとして、国軍たる自衛隊と、その庇護者たる米軍の力によるものであることは間違いのない事実である。しかし、その自衛隊への風当たりは目も当てられない程に酷いものであるとの著者の指摘には、頷かざるをえない。

 例えば北朝鮮の工作船の事件。あの時、自衛官はほぼ丸腰で軍隊規模の武装をしているであろう存在と対峙せざるを得なかった。交戦規定すら整っていなかったためだ。これはPKOの時にも問題となった。幸い、今では状況が変わっているようだが。

 専守防衛という思想にがんじがらめにされて、自衛官をも守れないシステムはおかしい。彼らが職務を遂行するにあたって、被害を最小化するために様々な手段を打つべきなのは当然だし、そう指摘する著者の言には賛同しかできない。法律面や装備面での整備を進めるには理性が必要であるのは論を俟たない。

 一方で、では戦争が倫理的かというと、そうではあるまい。戦争に備えないことで非倫理的な結果をもたらす可能性はあるが、戦争になどならないのが最善に決まっている。孫子の指摘する通り、戦わずして相手を挫かせることが最善であろう。その背後に軍事的なプレゼンスがあるのは当然のこととして。

 その辺りの考察が一足飛び過ぎて残念だった。田中角栄の一連の事件についてもあたかも陰謀論に与するような態度であることも評価を下げる。

 古い本なので、扱うネタが北の工作船やオウム信者の入居拒否等、古い感じがするのは否めない。しかし、国の姿がどうあるべきかを考えるのには、著者の立場に賛成だろうと反対だろうと良いきっかけにはなると思う。読みながら色々と考えさせられたのは良かった。



 それにしても、帯の石川好による推薦文には吃驚した。曰く、"民主主義を真に実践している国は戦争に負けない。なぜなら、よき民主主義国家とは国軍を正しく使う技術を持ち、これを尊敬する国民によって成立しているからだ"。んな阿呆な。寝言は寝てから言え。では、ベトナム戦争で勝者となった北ベトナムは民主主義を実践していたのか?アメリカは国軍を尊敬しない国民から成り立ってるのか?

 指摘しても、どうせ"真の民主主義を実践してない"とかなんとかゴネるのだろうが、だったら民主主義の定義なんていらない。戦争に買った方に"真の民主主義"の名を冠してやれば良い。この手の一見意外性がありそうで、その実は何も言っていない虚しい文章を書かせるなよ、編集。
評論 | 2013/01/17(木) 22:24 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1083冊目 グロテスクな教養

グロテスクな教養 (ちくま新書(539))グロテスクな教養 (ちくま新書(539))
(2005/06/06)
高田 里惠子

商品詳細を見る


評価:☆


 教養とは、「どう生きるか」を巡るものだ、との言があるらしい。確かに言い得て妙である。倉廩満ちて礼節を知り、衣食足りて栄辱を知ると春秋時代の名宰相、管中が述べているのと同じことであろう。つまり、食って寝て(究極的には食料を得るために)働くという、生きるに必要なこと以外の行き方を問うているのが教養である。

 であれば、教養は本来ならグロテスクなものではない。今を生きる全ての者に必要なものだ。文明化した現代に生きる我々だからこそ享受できる幸運ではあろうが。

 そして、著者も教養全般については必要だと述べる。では何が問題かというと、ここで批判されているのは、教養そのものではない。ハッキリ言ってしまえば、老人の懐古趣味に現れる時代、即ち旧制高校がその中心となっている。

 老人が懐旧しないで誰がやるのかと思えば、旧制高校の時代をただ懐かしむ人々の言説に腹をたてるのは大人気ない。エリート意識がどうたらと批判されているが、あの時代は仲間を見つけて群れて議論を戦わせ合うものだし。

 もう一つは、教養を持つと自称する者が陥りがちな、教養を持たない(と勝手に思う者)に対する上から目線の嫌らしさだ。こちらは、ええと、ちょっと耳が痛いです。これについては教養の嫌らしさはあるのは事実だろう。

 つらつらと本書を眺めはしたが、上記の多少の嫌らしさは分からないではないものの、どうにもグロテスクという強い表現が適しているように思えなかった。方々から論拠を持ってきて難癖を付けているだけのように見えて、著者の言に説得力が感じられなかった。評論の悪いところが出ていると思われてならず、ちょっと残念。
評論 | 2012/09/18(火) 22:18 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

1075冊目 危機管理最前線
危機管理最前線 (文春文庫)危機管理最前線 (文春文庫)
(2007/06)
佐々 淳行

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


あさま山荘事件で広報担当幕僚長を務め、後に三重県警察本部長や衛施設庁長官を歴任した人物である。本書はその著者が『諸君!』で連載していた”インテリジェンス・アイ”を集めている。その性格から、かなり雑多な話になっているため、統一感はやや損なわれている一方、一話ごとのページ数が少ないので読みやすい利点がある。

