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Skywriter

Author:Skywriter
あまり一般受けしない本ばかりが好きと言う難儀な管理人です。
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1568冊目 理系あるある
理系あるある (幻冬舎新書)理系あるある (幻冬舎新書)
(2014/05/30)
小谷 太郎

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 理系っぽいと言われてしまう特長がある。それが正しく理系の男女を表すものではなくとも、ああ、それって如何にも理系っぽいよね、と思われてしまうような。恐らく、ごく一部の偏った人が発揮してしまったおかしな行為や発言が、理系全般に当てはめられているのであろう。そうした偏った人々は、私たち一般的な理系人に謝るべきである。

 本書はそんな理系あるあるネタを集めたものである。のっけから、"4桁の数字を見ると10を作りたくなる"で、ああ、やるよね、それはと共感。理系じゃなくてもやることだよね。ワタクシも運転中、対向車のナンバーでやってます。8115はひと通りしかないというので考えてみたが、敗北。悔しい。解法が気になる人は読んでくださいね~(鬼)

 次、"素数にでくわすと喜ぶ"も、人類に普遍的な愉しみであるわけだけど、強いて言えば理系っぽいと言えなくも無さそうだ。嬉しいでしょ?皆さん?"1000mgの表示に「1gだろ」と突っ込む"は少々理系っぽいかも。タ☓リン1000mgと誇らしげなCMが流れた時、周りの人たちは皆突っ込んでた。"標本の少ないアンケート結果を冷笑する"は、この情報化社会(死語)に生きるには必須の技能です。

 この見出しが楽しい上に、中身もしっかりしているところが嬉しいところ。例えば、標本については有意か有意ではないか、標準偏差、統計的に意味のあるNの設定方法なんかがさらっと述べられている。"地震が起きると震源までの距離を計算してしまう"では大雑把な計算方法(初期微動を感じてから本震が来るまでの秒数×8km)があるので役に立つだろう。

 花火を見れば炎色反応を思い、酒を飲むときには共洗いをし、周期表にはついつい魅入ってしまう。救急車のサイレンを聞けばドップラー効果だと思うし、ブレーキがかかると慣性の法則に思いを馳せる。おまけに疑似科学に厳しいというのまであって、意外なことに当て嵌まる項目多数である。鬱陶しいなあ、こいつら(←自覚なし)。

 こうしたあるあるを、しっかり科学ネタを語りながらやってくれるので、科学ファンも楽しめる。表現もユーモラスで、ついつい笑ってしまうほどなので、人前では読まないほうが良いかもしれない。

 勿論、本書はステロタイプな見方を助長するものではない。それでも、鬱陶しくも愛すべき理系びとの姿の一端を垣間見せてくれることは間違いないと思う。肩の力を抜いて、ちょっと覗いてみてください^^
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科学者 | 2014/11/07(金) 19:24 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1505冊目 うなドン 南の楽園にょろり旅
うなドン 南の楽園にょろり旅 (講談社文庫)うなドン 南の楽園にょろり旅 (講談社文庫)
(2013/07/12)
青山 潤

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評価:☆☆


 旬な話題のうなぎについて、研究者が苦労談を交えて語るなら面白いに違いない!と期待を込めて読み始めた本。青年海外協力隊で一度社会に出た著者が、再び大学に戻ってうなぎ研究に取り組む。うむ、幸先良いスタートじゃ。

 そう思いながら読み進めていく。確かに、面白いシーンはある。特に、外国で言葉もろくに通じない人々の協力を得ながらうなぎを捕まえようとするあたりは。しかし、全体としてみると、どうにも面白く無いのである。

 どうして面白く無いのだろうかと考えてみた私なりの結論は、ここには破天荒な冒険の面白さ的な側面はあっても、膨大な知識であるとか、新たに切り開いた知というものが無いためであると思い至った。

 例えば、『そして、奇跡は起こった!―シャクルトン隊、全員生還』のように優れたリーダーシップが絶体絶命の危機を救うようなことは起こらないし、『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』のように過去に起こった悲劇があるわけでもない。そして『孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生』のように、研究の結果明らかになった意外な事実があるわけでもないし、研究過程の面白さがあるわけでもない。

 莫迦な大学生のやっていること、というならまだ良かったのだけど、研究者がやっていると思うとちょっと寂しくなる。せっかくなのだから、うなぎを捕らえる旅だけではなく、日本に戻ってからの研究等で得られた最新知識を盛り込んでくれればよかったのだ。全体的に、とても残念な仕上がり。

 ただ、学生同士の軽いノリは充満しているし、逆に難しいことは全く書かれていないため、軽い読み物を求めている方には絶好かも知れない。
科学者 | 2014/08/07(木) 22:55 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1292冊目 フーコーの振り子―科学を勝利に導いた世紀の大実験
フーコーの振り子―科学を勝利に導いた世紀の大実験フーコーの振り子―科学を勝利に導いた世紀の大実験
(2005/10)
アミール・D. アクゼル