 本書を貫いているのは、日本の安全への危機感となんとかしなければという責任感。

 話題は広く、国会での論戦、少年犯罪、PKO活動、イラク戦争、議員の汚職事件等、実に幅広い。


 警察組織に身を置いてきた者ならではの視点が感じられることが多い。即ち、秩序維持に向けた意見が中心を占めている。そういう点では、警察がどう考えているのかを知るには向いているかもしれない。中には身につまされるものもあるし、著者の指摘をもっともと思うところもある。

 しかし、少年犯罪を凶悪化・低年齢化しているように描いているところは如何なものか。google先生に「少年犯罪&凶悪化」を尋ねると、まっさきに挙がるのがその”定説”に疑問符を突きつけるもの。そうした懐疑的な視点を与えてくれるサイトの一つ少年犯罪は凶悪化しているかで批判されている、凶悪化を言い立てて取り締まりの強化や管理強化をすればいいという立場が著者。

 まず、低年齢化や凶悪化、理解できない犯罪の多発という方向に持って行こうというのは、単に不安に付け込んでいるだけの、感情的な意見に過ぎない。実際には少年犯罪は激減している。凶悪化もしていない。

 巷間囁かれる検挙率の低下も、「検挙率が下がっているから本当は犯罪が増えている」という神話という見方が正しいのであろう。

 しかし、著者はこうしたことには不勉強だ。むしろ、感覚的な物言いで、治安回復などを叫んでいる。それは警察の規模を拡大するので自分の元職場に有利にできるかもしれないが、誤った前提に基いてやるようなことじゃないだろう。個人的には警官は増員して良いと思ってるのだが、粗雑で事実誤認に基づいた暴論に与することは出来ない。

 面白い視点・話題も多いが、鵜呑みにするのはかなり危険と思わされた。

 尚、興味を持たれた方へは、ご本人のウェブサイトを訪問されることをお勧めします。


関連書籍:
反社会学講座 (ちくま文庫)反社会学講座 (ちくま文庫)
(2007/07)
パオロ マッツァリーノ

商品詳細を見る

 少年犯罪についてはこちらの方が遥かに現実に即しており、参考になる。ついでに読んで面白いので、本書よりむしろこちらをおすすめしたいくらい(笑)
評論 | 2012/08/15(水) 23:51 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

964冊目 評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 上巻
評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 上巻 (KCピ-ス)評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 上巻 (KCピ-ス)
(2006/12/07)
皆川 ゆか

商品詳細を見る


評価:☆☆☆


 私と同年代の男の大半は、ガンダムという響きに懐かしいものを感じるのではないだろうか。私自身はファーストガンダムしか見ていないし、それもそう熱心だった記憶もないのだが、それでもやはりガンダムと聞くと郷愁を感じてならない。

 何故か。(精神年齢的に)坊やだからさ。
 
 不人気で打ち切られたアニメが数十年後にまで語られ続けるのは、恐らくは時代を先取りしすぎていたためだろう。まだアニメの主要な視聴者が子供だった時期に、登場人物は死にまくる、ニュータイプだの独立戦争だのといった観念的な話題が多い、主人公はウジウジしている、変なマスクを被ってると、子供にはウケないことばかりではないか。いや、最後のは別に良いか。

 その一方で、魅力もある。物語にしっかりした骨子があることはその一つだろうが、やはりなんといっても、敵役であるシャア・アズナブルという人物に負う所が多いのではなかろうか。ザビ家への復讐、次の社会のありかたを考えるリーダーとしての面、有能な兵士であり指揮官、そうでありながらニュータイプとしては一流になれなかった悲劇。

 そんなシャアだから、語るべきことが多いのだろう。

 本書では、あらゆる視点からシャアを語っている。ボリュームと深掘りの加減は、一昔流行った謎本を遙かに凌駕していると感じられた。シャアを通して見ることで、改めて1年戦争の様々な麺を知ることができた感じだ。安彦良和さんの『ガンダム the ORIGIN』のオリジナルを交え、かつ整合性を取った物語も魅力だが、こちらは本家アニメに従っているところが特長か。

 私にとっての問題は、シャアが活躍するのはファーストガンダムだけではないということ。従って、1年戦争終結後のことをどれだけアツく語られてもわからないのだった。それはともかく、ニワカが通り一遍のことを語るというのとは一線を画しているので、ガンダムファンには嬉しい一冊ではなかろうか。



関連書籍:
機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース)機動戦士ガンダム THE ORIGIN (1) (角川コミックス・エース)
(2002/06/01)
安彦 良和、矢立 肇 他

商品詳細を見る


トニーたけざきのガンダム漫画 (角川コミックス・エース)トニーたけざきのガンダム漫画 (角川コミックス・エース)
(2004/03)
トニーたけざき、矢立 肇 他

商品詳細を見る

評論 | 2011/09/01(木) 23:17 | Trackback:(0) | Comments:(0)

献本サイト レビュープラス

ランキングに参加しています。面白いと思ったら押してくださいませ。
(ランキングサイトが立ち上がります。不快でしたら無視して下さい)
にほんブログ村 本ブログへ

次へ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。