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評価:☆☆☆☆


 かのガリレオ・ガリレイは宗教裁判にかけられ、地球の周りを太陽が回っているという教会が認める概念を受け入れざるをえない立場に追いやられた。その無念さを慮った人が、ガリレオが「それでも地球は回っている」と呟いたという話を作り上げたのは無理もないことであろう。だが、それでもジョルダーノ・ブルーノよりはマシだと言わねばならない。なにせ、彼は異端の罪で生きながら焼かれたのである。

 地球が太陽の周りを回っているという事実が世に受け入れられるようになるまで、多くの苦痛があったのだ。何故か?それは、地球が回っているという確たる証拠が存在しなかったからだ。は精々、他の惑星の謎めいた逆行からの推論が正しさへの道につながっていた。そう。かの有名な、フーコーの振り子の実験までは。

 本書は、地球の自転を鮮やかに示したフーコーの生涯に迫るノンフィクションである。物語は振り子を作り上げるところから始まり、時を遡る形で過去のフーコーの研究と、その後の生涯を描く。

 驚くべきなのは、フーコーが実に多彩な才能を発揮していたこと。写真術や通信でも多大な功績を上げていたとは知らなかった。

 それなのに、彼は不遇だった。それは、彼が科学の専門家として認められていなかったからだ。その偉大な功績を思えば、科学界が示した度量の狭さには呆れるばかりである。彼らの姿は真理の探究者等ではなく、既得権益にしがみつく排他的な特権階級のそれに見える。皮肉なことに、元々は彼らが教会に独占されていた知を人の手に取り戻す原動力なった、言わば反動的な存在だったというのに。

 ともあれ、フーコーの活躍は、人々が持つ宇宙へのイメージを永久に変えることに成功した。そのことに興味を持つ1人の人物が、フーコーの不遇な生涯を一変させる。その人物こそ怪帝・ナポレオン3世である(彼に関しては鹿島茂さんによる素晴らしい評伝『怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史』を強くお勧めします)。

 画期的な実験、不遇からの起死回生の抜擢、そして速すぎる死。どれもドラマチックで、とても面白い評伝になっている。しかも、科学関係の本では定評のあるアミール・D・アクゼルさんが著者なので、調べは十分。子午線計測(こちらに関しては『万物の尺度を求めて―メートル法を定めた子午線大計測』がお勧め)等の脇道にそれながら知の世界を広げてくれるのが素晴らしい。

 科学史や天文学史に興味が有る方にはお勧めです。

関連書籍:
怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史 (講談社学術文庫)怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史 (講談社学術文庫)
(2010/10/13)
鹿島 茂

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万物の尺度を求めて―メートル法を定めた子午線大計測万物の尺度を求めて―メートル法を定めた子午線大計測
(2006/03/23)
ケン オールダー

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科学者 | 2013/10/24(木) 19:40 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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1003冊目 なぜ貝の化石が山頂に?―地球に歴史を与えた男ニコラウス・ステノ

なぜ貝の化石が山頂に?―地球に歴史を与えた男ニコラウス・ステノなぜ貝の化石が山頂に?―地球に歴史を与えた男ニコラウス・ステノ
(2005/08)
アラン カトラー

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評価:☆☆☆


 タイトルの疑問に答えられない人はむしろ少数派であろう。遥か昔は海底だった地が、プレートの動きや海水面の下降で地上に現れたために海生生物の化石が地上で見つかるためだ。中学程度の理科の知識があれば答えられること。

 しかし、この知識が常識となったのは、そんなに遠い過去のことではない。ジェームズ・アッシャーによる、地球の年齢はおよそ6000年とする推定がまかり通っていたのは、そう遠い過去の話ではない。

 地球の年齢を数千年と信じる人々は、化石はどのようにしてできたと想像したのか。一つは、化石は生物そっくりに見えるが、あれは意思が自然に形成されたものだ、とする立場。化石は土中で化石として生まれてある程度の大きさに育つ、とされたのだ。自然発生説がまだ説得力を持っていた時代では無理のない話かもしれない。

 もう一つは、ノアの洪水である。地上のほとんど全てが水没したというかの伝説が正しければ、山頂に貝の化石があってもおかしくないではないか?

 地球の正しい年齢を推測できるようになるために、偉大な発見が幾つも必要だった。その一つを成し遂げたのが、本書の主人公であるニコラウス・ステノ。後の世に地質学と呼ばれることになる分野に大きな貢献を成した人物である。

 本書はステノの生涯を丁寧に追っている。解剖学者としての活躍、それが一転、地球の歴史に科学の光を当てることになる一連の活動、そして晩年の宗教へ没入する様。どれも互いに結びつかないようでありながら、敬虔なキリスト教徒としての立場が根底にあることを感じさせる。皮肉なのは、ステノが想定していたであろう、神による世界の創造は無かったことを地質学が明らかにしていったことだろうが。

 以前に紹介した、『世界を変えた地図 ウィリアム・スミスと地質学の誕生』では、示準化石を元に地層の年代特定法を編み出したウィリアム・スミスが活躍したが、ステノはその100年以上前に活躍したことを思えば、その研究が先駆的であったことが良く分かるだろう。

 先駆者であるが故の困難に打ち勝って、ステノがどのように貝の化石が山頂に見られるのかという疑問へ正しい答えを出すところは歴史小説のような感じがした。最終的に宗教に没頭してしまったのは科学界には大きな損失に思われてならなかったが、ステノが拓いた道を後進が広げてきたお陰で今の知見があると思うと、その価値は高いと思う。


関連書籍:

世界を変えた地図 ウィリアム・スミスと地質学の誕生世界を変えた地図 ウィリアム・スミスと地質学の誕生
(2004/07/21)
サイモン・ウィンチェスター

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科学者 | 2012/01/19(木) 22:10 | Trackback:(0) | Comments:(0)

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941冊目 幽霊を捕まえようとした科学者たち
幽霊を捕まえようとした科学者たち幽霊を捕まえようとした科学者たち
(2007/05)
デボラ ブラム

商品詳細を見る


評価:☆☆☆☆


 幽霊と科学者。なんとも結びつきにくい単語である。まっとうな科学者たる物、そのようなオカルトに手を出すべきではない。そんな想いが強いからであろう。

 勿論、科学者が一方的にオカルト事象を排斥してきたわけではない。少しでも調べれば、この分野には数多の胡散臭いペテン師、詐欺師が跋扈してきたことが知れよう。”とんでもない主張にはとんでもない証拠が必要”という故カール・セーガンの金言は今も活きていると言っていいだろう。

 しかし、勇を鼓して、あるいは蛮勇を奮って、オカルトと言われる分野の解明に取り組んだ科学者もいる。本書は、そんな科学者たちの姿を追っている。

 正直、本書のタイトルを見たときには、幽霊の存在を信じたい(その想い自体は決して非科学的なものではない)科学者が、オカルトに手を染めたのではないか、思っていた。しかし、本書を読めば、そんな考えは甘かったことが分かる。

 彼らは心霊現象研究協会を組織し、霊の世界を探る探求に乗り出す。そのうちの一人であるリチャード・ホジソンは、懐疑的な研究者であり、当時本物の霊媒と騒がれたブラヴァツキー夫人のトリックを暴く等、オカルトハンターとしてその辣腕を振るった。

 しかし、彼らの前に、”本物の霊媒”が現れる。遂にホジソンまで、その力を認めざるを得なくなる。

 本書には、その経緯が詳述されている。どのようにして霊の研究が行われたか。彼らがどれだけ真面目にトリックが入り込む隙を潰そうと努力したか。これらを知れば、彼らがお目出度いビリーバーに過ぎないとは言えないことが分かるだろう。奇怪な現象の数々には正直驚かされる。

 その一方で、コールドリーディングのような技術については触れられていない。つまり、彼らの出した結論を、そのまま受け入れることはできないということでもある。

 私自身、本書を読んでも、死後の世界など存在しない、という従来の考えが覆されるには至らなかった。簡単な話で、霊の存在を示す証拠なるものは、千年一日の如くに霊媒の力を借りるしかない。仮に死後に霊となるということが客観的事実として存在するのであれば、霊の証拠(霊の波動でも、霊の物質的背景でも)は捉えられるはずだ。

 100年ちょっと前の物理学を考えてみて欲しい。当時は、物理定数を細かく計測する以上に残された仕事は無いと真剣に思われていた。そんな思い込みは、相対性理論と量子力学の登場によって木っ端微塵に打ち砕かれた。新たな素粒子や場の研究は飛躍的に進んでいる。

 翻って霊の世界を見てみよう。進歩は?何も無い。あるのはただ、手品師が再現できることばかりだ。これはおかしいと思わざるをえない。従って、まだまだ研究する余地があることについては認めないわけではないkが、到底事実とは考えられないというところ。

 それでも本書が面白いのは、大物が何人も顔を出すところだろう。マーク・トウェイン、アルフレッド・ラッセル・ウォレス、キュリー夫人やレイリー卿、(ちょっとお目出度い)コナン・ドイル等々。彼らの活躍を見ながら、霊の世界を探ろうとした過去の営みを眺めるのはそれなりに楽しかったことを告白しよう。

 方法論が悲しいほどに今と変りないことが、本当に残念。霊があるというなら、それを客観的に示せるような何かをだして欲しいと思わずに居られなかった。
科学者 | 2011/06/09(木) 23:29 | Trackback:(0) | Comments:(2)

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